2025年3月23日 はむねっと発足4周年ハイブリッド集会 さらなる一歩!あきらめずに声を上げよう!

開催日:2025年3月23日(日)13:30~16:45
会 場:公益社団法人 日本図書館協会 研修室

 (東京都中央区新川1-11-14)
最寄り駅:茅場町駅(地下鉄東西線・日比谷線)より徒歩5分
開催方法:ハイブリッド(会場&オンライン)

会場定員:100名(参加費無料・事前申込不要)
アーカイブ配信:https://youtube.com/live/yPEV25pe2iQ?feature=share

賛同メッセージ

2024年は国が期間業務職員の3年公募制を撤回したことから、地方自治体でも会計年度任用職員の再度の任用制限撤廃に舵を切るところが増えてきました。しかし、名古屋市のように保育園で働く1200人の会計年度任用職員の5年目公募を漫然と行う自治体もあります。

また、2024年は、ILO(国際労働機関)も非正規公務員の労働条件改善に関わる勧告を出し、CEDAW(国連女性差別撤廃員会)でも、ジェンダー賃金格差の解消とそのための格差の公表、適切な改善措置をとることがあらためて勧告されました。

公共サービスの担い手の不安定な労働条件が社会的に共有されつつあります。さらに、石破首相は1月24日の施政方針演説で「会計年度任用職員の在り方の見直し等により、地域の中の方々が力を発揮できる環境を整備します。」と発言しました。

動き出した一歩を、さらにつなげる一歩へ!私たちの未来を創り出すために、2025年もいっしょに声を上げていきましょう。

★プログラム★
13:30~13:45 はむねっとの活動報告
13:45~14:05 今年の動き(年限撤廃や病休の有給化、CEDAW⽇本報告など)
14:05~15:05 講演「日本の労働のジェンダー格差と雇用形態・賃金など」講師:鈴木恭子さん
15:05~15:35 講演「名古屋市会計年度任用職員大量雇止めにみる法制度の不備と日本労働弁護団による非正規公務員法制提言」講師:田巻紘子さん
15:35~15:45  休憩
15:45~16:45 ディスカッション(講師と当事者による)、質疑応答
<講師プロフィール>
鈴木恭子さん(労働政策研究・研究機構研究員、論文「ジェンダー格差と賃金形態間格差の交差性」他)
田巻紘子さん(東海労働弁護団・事務局長、マタハラ弁護団東海・団員、日本労働弁護団・常任幹事)

※ご無理のない範囲で、賛同金をお寄せください。
(お寄せいただいた賛同金は、主に、集会開催にかかる経費にあてさせていただきます)
振込み先:名義 公務非正規女性全国ネットワーク
 〇ゆうちょ銀行口座(普通預金) 記号11390 番号12845081
 〇他行からの振込 店名一三八(イチサンハチ)店番138 普通預金  口座番号1284508

主 催:公務非正規女性全国ネットワーク(はむねっと)
後 援:公益財団法人日本図書館協会(JLA)、図書館友の会全国連絡会(図友連)

2024年12月9日総務省、厚労省と懇談会を持ちました(事前質問&議事録あり)

2024年12月9日(月)、衆議院議員会館の会議室で、立憲民主党の大河原雅子議員に仲介していただき、なくそう官製ワーキングプア東京集会実行委員会のメンバー有志と、総務省・厚労省の担当者と約1時間半にわたる懇談の場を持ちました。事前質問と議事録を添付します。

名古屋市長選挙の立候補者3名から、会計年度任用職員制度に関する公開質問状への回答が届きました!

あいち非正規公務員オータムミーティング2024実行委員会と公務非正規女性全国ネットワーク(はむねっと)で、名古屋市長選挙(2024年11月10日告示・24日投票)の立候補者へ、会計年度任用職員制度に関する公開質問を実施しました。公開質問には、7人の候補者の内、3人の候補者から、回答が届きました。ご協力に感謝します。

回答のあった候補者:水谷 昇 候補・大塚耕平 候補・尾形けいこ 候補

なお、名古屋市長選への立候補者は、届け出順に、いずれも無所属の新人で、元会社員の太田敏光氏(76歳)、日本保守党と地域政党「減税日本」が推薦する元名古屋市副市長の広沢一郎氏(60歳)、旅行会社社長の水谷昇氏(61歳)、元大学講師の不破英紀氏(64歳)、元自治大学校教授の鈴木慶明氏(85歳)、自民党、立憲民主党、公明党、国民民主党が推薦する元参議院議員の大塚耕平氏(65歳)、共産党が推薦する政治団体代表の尾形慶子氏(67歳)の7人です。

以下に、候補者からの回答、及び、11月12日(火)に行った記者会見資料(公開質問状の内容含む)を掲載します。是非お読みください。(記者会見後のニュース報道

プレスリリース「首都圏106自治体情報公開請求の報告&はむねっと2024調査報告」関連資料 

日時:2024 年9 月11 日(水)午前11 時~正午厚生労働省記者会見室
主催:なくそう!官製ワーキングプア東京集会実行委員会

1 106 自治体情報公開請求の結果から見えてきたもの~106 自治体首長への要請結果について
① 私たち(なくそう!官製ワーキングプア東京集会実行委員会)は、今年度、首都圏の人口10 万人以上の自治体に、会計年度任用職員の現状把握のために情報公開請求を行ってきました。その結果、大多数の自治体が、公募不合格者を含めた離職者数を把握しておらず、再就職支援体制はほぼ皆無である実態が明らかになりました。
② 情報公開実施後、今年の総務省通知も踏まえ、106 自治体の首長に「3 年公募制」の廃止を要請しました。その回答結果についても報告します。
首都圏106自治体情報公開請求の報告 ~労使双方の負担軽減のために
資料① 首都圏106自治体情報公開請求に至る経過と「大量離職通知書」について
資料② 人事院・総務省からの新たな通知を受けた対応討状況一覧
資料③ 首都圏106自治体離職状況集計表(20240906現在)

「はむねっと(公務非正規女性全国ネットワーク)」2024 年アンケート報告
実行委員会と協力関係にある「はむねっと」が、今年6 月から7 月にかけて行った、インターネットによる非正規で国の機関や地方自治体で働いている/働いていた当事者を対象に行ったアンケート調査結果(回答数685)について報告します。
(内容:就労形態、職場での呼称、年間就労収入、勤続年数、病気休暇の有無、心身の健康、相談経験、現在感じている問題等)
はむねっと2024調査
記者発表・報告原稿

3ILO(国際労働機関)への働きかけとILOから日本政府に対する意見提示について
ILO(国際労働機関)は、今年2 月、日本政府に対して「2025 年に向けた会計年度任用職員制度の改善」を促しました。人事院と総務省の「3年公募制」削除通知とともに、解説します。
◆要旨メモ
関連サイト:https://rentai-suginami.wixsite.com/0001

◆第16回なくそう!官製ワーキングプア集会(東京)チラシ

「第16回なくそう!官製ワーキングプア集会 反貧困集会2024人事院・総務省が「3年公募制」を廃止!今こそ、公務「非正規」に無期雇用の道を拓こう」が開催されます

■日時:2024年10月6日(日)13時~16時半/開場12時半
■会場:日本図書館協会研修室(東京都中央区新川1-11-14)
 ★茅場町駅(地下鉄東西線、日比谷線)[1][3]出入口徒歩約5分
 ★東京駅八重洲中央口徒歩約20分
 アクセスマップ https://www.jla.or.jp/traffic_guide/tabid/75/Default.aspx
■定員:100名(申込不要)
■参加費:会場参加500円(資料費)
■WEB参加:(無料・YouTubeによる視聴・申し込み不要)
YouTube:https://www.youtube.com/live/PNm0S5M9WUs
※ただし、会場配布資料(送料込み1,000円、発送は集会後)が必要な方は、賛同フォームから申込。

わたしたちは、首都圏の会計年度任用職員の雇止めや離職の状況を明らかにするため、106自治体への情報公開請求に取り組んできました。
6月28日、人事院と総務省が「3年公募制」(「公募を経ない再度の任用」の上限を2回とする)を廃止する旨の通知を発出しました。これは「非正規」公務員問題に取り組む仲間たちの大きな成果といえます。
今後は「3年公募制」(一部では「5年」など)を運用している自治体に廃止の決断を求めていくことになります。一方、仕事は続くのに「任用期間1年」は変わらず残されています。
集会では106自治体に対する情報公開の結果報告書や人事院・総務省の6.28通知の意義、ILOからの「制度改善」要請など、現在までの到達点を共有し、「無期雇用」に向けた取り組みを皆さんとともに考えていきたいと思います。
ご参加をお待ちしています。

《プログラム》
・106自治体情報公開の結果報告
 公募を経ない再度任用の上限を撤廃した3労組からの報告
・実践報告―闘いの現場から
 スクールカウンセラー雇止め撤回闘争
 ALT雇止め裁判闘争(東ゼン労組ALT支部)
 ILOの取り組み報告
・徹底討論「有期雇用をやめさせよう!」
 全労働/公務公共一般/北海道から/はむねっと
・会場からの質疑と発言

<主催>なくそう!官製ワーキングプア集会実行委員会
◆連絡先:nakuso_kanseiwp@yahoo.co.jp
https://nakusoukanseiwp.wixsite.com/tokyo-syukai/blank

はむねっと調査2024調査報告がまとまりました

はむねっとが今年6月から7月にかけて実施した「はむねっと調査2024」がまとまりました。回答者のみなさま、またアンケートの広報協力をいただいたみなさまに感謝します。

はむねっとは、2021 年発足直後に、「公務非正規労働従事者緊急アンケート」を実施し、それから毎年、アンケートを実施してきました。そして、この間、回答者の8 割を占めた会計年度任用職員に関わる課題をまとめ、総務省や人事委員会に対して「会計年度任用職員制度の見直し」を求める活動や、HP に「3 年目公募問題」特集ページを作成するなどの情報共有を行ってきました。私たちは、4 年間の調査や当事者の声で明らかになった、矛盾だらけの「会計年度任用職員制度」を変えたいと考えています。

2021 年以降の4 年間で、公務非正規問題の報道も格段に増えてきています。公務現場で非正規職員が増え続ける状況に対して、全国の公務職場で“ 非正規” として働く皆さんの声や経験から、制度の問題をあぶりだし、あらためて状況改善に向けて動いていきたいと思います。

調査報告を是非お読みいただき、ご活用いただければと思います!
公務非正規女性全国ネットワーク(はむねっと)
★調査結果を読んだ感想、はむねっとへのメッセージはこちらから→アンケート感想

2024年7月13日 国立女性教育会館にて開催された100人会議「ジェンダー平等ってな〜に?」にて話題提供

2024年7月13日 国立女性教育会館にて開催された100人会議「ジェンダー平等ってな〜に?」にて話題提供

2024/7/13に国立女性教育会館/NWEC/ヌエック(埼玉県比企郡嵐山町)で開催された100人会議「ジェンダー平等ってな〜に?」で、古川晶子が「公設男女センターの非正規コーディネーター」というテーマで話題提供しました。当日は小学生からシニアまで、様々な立場の方が集う場で、公務非正規の問題を伝える機会をいただきました。

NWECは、1977年に設立された、宿泊棟を備えた研修施設で、女性差別の問題を扱う国内唯一のナショナルセンターです。情報ライブラリには、ジェンダーに係る活動や研究の貴重な資料が所蔵されています。その数、実に14万点。緑と水辺が豊かで、Wi-Fiも完備な「泊まれる図書館」です(しかも格安)。

はむねっとはNWEC主催「男女共同参画フォーラム」に、2021年から毎年出展し、公務非正規女性の問題に関心と共感を持つ方々とつながってきました。

2021「公共サービスの持続可能性~「公務非正規労働従事者への緊急アンケート」をふまえて」
2022「公共サービスの持続可能性~女性が多く働く公務非正規労働の「専門職」の声から」
2023「ジェンダー化された公共サービス」から、持続可能性を問う~当事者の声を集めて」

このような重要な場所ですが、2023年12月、国は突然「移転または譲渡」の意向を明らかにしました。「機能強化」という説明がなされていますが、その計画や予算について具体性がなく、弱体化が危惧されています。埼玉県内市町の女性議員が中心となって立ち上げられた実行委員会は、NWECが現在の場所で存続することを求めています。今回の100人会議は、ジェンダーの問題にかかわる人々の拠り所としてのNWECの存在意義を見える化する取り組みの第一歩です。

現国立女性教育会館(ヌエック)の存続を!(Facebookグループ

国立女性教育会館を存続する会

はむねっとアンケート2024 ~ 一人ひとりの声を集めて! 今年も社会へ届けます。

★アンケートフォーム:https://forms.gle/xR42eNDM8vRPmw5J9

はむねっとは、2021年発足直後に、「公務非正規労働従事者緊急アンケート」を実施しました。このアンケートは、公務非正規の生の声を集めた調査として大きな反響を呼びました。その後も、私たちは毎年調査を行い、回答者の8割を占めた会計年度任用職員に関わる課題をまとめ、総務省や人事委員会に対して「会計年度任用職員制度の見直し」を求める活動や、 HPに「3年目公募問題」特集ページを作成するなどの情報共有を行ってきました。私たちは、3年間の調査や当事者の声で明らかになった、矛盾だらけのこの制度を変えたいと考えています。

今回実施する調査では、課題をより明確にしたいと、新たな設問も加えました。この4年間で、公務非正規問題の報道も格段に増えてきています。公務現場で非正規職員が増え続ける状況に対して、あらためて全国の公務職場で非正規で働く皆さんの声・経験を寄せてください!

今回実施するアンケートも、今までと同様に個人の特定ができないように集計し、8月末を目途に、ホームページで公表し、広く発信していきます。
また、周りの皆さんにも、回答を呼びかけてください。よろしくお願いします。

■対象者:非正規で国の機関や自治体で働いている(働いていた)方
※既に退職された場合でも、2020年4月から2024年3月の間に在職されていた方を含みます。
※地方自治体が派遣や業務委託、指定管理者など外部委託した職場(役所の窓口、保育園、図書館など)で働く(働いていた)方を含みます。
※大学等独立行政法人は、この調査では対象にしません。
■回答締切:2024年7月14日(日)23:59まで
■実施団体:公務非正規女性全国ネットワーク(はむねっと)
■本アンケートに関する問い合わせ先
メール hiseiki.koumu@gmail.com

アンケートフォーム:https://forms.gle/xR42eNDM8vRPmw5J9

広報用リーフ(名刺サイズ版)

2024年6月6日 これでいいのか 図書館 ~担い手にまっとうな待遇を求める院内集会~

公共図書館や学校図書館で働いている70%以上は非正規雇用職員です。低賃金、短時
間勤務、有期雇用などの劣悪な待遇であるにもかかわらず、図書館を利用する市民や子供
たちに向き合い、専門的な仕事にあたっています。今まで、本人たちのやる気で支えられ
ているものの、やる気だけでは長続きしません。
この間行われた3つの調査から、その実態を知り、そうした状況の改善に向けた取り組
みを探る集会にしたいと考えます。
はむねっとも実行委員会メンバーです。是非ご参加ください。

◆開催日時:2024年6月6日(木)15:30~18:30
◆開催方法:会場及びオンライン(ユーチューブ配信)
・会場:衆議院第2議員会館多目的会議室(会場定員100名、参加無料)
申込フォーム:https://forms.gle/9Bx1JCViQHNPZqmi7(事前申し込み)
・オンライン: https://youtube.com/live/4ejvkTfsWOo?feature=share(後日視聴可)
◆集会チラシ
https://www.jla.or.jp/Portals/0/data/iinkai/seisakukikaku/20240606innai.pdf

◆プログラム
 ・主催者挨拶
 ・図書館調査報告
①公共図書館職員調査:図書館友の会全国連絡会
②学校図書館職員調査:日本図書館協会非正規雇用職員に関する委員会
③令和 5 年度公立学校における学校司書の配置状況に関する調査:文部科学省
・当事者からの発言
①公共図書館から
②学校図書館から
・国会議員挨拶、実行委員会参加団体からの報告、会場発言など
・アピール採択

◆主催:「 これでいいのか図書館 担い手にまっとうな待遇を求める院内集会」実行委員会
実行委員会構成:日本図書館協会/図書館問題研究会/学校図書館問題研究会/ 官製ワーキ
ングプア研究会/公務非正規女性全国ネットワーク/図書館友の会全国連絡会/ 学校図書館
を考える全国連絡会/上林陽治(立教大学特任教授)/日向良和(都留文科大学教授)
◆後援:(公社)全国学校図書館協議会 /親子読書地域文庫全国連絡会/文字・活字文化推
進機構