全都道府県・市町村と特別区人事委員会に緊急要望書を送りました!

この度、公務非正規女性全国ネットワーク(はむねっと)では、<1789(いちななはちきゅう)プロジェクト>と名付けて、全国の地方自治体1788と特別区人事委員会、合わせて、1789か所に、「会計年度任用職員の不安定雇用問題に対する緊急要望書」と、「公務非正規女性全国ネットワーク(はむねっと)2022年調査結果報告」を送付しました。

送付した要望書は下記の通りです。

送付文書(鏡文)
要望書(人事委員会)
要望書(公平委員会)
要望書(首長宛て)
要望書(議長宛て)

封入した書類
封入した書類
封入作業風景
封入作業風景
要望書を入れた段ボールの山
要望書を入れた段ボールの山

◆プロジェクトの背景
はむねっとでは、昨年と今年の二度に渡り、非正規公務員を対象とした調査を行い、全国の当事者と対話を重ねてきました。その結果、雇用の不安定さに強い不安を感じる、低い賃金、待遇が固定化しており、無力感や絶望を感じるという声が全国であがっていることが明らかになりました。

こうした不安の声は、全国で、「会計年度任用職員」として働く、保育士や司書、学芸員、社会教育施設や女性関連施設の職員、児童相談所や女性相談センター、消費生活センター等々の相談員、学校教員、給食調理員、また、役所で事務職として働く人たちから上がってきています。

恒常的に必要で職員の継続性の中でこそ充実が図られる公務の仕事は、本来、単年度任用の職ではなく、働き手が安心して働き、暮らしていける職に位置付けられるべきです。そして、現状のような、不安定にも関わらず、責任は課せられ、多くの場合は低賃金で、働き手としての尊厳も守られない職では、人が定着せず、公共サービスの不安定化が避けられないと私たちは考えています。

さらに、今年は、会計年度任用職員制度がはじまって3年目となっており、総務省がつくった事務処理マニュアルの例示、「再度の任用を行うことができるのは原則2回まで」にならい、年度末にかけて、数十万人の「雇止め/公募」が行われる見込であることも明らかとなっています。

私たちは、会計年度任用職員の任用に、3年で公募が必要とする法的義務も根拠もなく、公募なしに任用する自治体もあれば上限年数を定めていない自治体もあることから、せめても、継続を希望する会計年度任用職員について、一律の「公募」を辞め、希望者が、安心して働くことができるような方策を取るよう求めました。加えて、処遇格差の是正や抜本的な制度改正を求める動きを、地方から起こしてもらいたいという願いを込め、要望書を提出しました。

会計年度任用職員制度の見直しにつながる運動が、全国各地で、さらに、広がることを、切に願っています。

院内集会後の活動~全国の自治体に要望書を発送~

以下の取り組みを、院内集会後の活動として行います。
全国の自治体に要望書を発送するのは、12月18日です。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
   1789(いちななはちきゅう)プロジェクト 始動!
   ~公務非正規・当事者の声を自治体へ届けよう!!~
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
個人で、組合で、議員を通して、聞いてみて下さい、活用して下さい

みなさま

 公務非正規女性全国ネットワーク(はむねっと)では、昨年と今年の二度に渡り、非正規公務員を対象とした調査を行いました。
調査結果から、会計年度任用職員制度によって、当の会計年度任用職員の雇用の安定だけでなく、公務の充実や持続可能性の観点からも多大な問題が生じていることが見えてきました。


そこで、関係する諸団体の協力を得て、関係省庁に要望書を提出し、11月9日に院内集会を開催するなどの活動を経て、国だけではなく、自治体への働きかけも必要と判断しました。


更に、この取り組みを「1789プロジェクト」と名付けて、「会計年度任用職員の不安定雇用問題に対する緊急要望書」と、「公務非正規女性全国ネットワーク(はむねっと)2022年調査 結果報告」を、1789か所(全国の地方自治体1788と特別区人事委員会)に郵送するとともに、非正規公務員と住民に対して周知するため、はむねっとのホームページで公開し、マスコミ各社へプレスリリースすることにしました。

要望書は、各自治体の首長、議会議長及び人事委員会・公平委員会に宛て、12月18日に発送予定です。封入や発送作業は、相当な作業量になりますが、これまでも共に活動をつくってきた方々の協力をいただき行う予定です。18日以降に要望書の内容を、はむねっとホームページでも公表します。

皆さんにお願いです!!
はむねっとの予算で要望書は送付できますが、回答を返信していただく郵券までは準備できませんでした。


そこで、要望書が届いたころを見計らって、皆さんがそれぞれの自治体で、はむねっとからの要望書は届いたか、どのように対応するのかを問い合わせてください。地域にお住いの皆さんのお声がけが大きな力になって、会計年度任用職員制度の見直しにつながる運動が全国各地で広がることを期待しています。ご一緒に運動を広げていきましょう。

公務非正規女性全国ネットワーク(はむねっと)代表 渡辺百合子

11.9 はむねっと緊急院内対話集会 賛同メッセージ

お寄せいただいた賛同メッセージ、現場からの声、ご了解を得て掲載させていただいています。引き続き、どうぞ、賛同メッセージ、現場からの声、お寄せください。入力フォーム

短期間に現場の声を政策につなげる活動に心から敬意を表します。私たち市民への公務サービスを担う女性への理不尽な扱いに怒り、皆さんの声に耳を傾け性差別大国日本の政治を変えたい。(北京JAC)

数年前から会計年度任用職員として働く機会をいただきました。仕事は市税関連で職員の方のお手伝い。しかし、これをやるのは非正規で良いのか?といった仕事もあり、疑問も感じています。少なからず専門知識も身につき、職員と全く同じではないが、それなりの仕事を任せられるようになると、公募制度のたび、それ以前に年一度の更新の声がかかるかどうか不安に襲われます。決して高くない賃金で残業代も出ず、雇用も不安定で… 任期制度の撤廃、賃金の見直しをお願いしたいところです。(匿名希望)

専門知識と経験が必須の婦人相談員や女性相談員を非正規雇用ではなく正規雇用とし、充実し連携がとれ、二次被害のない被害者支援にしていくことが必要。(すどうのぶえ 社会福祉士 相談員)

公立と私立の女性関連施設や学校で、約20年、主に司書として情報提供の仕事をしてきました。/専門的なスキルが必要な仕事である図書館司書や女性関連施設職員が将来に希望を持てない雇用形態の中で、悩みながら市民を支えている現状を現場で見てきました。/私は、職員が短期間で辞めさせられる制度に反対します。/また、DVや性被害など深刻な被害者に寄り添う女性相談員が、長期にわたる当事者との信頼関係が大切な仕事であるにも関わらず、スキルもあり心ある相談員が短期間に交代させられている現状が、被害者救済を妨げ、被害を深刻化する重大な問題になっていると感じています。/公務職場の仕事は、私たち市民が安心して生きていける社会にするために、職員が経験を積み、安心して働ける仕事にしていかなければいけないと強く思います。(川口みゆき 元女性関連施設職員・女性と情報を結ぶみゆ企画)

公務員削減は、この国の政治や経済も劣化させました。地域からでも公務員増やす方法考えたいです。(伊藤みどり ホームヘルパー国賠訴訟原告)

公務現場における女性労働者の使い捨ては人権侵害です。安心して働ける労働条件を整備し、均等待遇を実現することを求めます。共に力を携えあいましょう。(働く女性の人権センターいこる)

より良い公共サービスのためにも、必要のない有期雇用契約を無くして雇用の安定を! 非正規雇用差別をなくそう!(下町ユニオン(東京東部地域ユニオン協議会))

わたしも事情はちがいますが、かつて(1970-80年代)国立大学の非常勤講師を12年間勤め、片道2時間かけて一コマの授業のために通っていた時(手当は月額2万円くらいでした)、ある日「代わりを専任で採用した」と一方的に契約解除されたことがあります。その時。自分の仕事上の実績はまったく認められないのだと痛感しました。それは人権を否定されるのに等しいという実感でした。この運動とケースはちがうかもしれませんが、会計年度で切り捨てられる方たちも同じ思いではないかと思い、応援するしだいです。(米田 佐代子 女性史研究者)

自治体という公務現場で、いつでも首切り可能な不安定雇用という在り方が続くことは異常と考えています。公務現場は民間のモデルになる必要があります。人が生きていく上で最も必要な対人サービス業の労働条件を最低にしておくことは、憲法違反ではないでしょうか?今すぐ改善すべきです。正規と非正規の賃金差別も当たり前のように続いていますが、これは明らかに女性差別であり、人権侵害だと思います。不当な格差は国際基準の職務評価を実践することで是正が可能です。労働組合はぜひともILO100号条約を研究し、職務評価に着手していただきたいと思います。「見えなかった」「見ようとしなかった」女性たちの労働の価値を見直し、公正な労働条件にすべきです。(屋嘉比ふみ子 ペイ・エクイティ・コンサルティング・オフィス(PECO))

私も会計年度任用職員として働いています。正規の職員さんと同じ仕事内容なのに待遇が違いすぎる、とよく感じます。5年雇い止めもどうなるかわからず不安です。(婦人相談員 匿名希望)

非正規労働の賃金差別、雇い止めは、労働への意欲をそぎ、労働者の生きる活力を根こそぎ絶やすものです。同一労働同一賃金!雇い止めに大反対です!はむねっとの活動に、みんな〜!、注目〜!(匿名希望)

非正規労働者の雇用の安定、労働条件格差是正のために共にがんばりましょう。(連帯労働者組合板橋区パート)

非正規公務労働者が抱えるストレスや健康不安が少しでも軽減されるような取り組みが求められていると思います。(東京労働安全衛生センター)

会計年度任用職員制度は、雇用に責任を持つべき雇用者を免罪する制度で許せないです。何のために毎年、公務員としての「宣誓書」を出させるんだろう?
公務非正規の労働者がストライキをすれば、公共サービスは立ちいかなくなる。「非正規」労働者がゼネストすればこの社会はストップします。はむねっとの運動をその一歩にしたいですね。根拠もなく賃金と身分に格差をつけ労働者を分断する、女性の生き方を大きく規定する「正規」「非正規」という労働のあり方ー差別をなくしていきたい。労働運動も連帯しますよ!(京極紀子 神奈川県共闘・女性相談)

人は幸せになるために生きている。人間らしい生活をするために働いている。働くことは、生きること。共に働くと言うことは、人生の貴重な時間を共にするということ。私たちを支える仕事をしてくれている人たちが、不安を抱えながら生きているなんて、こんな社会は間違っている。公務非正規で働くの問題は、私たちの問題だ。(女性ユニオンぷらす 代表 黒澤 清美) 

雇用年限と公募再採用の撤廃の取りくみをともにすすめていきましょう!(連帯労働者組合・杉並)

「人生100年時代」を生きるぱっとしない中年のいまと未来を考えるメディア まんなかタイムスです。ぱっとしない中年にとって公共サービスは大事なセーフティネットです。そのネットを構成している職員が実は明日をも知れないという事態は本当に困ります。制度の設計ミスにほかなりません。(まんなかタイムス)

暮らしと仕事と市民活動、3つをバランスよく持てる社会を!(女性グループ翼(ウィング))

ATTAC と言うグローバリゼーションに反対する市民運動のグループの中で公共サービスの民営化に反対する運動を展開しています。郵政民営化、水や医療(都立病院のPFI化)、教育の民営化に反対してきました。会計年度任用職員制度ーひとびとの生活、命を守る現場で働く人が、自分の命をないがしろにされることに反対します。とりわけ、女性がその労働を担っている現実は日本社会の性差別の象徴だと思います。同じ仕事をしているなら同じ賃金を!自治体は雇用者としての責任を果たせ!雇い止めを許さず、無期転換の雇用を勝ち取りましょう!(attac公共サービス研究会)

女性の貧困、子どもの貧困をなくしたいです。(NPO法人エンパワメント福岡)

図書館の現場を支えているのは非正規の女性の労働者たちです。図書館サービスの維持発展に図書館員としての経験の蓄積と自己研鑽は不可欠です。また、図書館に働く人たちも含めて劣悪な労働環境を解消することは、社会として当然になすべきことと思います。運動が前進することを願います。(池沢昇 東京の図書館をもっとよくする会・事務局長)

雇用年限、公募再採用、力を合わせて、なくしていきましょう!(木下忠親 連帯労働者組合・杉並)

女性たちの貧困原因は非正規雇用にあり!公務も民間も現場から行動して変えよう!(全労協女性委員会)

私たちの組合では、週15時間30分以上の勤務時間がないと期末手当が1円も出ないことを改善する取り組みをしています。たった16時間足りないために期末手当が出ない職種があります。職場のなかで、1人だけ出ないのです。ひどい!!(朝霞学校ユニオン)

はむねっとが発足して、今まで知られていなかった非正規公務員(しかも、女性!)の待遇や正規職員との格差が注目されるようになりました。これからも現場の声を拾い上げてください。応援しています。(全統一千葉市非常勤職員組合)

これ以上「官製ワーキングプア」を生み出さないよう、全国の自治体に責任ある対応をとらせましょう。(岡田健一郎 高知大学教員)

雇用者は労働者の雇用を保障すべきです。「会計年度」を理由にした一年かぎり、もしくは2回の更新、いずれも根拠を持たないと思います。「公募性」を名目にした首切りに抗議します。公務職場にも無期雇用転換を求めます。同じ職場で働いていて、労働条件がばらばらであるのに、それを当たり前にする職場は情けないです。みなさんといっしょに誰もが安心して働ける職場を作っていきます。(全国学校事務労働組合連絡会議(全学労連))

STOP!三年公募制!STOP!会計年度任用職員制度!STOP!女性差別! ともに行動します!(中原純子 全労協女性委員会)

当事者が団結すること、声を上げることは現状を変える最も大きな力になると思います。貴団体の活動に敬意を表します。決してあきらめず、一緒にがんばっていきましょう。(非正規労働者の権利実現全国会議)

ますます増える非正規の公務員女性労働の問題を地道に取り組んでこられた先駆性に敬意を表します。(ワーキング・ウィメンズ・ネットワーク(WWN))

社会教育の現場でも非正規職員に関わる問題が各地で発生しています。本集会に連帯すると同時に、当団体としても各種の取り組みを進めたいと思います。(社会教育推進全国協議会)

はむねっとのみなさんの活動を応援しています。神奈川県内の公立小中学校等の事務職員の労働組合です。組合員の中には、フルタイムの臨時的任用職員もいて、今年度今現在、任用が決まってない人もいて生活不安を抱えています。ひどいです!
今、学校現場で働く人は、国の定数基準で守られた教員と事務職員(欠員も多く、欠員補充は非正規ですが)以外はほとんどが会計年度任用職員もしくは民間委託の労働者です。
 さまざまな職(学校用務、図書室、理科アシスタント、介助員、給食調理、学習支援、非常勤講師、学校カウンセラー・・・)の会計年度任用職員によって学校は成り立っています。会計年度任用職員制度導入後、毎年度、宣誓書に署名を求められるようになりました。地公法の枠の中に置かれ、正規の公務員と同様の責任と覚悟が求められるけれど、ほとんどの職がほぼ最低賃金並みの賃金しかもらえていません。生活できる賃金とは程遠いです。なぜ非正規なのかと言えば「安上がりの労働者」の一言につきるとおもいます。学校事務職員は、それぞれの労働条件を知り、矛盾も見えるので、不公平な学校現場の状況を日常的に感じます。私たち学校事務職員自身も合理化の対象でもあり、「教育の民営化」が進行する学校状況を日々感じています。底辺への競争はまっぴらごめんです。あるべき公共サービスとは、共に働く労働者の労働条件を平等にするところからしか始まらないと思います。みんなの力で「公募」という建前での脅かしをやめさせたいです。そして、1日も早く安定的な雇用と賃金の大幅アップの均等待遇を勝ち取りましょう。いっしょに闘っていきます。(学校事務職員労働組合神奈川(がくろう神奈川))

学校司書の不安定な働き方が、学校教育推進の妨げとなっています。学校司書が専門性を十分にいかし、実績を重ねていける働き方が保障されなければ、子どもたちの最善の利益が生まれる場をつくることはできません。学校司書の身分、勤務条件の整備充実を切望しています。(学校図書館を考える全国連絡会)

3年公募はすさまじい人権侵害の制度です。ハローワークでこの制度行われている(!)と知ったときは、これが最初で最後の報道になってほしいと願いを込めて「パワハラ公募(公募によるパワハラという意味)」と名付けてネットマガジンに記事を書きました。ただ、それがなんと、女性が8割近くを占める自治体非正規にも拡大されそうということに、怒りを禁じえません。これを阻止することが、日本の働き手全体の労働権を守ることになると感じています。(竹信 三恵子 ジャーナリスト・和光大学名誉教授)

はむねっとの皆さまの取り組みに敬意を表します。このような理不尽な雇い方はなくしていきましょう。北海道でも取り組みを強化していきます。(川村雅則 北海学園大学教授)

私も非正規公務員でした。雇止めが近づくと本当に不安でした。少しでもその不安の解消ができるよう、自分のできることから働きかけて行きたいと思います。(江川 あや 旭川市議会議員)

非正規雇用の待遇の問題は、今後ますます日本の未来にむけて役割が期待される図書館の世界でも、喫緊の問題と思っております。(太田剛 図書館と地域をむすぶ協議会 代表/慶應義塾大学講師)

3年で雇い止めは住民の安心安全を壊す暴挙です。ぜひ止めていきましょう!(さとうしゅういち 広島瀬戸内新聞社主・介護福祉士・元広島県庁職員)

会計年度任用職員制度、はむねっとの活動などによって実態を知れば知るほど、公共サービスを支える労働者にとってもサービスを受ける私たち市民にとってもデメリットばかりだなと。いまの制度は必要ありません。はむねっとの活動を応援します。(鶴丸周一郎 名古屋ふれあいユニオン)

6か所の大学で働いていますが、連絡が届いてなかったり、コマ数を減らされそうになったり、「大事にされてないな」と思うことが積み上がると、地味にダメージです。しかし対応する大学職員も非正規雇用が増えていて、どこに怒ったらいいか…みたいな気持ちです。不利な立場にいると動きにくいと実感するので、みなさんの運動に励まされます。(松波めぐみ 非常勤講師、登録ヘルパー)

会計年度任用職員制度は、専門的な技能を持つ非正規公務員を一年ごとに細切れにていよく使い、そして雇止めにする不安定雇用です。公務労働はある意味福祉、教育をはじめとしてなくてはならないエッセンシャルワークです。それに携わる人たちが誰もが安心して働けるために、3年ごとの雇止め・公募はもちろん会計年度任用職員制度そのものを廃止して、永続的に働ける制度への抜本的な改善を求めます。(後藤陽司 フリーランスユニオン、ワーカーズコープ東海事業本部)

全国の公務非正規職員、外部委託・民間委託化労働者の苦悩や苦闘に学び、一緒に頑張っていきます。(ユニオンらくだ・非常勤嘱託職員部会)

公共サービスの担い手が短期の有期雇用はあり得ません。無期転換制度の確立が必要です。(NPO法人働き方ASU-NET)

会計年度任用職員の公募制廃止、正規職員との均等待遇のため共に頑張りましょう!(「なくそう!官製ワーキングプア」大阪集会実行委員会)

公務非正規は8割が女性です。間接差別の実態の改善は自治体の責任です。早急に改善させるために、力を合わせていきます。(川西玲子 NPO法人働き方ASU-NET)

先日、神戸市内で地域のNPO法人主催の「見えない子どもの貧困と、地域共生社会の実現」とのテーマで 湯浅誠さん(派遣村・野宿者支援の経験者)の講演会が開催されて、定員のに半分に制限)250人が参加していました。そこで私は「子どもの貧困もなかなか見えないし、見ようとしないと実態も分からない。ところで、市役所などの役所で”公務員として働いて居る<官製ワーキングプア>”の問題も、「見えない」所に置かれています。我が事として知って、考えて欲しい」と発言しました。(内藤 進夫 あぱけん神戸相談員)

差別的な雇用は撤回すべきです。同一労働同一賃金を広めましょう。(藤井伸生 京都華頂大学名誉教授)

中学校の非常勤教員をしていますが、2550円の時給制。1日授業3コマに対して授業準備と後処理時間は実質30分での契約ですが、契約通りに働くのは不可能です。定期テストの作問も土日に行っている採点も、成績処理も勤務と認められず無給です。年間勤務時数が予め決まっているから、オーバーしないように勤務を自分で調整するよう、事務から言われる。意味がわからない。年休も消化するどころではない。そして、手取りは年200万円。経験は加味されず、何の評価もされず、ただ良心と責任感を食い物にされている気がする。むなしい。そんな非情な労働環境が当たり前の国に、未来も希望もないと思ってしまう。(学校図書館問題研究会)

 会計任用職員になって、期末手当が手取りで8万円×2回支給されるようになりました。それにより収入が非課税額を若干超え給付金の対象にもなりません。最低賃金が上がっても昇給もないので、実質、処遇は下向きなのではないでしょうか。
 婦人相談員は、R6年から困難な問題を抱える女性への支援を行いますが、自分自身が困難な問題を抱える女性です。業務は、どんどん多忙、複雑、高度なスキルを要求されるようになり、職員は全く対応できず相談員任せです。行政としては、人配がされていれば、どのような仕事をしているかは関心がないのではないかと思いますが、不利益を受けるのは相談者である市民です。厚生労働省は、「業務実態にあった婦人相談員の処遇改善を自治体に依頼している」と言いますが、自治体は「義務ではない」と言い一向に改善されません。
 多くの相談現場で、私たちの職場と似たような構図があるのではないでしょうか。
 毎日、DV、児童虐待、ヤングケアラー等、痛ましい報道がされています。
 会計任用職員は、簡単な仕事だ、正規公務員じゃないのに文句を言うなというコメントもよく見かけますが、このような命に関わる現場で、多くの専門知識をもった会計任用職員が仕事が丸投げされ、処遇改善もされず、やりがい搾取をされています。
 人配だけ満たしていればいいとする自治体だと、正規職員の定年延長により、現在の会計任用職員のクビは切られ置き換わるのではないかと心配します。専門知識を持ちソーシャルワークを求められる相談現場で、そのようなことが起きると、社会問題であるDV、児童虐待等の対策、対応はさらに混乱し世界から遅れを取ることになるのではないでしょうか。
 どうか、会計任用職員を「困難な問題を抱える女性」のままにしておくことを止めて下さい。
 9日の院内集会も応援しています。(匿名希望)

 関東の公立保育園で朝夕受け入れ時間帯の保育士をしています。会計年度職員です。「会計年度」と言いながら健康保険は変わることになるし、これで雇用を切られたらどうするのだろうと毎年不安です。国葬をする余裕があるなら保育士、介護福祉士待遇を上げるためにお金を使ってほしかったです。なんかピントがずれている気がして仕方がありません。時間数は確かに少ないですが、同じ職場で何年も働くことでその地域の保護者の価値観や考え方に添った子どもたちとのかかわりができていると思っています。
 正規の先生方は数年で異動していきますが、私たち短時間会計年度職員はその保育園に根差して仕事しているので充分価値ある存在です。異動してきた先生方は物の場所や子どもたちのことを私たちからも聞いていきます。3年に一度の契約更新なんて役所にとっても損なはずです。そんなこともわからないほど錆びついた頭なのでしょうか?ずっと公務員でやってきた人って楽でいいなあと思います。私は民間で何年も働いてきましたのでとてもシビアでした。どうぞ政治家、国家公務員の皆さんしっかり現場の心の声を聴いて目で確認して必要なところに適切な予算と人員配置をしてください。もっとうまくやれば少子化だって防げるはずです。よろしくお願いします。(ペンネーム ひまわりと青い空 保育士・会計年度任用職員)

 特別支援教育支援員を7年間勤めました。雇止めはなかったのですが、ある支援学級の担任には支援員に任せっぱなし、支援員で子ども達の勉強をみていました。その間教員はずっと自分の仕事をしたり、あげくの果てに長期休暇をとったりもしていました。不在にする場合は何か課題を置いてほしいと言うと「やり方合わないなら違う学校に行ってください!」と逆切れされました。教育委員会が見に来るときだけ授業をするふりをしていました。
 また、ある時は低学年2名を担当していましたが、年度途中に立ち話で教頭から3人目の子どもの担当を頼まれましたこともありました。うち2名が活発、1名は教室を飛び出したり、暴力をふるったりする児童で目を離すことができず、トイレに行く時間もなく膀胱炎になり、管理職に訴えましたが聞いてもらえず、教育委員会に話してようやく2名に戻してもらいました。支援員の多くが子ども達からの暴力にも耐え、あざを作っている方々を何人もみてきました。毎年行われる研修は形ばかりです。本当に子ども達のことを想うならば、もっときちんと研修をしてほしいですし、スキルが上がっている人は時給をあげるシステムにしてほしいと思います。今の小学校は支援員なしではやっていけないと思います。学校という小さな組織で声を上げられない方々も多いのではと思っております。活動応援しております。(匿名希望)

(私は女性でも非正規でもない公務員で申し訳ないのですが、)同じ職場で同じ仕事をする公務員なのに、待遇に独立した生計に支障をきたすほどの(!)格差、というより差別があることに納得ができません。また、安心して働くことができない職場において、まともな公務サービスを提供できるとは到底思えません。不合理な格差を解消するために、微力ではありますが私にできることは何でもしたいです。(すずネコ)

11.9 はむねっと・緊急院内対話集会

「会計年度任用職員制度」開始3年目。目前に迫る雇止め/公募。
それじゃない!いま、必要な公共の担い手を支える制度のあり方を考えよう!

■日時 11月9日(水)17:30~19:00(17時開場)
■場所 衆議院第一議員会館大会議室(300人定員)
■参加方法 会場参加(申込不要)・オンライン配信あり(アーカイブ配信予定)
※当日直接会場にお越しください。
17時から、衆議院第一議員会館正面玄関入口で、入館証をお渡しします。
★配信用URL:https://www.youtube.com/watch?v=KHGaT3yN7XA&feature=youtu.be

★賛同団体/メッセージお寄せください。入力フォーム 

賛同団体・メッセージ ご紹介させていただいています。随時更新中です。

集会資料

2020年春に全国の地方自治体で働く非正規公務員に関わる「会計年度任用職員制度」がはじまり、3年目の秋です。

全国の多くの自治体が、総務省の事務処理マニュアルの例示(「再度の任用を行うことができるのは原則2回まで」)にならい、この年末から年度末にかけて、数十万人の、継続を希望する現職職員を”雇止め”にし、公募を行う見込です。

”雇止め”の危機にさらされるのは、地域の保育所で働く保育士や、図書館で働く司書、博物館の学芸員、その他の社会教育施設や女性関連施設の職員、児童相談所や女性相談センター、消費生活センター等々の相談員、学校の教員・講師、給食調理員、また、役所で事務職として働く働き手です。それらの仕事は、知識と経験をもつ非正規の働き手によって担われ、維持されてきました。

社会サービスの重要な担い手の仕事を、単年度の、不安定で、低賃金の仕事と位置づけ、それを固定化してしまうことは、私たちの社会とその未来に、とても大きな問題をもたらすものだと私たちは考えます。いま、必要な公共の担い手を支える制度のあり方を考え、直近の無用な公募を見直す必要があると思います。

STOP!三年公募制!STOP!会計年度任用職員制度!STOP!女性差別!

私たちは、大きな危機感をもって、緊急院内対話集会を呼びかけます。
ご一緒に、いま、起きている問題を共有し、この先を考えていく対話をしていきましょう。

■プログラム
第1部 会計年度任用職員制度のなぜを考える
・はむねっと調査から見える課題
・賛同者が5万人を超えた図書館司書の待遇改善に向けた署名活動から
・市民からのさまざまな相談を担う相談員たちの思い
・先行する国の期間業務職員問題。ハローワークの現場から
・「会計年度任用(地方自治体)」としての障害者雇用問題              

第2部 公共の担い手を支える制度を考える
 出席省庁、国会議員、参加団体、参加者との対話を予定
 必要な制度や財源を探る

主催:公務非正規女性全国ネットワーク(はむねっと)
連絡先:hiseiki.koumu@gmail.com
協力団体:なくそう!官製ワーキングプア東京集会実行委員会・NPO法人官製ワーキングプア研究会
賛同団体(11/8現在):女性差別撤廃条約実現アクション(OPCEDAWアクション)、働く女性の全国センター(ACW2)、図書館問題研究会、ユニオンらくだ・非常勤嘱託職員部会、NPO法人働き方ASU-NET、「なくそう!官製ワーキングプア」大阪集会実行委員会、i(アイ)女性会議、学校図書館問題研究会、北京JAC(世界女性会議ロビイングネットワーク)、反貧困ネット北海道、ジェンダー平等をすすめる教育全国ネットワーク、学校図書館を考える全国連絡会社会教育推進全国協議会学校事務職員労働組合神奈川(がくろう神奈川)ワーキング・ウィメンズ・ネットワーク(WWN)、図書館友の会全国連絡会、世界女性会議岡山連絡会、非正規労働者の権利実現全国会議全国学校事務労働組合連絡会議(全学労連)、全統一千葉市非常勤職員組合、朝霞学校ユニオン、レイバーナウ、全労協女性委員会、attac公共サービス研究会NPO法人エンパワメント福岡、東京・生活者ネットワーク、東京の図書館をもっとよくする会、女性グループ翼(ウィング)、まんなかタイムス連帯労働者組合・杉並、認定NPO法人DPI(障害者インターナショナル)日本会議、女性ユニオンぷらす東京労働安全衛生センター、連帯労働者組合板橋区パート、女性ユニオン東京、下町ユニオン(東京東部地域ユニオン協議会)、働く女性の人権センターいこる

個人賛同:太田剛(図書館と地域をむすぶ協議会 代表/慶應義塾大学講師)、さとうしゅういち(広島瀬戸内新聞社主・介護福祉士・元広島県庁職員)、鶴丸周一郎(名古屋ふれあいユニオン)、松波めぐみ(非常勤講師、登録ヘルパー)、ペンネーム ひまわりと青い空(保育士、会計年度任用職員)、後藤陽司(フリーランスユニオン、ワーカーズコープ東海事業本)、川西玲子(NPO法人働き方ASU-NET)、内藤 進夫(すすむ/あぱけん神戸相談員)、藤井伸生(京都華頂大学名誉教授)、竹信 三恵子(ジャーナリスト・和光大学名誉教授)、川村雅則(北海学園大学教授)、江川 あや(旭川市議会議員)、時實達枝(社会生活コンサルタント)、中原純子(全労協女性委員会)、岡田健一郎(高知大学教員)、池沢昇(東京の図書館をもっとよくする会・事務局長)、木下忠親(連帯労働者組合・杉並)、京極紀子(神奈川県共闘・女性相談)、屋嘉比ふみ子(ペイ・エクイティ・コンサルティング・オフィス(PECO))、米田 佐代子(女性史研究者)、伊藤みどり(ホームヘルパー国賠訴訟原告)、川口みゆき(元女性関連施設職員・女性と情報を結ぶみゆ企画)、すどうのぶえ(社会福祉士 相談員)匿名希望9名

※緊急院内対話集会開催の趣旨に賛同していただける団体・個人を広く募っています。
現場の声、応援メッセージを是非お寄せください。
次のフォームから登録をお願いします。
https://forms.gle/KsYm8gqGqrowh8Vd9

■院内集会前(11月5日(土)19~21時)に、オンラインでの当事者のあつまりを行います。院内集会当日に向けて公務非正規で働いている当事者が声を上げ、現状を変えていく動きがつくっていけるとよいなと思っています。参加を希望される方は下記からお申込みください。
https://forms.gle/RFbJap7AHV6cB4Hu5

※無理のない範囲で、賛同金をお寄せください。(お寄せいただいた資金は、オンライン環境設定支援などに係る経費にあてさせていただきます)
振込先 名義 公務非正規女性全国ネットワーク
〇ゆうちょ銀行口座(普通預金) 記号11390 番号12845081
〇他行からの振込 店名一三八(イチサンハチ)店番138 普通預金
口座番号1284508

◆集会関連資料
『官製ワーキングプアの女性たち あなたを支える人たちのリアル』
(竹信三恵子・戒能民江・瀬山紀子編 2020、岩波書店)
https://www.iwanami.co.jp/book/b527893.html

◆ネットから読める関連情報
「国によるパワハラ」3年に1度失職するハローワーク職員の憂うつ
2022年06月13日
https://friday.kodansha.co.jp/article/248293

役所の相談窓口担当者が、実は生活困窮者予備軍ということも!
自治体の非正規“公務員”について調べてみた FNN 岸田花子
2022年5月29日
https://www.fnn.jp/articles/-/365682

コロナ禍で社会支える「非正規公務員」悲惨な待遇 
女性たちを沈黙させる「会計年度任用職員」
竹信 三恵子 東洋経済オンライン 2022年3月17日
https://toyokeizai.net/articles/-/538781

教育現場を支える非正規教員 9万8000人
NHK 2022年2月24日 18時55分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220224/k10013495441000.html

15分時短のパート公務員 自治体の4割に 総務省が見直し求める
NHK 2022年2月6日 4時56分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220206/k10013469071000.html

官製ワーキングプアの真実【上】「公務職場は非正規女性の“善意”でぎりぎり維持されている」
フロントラインプレス 2021年12月12日 https://frontlinepress.jp/5892

官製ワーキングプアの真実【下】 「悔しかったら正規になってみろ」と言われて
フロントラインプレス 2021年12月12日 https://frontlinepress.jp/5899

【連載・非正規公務員に明日はあるか⑤】
専門職の正規採用を 保育や介護、DV相談支援 公共サービスの低下懸念
南日本新聞 2021年11月24日(水)
https://373news.com/_news/topic.php?storyid=147024&topicid=135

【連載・非正規公務員に明日はあるか④】
任用職員の8割が女性 年収200万円以下は5割超 「女性で非正規、二重の差別構造がある」
南日本新聞 2021年11月23日(火)
https://373news.com/_news/topic.php?storyid=146988&topicid=135

【連載・非正規公務員に明日はあるか③】
減少続ける正規職員 その穴埋めにされる任用職員 災害対応を任せるケースも出てきた
南日本新聞 2021年11月22日(月)
https://373news.com/_news/storyid/146987/

【連載・非正規公務員に明日はあるか②】
生徒にとって同じ「先生」 求められる仕事も同じ でも待遇に格差 同一労働同一賃金は幻か
南日本新聞 2021年11月21(日)
https://373news.com/_news/storyid/146986/

【連載・非正規公務員に明日はあるか①】
待遇改善図った「会計年度任用職員」 実態は雇い止め、パート転換で賃金下がる
南日本新聞 2021年11月20日(土)
https://373news.com/_news/storyid/146948/

その他、これまでの関連記事のリストを下記に掲載しています。
https://nrwwu.com/booklist/22/

 院内集会直前オンライン当事者交流会 参加者募集

 11月5日(土) 19時~21時

 申込フォーム ⇒ https://forms.gle/RFbJap7AHV6cB4Hu5

<11.9 はむねっと緊急院内対話集会>直前の11月5日(土)に、オンラインでの、公務非正規当事者集会を行いたいと思います。現役で働いている方、過去働いていた方など、公務非正規として働いてきた中で感じてきたこと、いま感じている思いなど、当事者同士で話しませんか。ニックネームOK、顔出しなし、地域を言わなくても参加可能です。

今不安に思っていること、怒っていること、悲しいこと、当事者同士で語り合ってみませんか?想いを吐き出して、分かち合いましょう。


ILO(国際労働機関)専門家委員会への情報提供についての記者会見開催のお知らせ ※オンライン配信あり

ILO(国際労働機関)専門家委員会への情報提供についての記者会見を開催します。

日時:2022年9月21日(水)11:00~
場所:厚生労働省記者クラブ(千代田区霞が関1-2-2 中央合同庁舎第5号館9F)

※Zoomによるオンライン配信URL
https://zoom.us/j/93441578880?pwd=Y3hjekZSK2hZVDRyeWRrSm84UVdYdz09
ミーティングID: 934 4157 8880
パスコード: 374764

内容:
・ILO専門家委員会に情報提供をした趣旨の説明
  これまでの取組みについて
  特に会計年度任用職員制度の問題について
  特に雇用安定に焦点を当てた課題について
・ILO専門家委員会の動向
  雇用政策条約の日本政府報告審査について
・関係団体からの発言
  はむねっと 他

レジュメ

ILOに提出した資料は下記からダウンロードできます。
日本語版
https://drive.google.com/file/d/1BUW6FTa2xV47TvlXhRO7kSK6zBBRjOCm/view

英語版
https://drive.google.com/file/d/1Z_OVRk6kBA5tKfpt5zlRdOa9QKKFYZ9J/view

※これまでの取組み/関連情報
https://roudou-navi.org/2021/09/19/202010_yasudamasaki/

主催:連帯労働者組合杉並/板橋区パート
https://rentai-suginami.wixsite.com/0001

第14回なくそう!官製ワーキングプア集会 反貧困集会2022

◆日時:2022 年 10 月 2 日 (日)13:00~16:30/ 開場 12:30
◆会場:文京区民センター3A 集会室(東京都文京区本郷4-15-14 東京メトロ・後楽園)
◆参加費:会場参加者は 資料代 として 500 円/WEB参加者(YouTube配信視聴)は無料
◆YouTube配信:https://youtu.be/skxwtEGNRao

ストップ!3年公募~私たちの仕事は3年では終わらない~
やめよう!なくそう!公募制

自治体の職場では、会計年度任用職員制度が導入され3 年目を迎えました。
導入とともに3 年毎の雇止め公募を取り入れた地方自治体が多数あることから、2022 年度末には全国各地の自治体で会計年度任用職員の雇止めが発生しかねない情勢となっています。
私たちの雇用と処遇を守り、安定した公務公共サービスを維持、向上させるため、これからどのような取り組みができるのか、一緒に考えませんか。
当日は3 年雇止めを乗り越えるための方策を考えると同時に、それぞれの職場で闘っている仲間の実践報告などを企画しています。

~プログラム~
【前半】寸劇/質問・意見交換/総務省・厚労省・内閣府懇談会の報告

【後半】闘いの報告等/意見交換
・自治体の非正規:会計年度任用職員制度(全統一千葉/公共一般)
・臨時教員
・国の非正規(ハローワークの3年公募の実態報告)
・民間委託の問題
・国公労連(無期転換要求の取組みなど)
・人事委員会
・措置要求・ILO

<主催>なくそう!官製ワーキングプア集会 実行委員会
◆連絡先: nakuso_kanseiwp@yahoo.co.jp