はむねっと4周年 賛同メッセージ

※メッセージをお寄せいただいたみなさま、ありがとうございました。
公表可のメッセージを下記で紹介させていただきます。

◆朝霞学校ユニオン
 埼玉県朝霞市の小中学校で働く労働者が加入できる職員団体です。学校には給与を埼玉県が負担する教員・事務職員と朝霞市が雇用する会計年度任用職員の人たちがいます。組合では、以前、市費職員の一時金カット反対闘争を行ったことがあります。
 朝霞市教育委員会との団体交渉では教員や県費事務職員の課題よりも直接の雇用者である
市費会計年度任用職員の要求に時間をかけます。最近の課題は、①短時間職員にも賃金に経験加算を!②全会計年度任用職員に期末・勤勉手当の支給を!③時間外勤務をした場合は時間賃金の支給を!取り組んでしますが、③以外は成果がでておりません。
 どの女性労働者・男性労働者も、会計年度任用職員も臨時的任用職員も正規職員も納得できる平等な労働環境を共につくっていきましょう。.
 国際女性デーに寄せて、3月8日朝、メッセージを送ります。

◆全統一千葉市非常勤職員組合
はむねっとの皆さま、いつもありがとうございます。幅広く現場の声を聞ける貴重な機会なので、今回も会場参加予定です。課題への取組みなど勉強させていただきます。

◆連帯労働者組合板橋区パート
はむネットの精力的な活動に励まされます。私たちは23日に北部共闘春季集会開催のため今回参加できません。私たちは児童館への指定管理制度導入で、会計年度任用職員の雇用が脅かせれる事態のに直面してます。春季集会では「委託・指定管理の下で雇用と雇用と生活とを確保するか」を取り上げます。雇用確保に向けて頑張ります。これからも皆さんと力を合わせて矛盾だらけの会計年度任用職員制度の廃止を目指して取り組みたいと思います。

◆愛労連 議長 西尾美沙子
はむねっと4周年おめでとうございます。
国際女性デーの前の3月7日、「3.8国際女性デー」非正規公務員制度は「ジェンダーギャップの象徴」、「ジェンダー差別」「非正規差別」の改善を求める・愛労連記者会見を行いました。非正規公務員の差別是正・処遇改善を全力ですすめてこられた「はむねっと」のみなさまに、心より敬意と感謝を申し上げます。この記者会見は、「はむねっと」からもご報告をいただき、助言・支援をいただきました。ありがとうございます。
名古屋市立保育園ではたらく1200人のいっせい雇い止め問題は、団体交渉をはじめ、当事者が繰り返し記者会見を行い、おかしいことには、おかしいと声をあげ続け、採用の枠を大幅に広げることができました。しかし上限回数によって公募を行い、雇い止め、もしくは雇い止めの危機におとしいれている、国・自治体は相当に罪深いものです。
 ジェンダー不平等、男女の賃金格差を助長する、非正規公務員制度は改められるべきです。安定して働けることは労働の大前提です。多くの女性たちを苦しめる制度の改善はまったなしです。
声をあげた声が、制度を変える大きな力になることを確信しています。社会に不可欠な公務ではたらく仲間の一人ひとりが尊厳をもって働き続けられるように、立ち上がる仲間と、「はむねっと」のみなさんと共に連帯してたたかいます。

◆名古屋市職員労働組合
窓口業務等、住民の一番近くで自治体業務を行う半数ほどが非正規職員、会計年度任用職員です。そして住民のいのち・くらしを守る担い手です。5年目の公募が行われ、職場に不安と混乱がおきています。雇用が守られ賃金・処遇が仕事に見合ったものになるよう、皆さんと連帯し声を上げ続けていきたいと思います。ともに頑張りましょう!

◆あいち非正規公務員オータムミーティング実行委員会
「はむねっと」の調査・研究活動に敬意を表します。わたしたちは「あいち非正規公務員オータムミーティング2024」を開催するために起ち上げた組織です。名古屋国際会議場での集会も貴団体の協力を得て、無事成功させることができました。心より感謝申し上げます。名古屋市長選挙に際しても、共同で立候補者に対する「会計年度任用職員制度に関する公開質問状」にとりくみました。有権者に対しそれぞれの候補者のジェンダーや公共に対する意識を図るモノサシを提供することができました。今年は「女性差別撤廃条約」の批准から40年の節目の年です。あらためて次期ミーティングの開催に向け始動する予定です。引き続き、わたしたちはあらゆる場面を通して貴団体と連帯していきます。

◆全国学校事務労働組合連絡会議(全学労連)
公立学校事務職員の労働組合のネットワークです。はむねっとの活動、いつも応援していますし、「非正規公務」の問題は私たち全学労連の課題でもあると思っています。
 学校現場にも短時間勤務の会計年度任用職員が増加しています。今、教員と事務職員以外の職の労働者はほぼ会計年度任用職員を始めとする「非正規」職員。教員・事務にもフルタイムで働く臨時的任用・任期付き職員、そして時間講師等会計年度任用職員も多く、その人たちが学校現場を支えています。短時間で働く人のほとんどが女性で、最低賃金並みの賃金で働いています。それぞれの職種の方が一人ないし少数であり、分断されている状況があります。学校事務職員として働く私たちは、全体を見渡せる立場であり、労働組合として、職場の中に連帯を作り出したいと思っています。また、事務職員の中にも有期雇用(臨時的任用等)で働いている人も多く、5年、10年と長く働きながら雇用不安を抱えています。その問題も含めて取り組み、誰にとっても働きやすい公平・公正な職場を作っていきます。ともに!

◆学校事務職員労働組合神奈川(がくろう神奈川)
総務省の通知を受け、会計年度職員の任用のあり方そのものの見直しに向けて大きく動き出しましたね。神奈川県内でも相模原市をはじめいくつかの自治体で、この4月から再度の任用の回数制限が撤廃されました。やった〜!が、横浜市、川崎市という大きな市は現状通り(5年限度)で動きが鈍い。もちろん「会計年度任用」という制度のあり方そのものが問題ではあるけれど、国ー総務省の動きは、一人の人が長期にわたって働いている、その「現実」を踏まえたものだと思います。はむねっとのみなさんをはじめ、当事者の人たちが声を上げたその成果ですね。
がくろう神奈川の課題としては、学校職場に2割もいるフルタイムの臨時的任用事務職員の雇用継続の確保があります。先日、川崎市役所前でアピール行動を取り組みました。雇用と賃金と権利ー不安定な労働条件を安定的なものへー「動き出した一歩を、さらにつなげる一歩へ」、わたしたちもいっしょに闘っていきます!がんばりましょう。

◆布川昌美(朝霞学校ユニオン)
はむねっとの活躍、感謝しております。 
年々学校現場に短時間勤務の会計年度任用職員が増加しています。私の職場(中規模中学校)でも20人おります(常勤職員32人)。ほとんどは女性です。ほとんど最低賃金で働いている労働者、年間平均すると週単位労働時間が足りないために期末・勤勉手当が支給されない労働者もいます。最近の話題は、「130万円の壁」です。年間予定収入額1,301,000円だったため、配偶者の職場から1年間さかのぼって扶養手当・所得税・.健康保険料の返納をもとめられた労働者もいました。
 また、「130万円の壁」のため、手取りが少なくなっても働き続ける労働者、一方来年度の継続雇用を断念している労働者もいます。他のかたのメッセージにもあるように一人ひとりが自立して働ける社会を目指すべきだとおもいます。 扶養するされる関係はともすると家庭内での従属関係をつくってしまいます。
 また、会計年度任用職員制度は職場内での上下関係をつくり、会計年度職員はもちろん 、常勤職員にとっても働きづらい職場となっていく可能性も大きいです。様々な会計年度任用職員・女性労働者そしてすべての労働者が働きやすい労働環境を共につくっていきましょう!

◆鶴丸周一郎(名古屋ふれあいユニオン)
はむねっとの継続的な活動に連帯します。
現場で働く労働者を守らないように、守らないようにとその権利を削ぎ落とす会計年度任用職員制度。クビ切りが容易になるわけですから、労働者を経験や知識が蓄積されることがない単なる道具とみなせば、使い勝手がよい制度なのでしょう。しかし、これを許せば公共サービスの質は下がり、社会全体に影響を与えます。労働者は単純な道具じゃありません。社会は一人ひとりの労働者の生活を無視したものであってはなりません。これからも活動を応援します。

◆礒部史也(日本自治体労働組合総連合(自治労連)書記)
公務非正規女性全国ネットワーク(はむねっと)様の4周年おめでとうございます。はむねっと様が公務非正規の問題を世に訴えはじめて4年ーー情勢は大きく動きました。奇しくも私が労働組合運動に書記として飛び込んだタイミングもその頃でした。これからもはむねっと様の運動に学び、運動を発展させられたらと思います。

◆コムノオト
4年に亘り取り組まれてきた実態調査や各方面への提言・要望など、会計年度任用職員の待遇改善に向けた様々なご活動に対し、敬意を表します。今後の更なる取組を応援しています。

◆高木さとこ(東京都狛江市議会)
会計年度任用職員の制度としてフルタイム任用がありますが、当市では全てパートタイム任用のみ。フルタイムだと退職金と正規職員につく地域手当もつけられますが、現状は資格を持つ専門職が責任ある職務に見合った待遇となっていない。若者たちが専門職となることに希望を持って社会に出ていけるよう、会計年度任用職制度という不条理に対して共に改善を求めていきましょう。

◆認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク
公務非正規労働が労働崩壊の現場になっていることはまったく許せません。

◆全労協女性委員会
公共サービスの労働現場における女性非正規労働者への賃金・差別待遇を許さない!ともに頑張りましょう!

◆attac公共サービス研究会
公共サービスの民営化に反対しています。
私たちの一番身近なところで働く自治体の労働者は、困った時に頼れる存在であってほしいと思っています。また、その人は、自分自身であったり、お隣さんだったり、地元の友人でもありますよね。地域の人々の生活・経済を支える人の雇用が不安定であれば、地域そのものが不安定なものになってしまいます。国会では「扶養の壁」等焦点化していますが、そもそもは一人ひとりが自立的に働ける労働条件が必要だと思います。石破首相が「会計年度任用職員の待遇改善」に言及するように、ようやく国や自治体職場で働く「有期雇用」の労働者の問題が社会に認識されるようになりました。雇用者にきちんと責任を果たさせましょう。安定的な雇用を!そして、正規職と同様の賃金・労働条件を求めていきましょう!

◆匿名
非正規で雇用されていた際は、終電があると伝えても信じてもらえず、加えて職員ではないという理由でタクシー利用不可でした。立場が弱いことから契約も最終的に業務委託になることもあり、休日夜間はあってないようなものになりました。直接雇用となっても正規職員が休日をとるなかで12連勤14連勤をし、正規職員が休み時間を取れるようにと丸一日トイレに行く時間ももらえませんでした。数十年誰も立ち入らない場所の掃除を命じられ、喘息が起き手指の肉が割れても今後の契約を考えると否を言うことはできませんでした。当時は生きるだけで精一杯でしたが、貴団体の活動を目にすることで励まされていました。日本の女性の立場は依然弱く、こういった状況下にある女性はまだまだいるのではないかと思います。弱い立場にあるたくさんの人を支えるご活動をこれからも応援し支持しております。

◆匿名
毎年の履歴書提出。来年度の条件も何もわからないのに数日後の提出締め切りで、すぐに出すようにとお達しがきます。3年の首切りも、フルタイム任用が存在しないことも、「違法ではない」の一言で終わります。正規職員は色々改善される中、会計年度はほぼ変わらず。来年度は予算がないのでたくさんの雇い止めが発生します。職員の給料上げた分の皺寄せかな。市長変わってから良いことがないもない。先日の給与改定で「ほら、何円あがったよ!よかったねー」とか恩着せがましく時給換算で50円程度上がりました。ベースが低いので、、、、

◆匿名
はむねっと4周年記念集会の配信視聴しました。特に印象に残ったのは、複数の方が非正規職員として勤務していた期間に「トラウマ体験」「そのつらさに立ち返ってしまうような体験」をしていると話されていたことです。私自身、ずっとそうした体験の中にあり、過去の体験からも、今現在の現状にしても、どうしてもそのつらさから抜け出せずにいます。また、瀬山さん、古川さんがお話しされていた「定年退職」に感じる正規職員の安定、来年も同じ職場にいることを前提として話ができる正規職員との意識の差も、実感として知っています。
私の最近の状況は、昨年4月からこの年度末まで、市の会計年度任用職員の臨時枠で勤務していました。私が勤務する自治体には、会計年度任用職員の中に、4回まで更新が確約される嘱託枠と、繁忙期のみの雇用で、短ければ1~2か月、最長でも1年の雇用で更新はない臨時枠があります。嘱託の場合は専門性が必要なことも多く、採用試験があり、臨時の場合は登録をしておき、必要が生じれば必要な期間のみ採用されるという、極めて不安定な立場です。嘱託であれば、4回の更新後は再度受験しなければならないということになってはいても、形ばかりのもので、基本的にはそのまま継続して勤務できますが、臨時は必要な期間のみで雇い止めされます。せめて嘱託枠で働きたいと、これまで嘱託の採用試験を受けてきましたが通ったことがありません。今年度も、契約満了を前にいくつか嘱託 の採用試験を受けましたが、いずれも不合格となりました。以前、臨時枠で務めていた図書館の採用試験では一次試験の時点で落とされ、面接にさえ至れず、臨時で勤務していた期間の自分が拒絶されているように感じました。次の仕事が決まらない中、臨時枠の登録もしましたが、その結果、決まったのはわずか2か月の契約で、私がこれまで勤務していた職場で繁忙期のため2か月のみ人を募集したところ応募がなく、そのため私がその場所に就くことになったのでした。この状況に、思いを表す言葉が見付けられません。
配信の中で、氷河期世代についてのお話がありましたが、私も氷河期世代であるため、聴いていて本当につらい気持ちでした。
会場が遠いので、なかなか今回のような集会に参加ができないのですが、このような、参加している方々とお話ができるような機会や場が身近にあればと感じています。