はむねっとアンケート2024 ~ 一人ひとりの声を集めて! 今年も社会へ届けます。

★アンケートフォーム:https://forms.gle/xR42eNDM8vRPmw5J9

はむねっとは、2021年発足直後に、「公務非正規労働従事者緊急アンケート」を実施しました。このアンケートは、公務非正規の生の声を集めた調査として大きな反響を呼びました。その後も、私たちは毎年調査を行い、回答者の8割を占めた会計年度任用職員に関わる課題をまとめ、総務省や人事委員会に対して「会計年度任用職員制度の見直し」を求める活動や、 HPに「3年目公募問題」特集ページを作成するなどの情報共有を行ってきました。私たちは、3年間の調査や当事者の声で明らかになった、矛盾だらけのこの制度を変えたいと考えています。

今回実施する調査では、課題をより明確にしたいと、新たな設問も加えました。この4年間で、公務非正規問題の報道も格段に増えてきています。公務現場で非正規職員が増え続ける状況に対して、あらためて全国の公務職場で非正規で働く皆さんの声・経験を寄せてください!

今回実施するアンケートも、今までと同様に個人の特定ができないように集計し、8月末を目途に、ホームページで公表し、広く発信していきます。
また、周りの皆さんにも、回答を呼びかけてください。よろしくお願いします。

■対象者:非正規で国の機関や自治体で働いている(働いていた)方
※既に退職された場合でも、2020年4月から2024年3月の間に在職されていた方を含みます。
※地方自治体が派遣や業務委託、指定管理者など外部委託した職場(役所の窓口、保育園、図書館など)で働く(働いていた)方を含みます。
※大学等独立行政法人は、この調査では対象にしません。
■回答締切:2024年7月14日(日)23:59まで
■実施団体:公務非正規女性全国ネットワーク(はむねっと)
■本アンケートに関する問い合わせ先
メール hiseiki.koumu@gmail.com

アンケートフォーム:https://forms.gle/xR42eNDM8vRPmw5J9

広報用リーフ(名刺サイズ版)

はむねっと発足2周年 ハイブリッド集会
動かしてきたこと・見えてきた課題・あきらめずに声をあげよう!

◆開催期日:2023年3月19日(日)13:00~16:30
◆開催会場:公益社団法人 日本図書館協会 研修室(中央区新川1-11-14)
 最寄り駅:茅場町駅(地下鉄東西線,日比谷線)より徒歩5分
 http://www.jla.or.jp/traffic_guide/tabid/75/Default.aspx
◆開催方法:ハイブリッド開催
アーカイブ配信URL:https://youtube.com/live/13tSKc6OHGk?feature=share

◆開催呼びかけ文:
公務非正規女性全国ネットワーク(はむねっと)が発足して早2年!になります。
今年度は、特に会計年度任用職員制度がはじまり3年目にあたる年度となったため、年度当初から、「3年目公募」の問題を中心に、様々な取組を行ってきました。2年間にわたり実施した調査にも、全国から回答を寄せていただきました。この間、私たちの呼びかけに答え、調査への協力をいただいたみなさま、また、様々なかたちでご一緒に動いているみなさまに感謝と連帯を表します!

「3年目公募」(現職を含めた公募の実施)自体を大きく止めるということはできたとは言えません。それでも、昨年末(2022年12月)には、総務省が改めて地方自治体に通知を出し、必ずしも公募は必須ではない旨を伝え、厚労省も、自治体が引き起こしている“大量雇用変動”に対して、各自治体が一定の対処をしなければならないことを明示しました。
加えて、来年度以降の、会計年度任用職員に対する“勤勉手当”支給も、なされる方向で国会審議の予定が組まれているとのことです。

公共サービスを支える“基幹的”で、“恒常的に必要な仕事”を、不安定な働き手が、自らの将来にも大きな不安を抱えながら、ぎりぎりの状態で支えているような、矛盾する状態は変える必要があります。
制度開始3年目の今年、何が起きたのかを報告し合い、制度を根本から変えていく声を、みなさんと一緒にあげていきたいと思います。
是非、ご一緒に声を上げていきましょう。

◆集会プログラム
第1部13:00~13:30 第一部スライド
はむねっと発足2年 この間の取組みから
・調査要望活動によって動いてきたこと
・1789プロジェクト(全国の自治体への要望書発送した取組)の報告
・見えてきている課題など

第2部13:35~15:05 リレートーク 現場からの声
消費生活相談員/ALT外国語指導助手/婦人相談員/図書館指定管理の館長
学校事務職員 ほか

休憩:15:05~15:15

第3部15:15~16:00 他団体の取り組みと今後に向けて
・日本労働弁護団の取り組み
・図書館友の会全国連絡会・市民の立場から
・政治を変えよう/地方議員からの発言 ほか

16:10 まとめ 集会アピール

主催:公務非正規女性全国ネットワーク(はむねっと)
後援:岩波書店/公益社団法人日本図書館協会/図書館友の会全国連絡会

※賛同団体・個人 随時更新中 ★賛同メッセージ★随時更新中

◆団体賛同
ジェンダー平等をすすめる教育全国ネットワーク
ワーキング・ウィメンズ・ネットワーク(WWN)
I女性会議中央本部
認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク
世界女性会議岡山連絡会
東京労働安全衛生センター
Labor Now
ユニオンらくだ
NPO法人働き方ASU-NET
NPO法人参画プラネット
連帯労働者組合・杉並
図書館友の会全国連絡会
まんなかタイムス
全学労連(全国学校事務労働組合連絡会議)
社会教育推進全国協議会
全統一千葉市非常勤職員組合
反貧困ネット北海道
コムノオト
attac 公共サービス研究会
ユニオン習志野
ジェンダー平等 埼玉
働く女性の人権センターいこ☆る
全労協女性委員会
女性ユニオン東京
わくわくシニアシングルズ
NPO法人日本フェミニストカウンセリング学会
全国フェミニスト議員連盟

◆個人賛同
高木さとこ(狛江市議会議員(立憲民主党))
井上 悦子(保育補助)
時實 達枝(世界女性会議岡山連絡会・社会生活コンサルタント)
上野千鶴子(認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク理事長)
匿名(生活保護面談相談員)
森 紀代美(地域開発みちの会
内藤すすむ(あぱけん神戸・相談員)
川西玲子(NPO法人働き方ASU-NET)
佐藤周一(現役介護福祉士・元広島県庁職員・広島自治労連執行委員)
木下忠親(連帯労働者組合・杉並/杉並区職員)
安田信子(連帯労働者組合・杉並)
池田祥子(元・大学、短大教員)
鶴丸周一郎(名古屋ふれあいユニオン)
伊藤拓也(学労川崎(学校事務職員労働組合神奈川川崎支部))
川村雅則(北海学園大学、NPO法人官製ワーキングプア研究会)
岡田健一郎(高知大学教員)
江川 あや(旭川市議会議員)
山本志都(弁護士)
非正規まき労(非正規地方公務員(会計年度任用職員))
京極紀子(学校事務職員労働組合神奈川・全国学校事務労働組合連絡会議)
伊藤みどり(介護福祉士)
村田晶子
中島明子(和洋女子大学名誉教授)
いとう正子(川越市議会議員)
屋嘉比ふみ子(ペイ・エクイティ・コンサルティング・オフィス(PECO)
中原純子(全労協女性委員会代表幹事)
利光朝子(日本図書館協会非正規雇用に関する委員会/図書館問題研究会職員問題委員)
辻智子
匿名希望 3名

※はむねっと2周年集会に賛同していただける団体・個人を広く募っています。
現場の声、応援メッセージを是非お寄せください。
次のフォームから登録をお願いします。
https://forms.gle/nh6ncXuSd9vXKMgx6

※無理のない範囲で、賛同金をお寄せください。
(賛同金は、主に、集会開催にかかる経費にあてさせていただきます)
振込み先:名義 公務非正規女性全国ネットワーク
〇ゆうちょ銀行口座(普通預金) 記号11390 番号12845081
〇他行からの振込 店名一三八(イチサンハチ)店番138
普通預金 口座番号1284508

◇この間の関連記事など
◆「「正職員に嫌われたら終わり」非正規公務員の苦悩 「2023年問題」自治体7割強で雇い止めの可能性」(有馬知子 : フリージャーナリスト)
2023年2月1日 東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/648958

◆非正規公務員「雇い止め」の不安…会計年度任用職員制度
2023年1月20日 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/commentary/20230119-OYT8T50156/

◆違法じゃないけど「最低賃金未満」 公務員賃金に出した総務省通知
2023年1月18日 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20230115/k00/00m/040/141000c

◆(天声人語)ありがとう図書館
2022年12月28日 朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/DA3S15514478.html?iref=pc_shimenDigest_top02 

◆年度末に雇い止め危機の非正規地方公務員、数十万人規模か 「3年目の壁」自動では契約更新されず
2022年11月24日 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/215673

◆図書館司書、続けたいけれど 非正規、低賃金…「女性軽視では?」
2022年11月24日 朝日新聞デジタル(宮田裕介)
https://www.asahi.com/articles/ASQCQ54SJQC2ULEI008.html

◆真の「男女の賃金格差」分からない恐れ 地方公務員の格差開示 女性多い「非正規」と「正規」を比較できず
2022年10月22日 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/209490

◆手取り9万8000円の不条理 20代非正規図書館員が声上げた理由
2022年9月16日毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20220915/k00/00m/040/089000c

◆非正規公務員の6割、年収200万円未満 自治労連が初の全国調査「改善が必要」
2022年9月6日 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/200274

◆手取り9万8000円では「暮らせない」 図書館司書が待遇求めて署名活動…専門性評価されず、7割超が「非常勤職員」の現実
2022年9月20日 弁護士ドットコム(猪谷千香)
https://www.bengo4.com/c_5/n_15010/

◆非正規公務員調査 9割が「将来不安」 低賃金、広がる格差
2022年8月18日 毎日新聞(東京・地方版)
https://mainichi.jp/articles/20220818/ddl/k13/040/008000c

◆関連書籍
『官製ワーキングプアの女性たち あなたを支える人たちのリアル』
(竹信三恵子・戒能民江・瀬山紀子編 2020、岩波書店)
※電子書籍あり
https://www.iwanami.co.jp/book/b527893.html

新聞・ネットニュース等

◆非正規公務員の雇用安定化なるか 北海道内8市、再任用の公募試験廃止 札幌も見直し検討
2024年10月29日 北海道新聞
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1081105/

◆非正規公務員、10月改定の最低賃金すれすれの市町も 「官製ワーキングプア」生む構図温存
2024年10月14日(月) 中国新聞デジタル
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ee91f4b70ea6e48f31a42fa9cdcf3989163a89a

◆賃金格差と非正規公務員 「民間に波及しかねない」公務の姿勢
毎日新聞 2024年10月11日
https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20240930/pol/00m/010/014000c

◆「250人雇い止め繰り返させない」 非正規公務員スクールカウンセラー10人が東京都を提訴
2024年10月10日 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/359420

◆JAWW NGOレポート北京+30に向けて「Q労働コラム:見逃されてきた公務における非正規雇用 〜人の身の振り方の相談に乗る自分が明日をも知れぬ運命〜」
2024年9月 JAPAN Women’s Watch 日本女性監視機構
https://jaww.info/news-detail.php?id=130

◆女性が担う職種は安くてよい? 賃金格差に潜むアンコンシャスバイアス
2024年9月29日 毎日新聞
https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20240924/pol/00m/010/009000c

◆ジェンダー情報:非正規公務員の実態調査「困難女性を支援する側が困難女性」の矛盾深刻化
2024年9月27日週刊金曜日
https://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2024/10/17/gender-169/
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e0d0acf40b819c553ce490b5b51d8cb1580fa30

◆「都合悪くなると使い捨て」大量雇い止め問題で東京都に賠償求め提訴へ
「非正規」スクールカウンセラー
2024年9月24日 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/356097

◆秋田県 非正規職員の再採用で上限を一部撤廃へ
2024年9月20日 秋田 NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20240920/6010022427.html

◆非正規公務員の再任用上限、都内7割の自治体が「撤廃/対応検討」
毎日新聞 2024年9月20日
https://mainichi.jp/articles/20240920/k00/00m/040/186000c

◆『雇い止め』に怯える非正規公務員たち
2024年9月13日 文化放送(番組レポ)
https://www.joqr.co.jp/qr/article/134637/

◆退職者の4割は「雇い止め」に遭ったからだった…非正規公務員「低い年収」
実態も判明 民間団体が調査
東京新聞 2024年9月12日
https://www.tokyo-np.co.jp/article/353561

◆「人として扱ってもらえない」「ただの駒」非正規の女性公務員たちの不安と嘆き
弁護士ドットコム 2024年9月12日
https://www.bengo4.com/c_5/n_17935/
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c240f7d3cc4a4e01f82a86ab60bac7a32fdf8ec

◆非正規公務員の雇用は不安定、「専門性の軽視」「身分差別」の問題も… 労働団体が「会計年度任用職員」制度の問題を訴え
弁護士JP 2024年9月11日
https://www.ben54.jp/news/1492
https://news.yahoo.co.jp/articles/67daefbdb16c92230f03b97aac9296e939e8e9c5?page=1

◆「非正規雇用公務員の実態は不透明」首都圏106自治体に情報公開請求 多くが「人事情報」不存在
弁護士ドットコム 2024年9月11日
https://www.bengo4.com/c_5/n_17929/
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb744242c2787076a25779b772d75592ce7c5e14

◆【チーム学校の亀裂③】会計年度任用職員制度の負の側面 【シリーズ】チーム学校の亀裂
教育新聞 2024-09-09
https://www.kyobun.co.jp/article/2024090901

◆非正規公務員の待遇改善を 現状や制度の問題点議論 福岡で集会 /福岡
毎日新聞 2024/9/1 地方版
https://mainichi.jp/articles/20240901/ddl/k40/040/109000c

◆非正規公務員の雇用安定に向けて 2024年9月1日 労働開発研究会
https://www.roudou-kk.co.jp/rkk/report/12388/

◆非正規公務員の処遇改善へ議員ネット 全道から超党派の10人参加し発足
北海道新聞 2024年8月9日
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1049569/

◆「ボーナスは正規公務員の半分…」 非正規職員の支給格差、都内8市町村で判明 国の通知守られず
東京新聞 2024年7月30日 06時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/343765

◆声を上げ始めた非正規公務員。不安定雇用に給与格差
雑誌『Works』184号「多様な働き方時代の人権」
https://www.works-i.com/works/no184/

◆非正規公務員「再採用2回まで」の制限を撤廃 人事院 雇用安定に前進、でも「いつでも切られる」不安残る
東京新聞 2024年6月29日 06時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/336687

◆非正規公務員手当 3割近い市町村が国基準より低条件で支給
NHK 2024年6月20日 16時18分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20240620/1060017229.html

◆「日本のジェンダー平等政策を国際基準に」 議定書批准求めリレートーク
『週刊金曜日』2024年6月7日号(オンライン版2024年6月19日更新)
https://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2024/06/18/antena-1474/

◆「会計年度任用職員」の離職通知書 13市町村が提出せず
NHK 沖縄 NEWS WEB 2024年05月10日
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20240510/5090027719.html

◆退職金ゼロにする奇策が全国自治体で横行 非正規公務員5.8万人、勤務が毎日15分短いだけで「パート扱い」
東京新聞 2024年5月9日
https://www.tokyo-np.co.jp/article/325889

◆年度末で3000人規模の離職者・県内の自治体に非正規雇用者に関するアンケート調査
琉球朝日放送 2024年5月8日(水)
https://news.yahoo.co.jp/articles/3212d865504432d553e7f97103ed94cb17507e9c

◆会計年度任用職員の「勤勉手当」 長野県内9市は支給せず 全国では9割超が「支給」
信濃毎日新聞 2024/05/04
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2024050400058

◆行政によるジェンダー差別 公務の非正規女性職員を苦しめる待遇差別の実態
『週刊金曜日』2024年4月5日号(オンライン版2024年4月18日更新)
https://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2024/04/18/gender-156/

◆【社説】非正規公務員 給与抑制の対応は悪質だ
西日本新聞 2024/3/31
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/1195436/

◆<社説>非正規の公務員 働きに見合う待遇こそ
東京新聞 2024年3月29日
https://www.tokyo-np.co.jp/article/317991

◆婦人相談員、5割が心身不調経験 負担大きく雇用不安定
共同通信 2024/03/25
https://nordot.app/1144931507037225473

◆社説:非正規公務員 現場の実情を踏まえてこそ
京都新聞 2024年3月21日
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1222334

◆「なぜ女性は昇進できない」を解明した川崎市職員にたっぷり聞いた
「軽視される仕事」と「形状記憶合金」
東京新聞 2024年3月6日
https://www.tokyo-np.co.jp/article/313253/1

◆見えない困窮 ベテラン非正規公務員の女性 病気でもゆっくり休めず「半人前扱い」
毎日新聞 2024/3/4 15:45
https://mainichi.jp/articles/20240301/k00/00m/040/071000c

◆非正規公務員の待遇改善手当 国が求める額支払う自治体17%
NHK山形放送局 02月27日 19時06分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20240227/6020019856.html

◆愛知・みよし市 非正規公務員の待遇改善へ
NHK 東海 NEWS WEB 2024年02月07日 
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20240207/3000034111.html

◆「しょせんパート扱い」「学校司書では結婚できない」…専門職なのに年収150万円以下、非正規公務員の嘆き「簡単に人を切っていいのか」
2024年1月20日 信濃毎日新聞 
(ヤフーニュース)
https://news.yahoo.co.jp/articles/6e9ecdd28cb88218dea92198e8a774e5dc8f7e2e

◆非正規・民間委託の賃下げに歯止め 福岡市水道
2024年1月5日 朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASS1563QWS13ULFA00T.html

◆非正規公務員の賃上げ 国の通知に4市未対応 自治労調べ
2023年12月5日 朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASRD47T2JRCXPISC00L.html

◆非正規公務員の賃上げ、遡及改定は自治体の3割 自治労連調査
2023年11月16日 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20231116/k00/00m/020/155000c

◆自治体の平均給与、女性は男性の「7割台以下」71・9%…48%どまりの市も
2023年11月12日 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/national/20231112-OYT1T50008/

◆「官製ワーキングプア」非正規公務員が直面する苦境とは
2023年10月27日6:51PM 週刊金曜日 竪場勝司・ライター
https://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2023/10/27/antena-1349/

◆地方公務員 非正規 冷遇続く 岐阜市営の競輪場、勤務日減で生活苦に
2023年10月23日 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/285388

◆(社説)会計年度職員 行政は正規雇用の道を広げよ
2023年10月20日 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20231020-OYT1T50017/

◆育休中も…相次ぐ望まぬ雇い止め 非正規公務員、制度導入3年
2023年10月17日 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20231017/k00/00m/010/018000c

◆非正規公務員の訴え、短編映画に つきまとう雇い止めの恐怖「表に出せない声を代弁したい」
2023年10月9日 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/282505

◆「就職氷河期世代」国立大学院卒・手取り月11万円、副業はパン工場
40代男性「身体も心も限界です」非正規公務員の現実
2023年9月30日 アエラ
https://dot.asahi.com/articles/-/202504

◆非正規公務員の処遇改善 神戸市、年収を5割増 高知市は正規化後押し
2023年9月5日 日経新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO74173370V00C23A9MM0000/

◆非正規職員が支える図書館 運営で首長に異例の要望
2023年9月1日 日経新聞(日経グローカル)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC214GM0R20C23A8000000/

◆「生意気なのよ」私物隠され、あいさつも無視 非正規公務員ハラスメントの実態
2023年8月29日 中国新聞
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/353021

◆「無理やり性行為された」の声も…非正規公務員の深刻なハラスメントと差別 500人調査、7割近く被害
2023年8月26日 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/272571

◆被害者なのになぜ退職 非正規公務員へのハラスメント調査に切実な声
2023年8月25日 朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASR8S1RNKR8RULFA01H.html

◆ダブルワークでも苦しい 最低賃金ギリギリ 非正規公務員の実態
2023年8月9日 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20230808/k00/00m/040/020000c

◆狭山市、図書館職員を大量解雇…22年勤務のベテラン司書を雇止め、雇用保険も不支給の恐れ(文=日向咲嗣/ジャーナリスト)
2023年7月31日 ビジネスジャーナル
https://biz-journal.jp/2023/07/post_357611.html

◆司書を22年間「切られるとは」 地方公務員の新制度「会計年度任用」で失職
2023年7月31日 朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/DA3S15704333.html

◆会計年度任用職員/全国の「雇い止め」事例明らかに/有志が調査「行政が不安定雇用」
都政新報 2023年7月28日号
https://www.toseishimpo.co.jp/modules/news_detail/index.php?id=10102

◆コロナ5類移行、非正規公務員に大きなしわ寄せ 労働団体職員の警鐘
(文筆家・労働団体職員 西口想)
2023年7月27日 朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASR7T3SM5R7MULLI00F.html

◆なぜ?どうすれば? 非正規雇用2,100万人の悩み
2023年7月7日 NHK Web
https://www.nhk.or.jp/minplus/0029/topic125.html

◆救いは「きちんと有休が取れることぐらい」…上限3年で雇い止めに遭う「非正規公務員」の苦難
2023年7月3日 フライデーデジタル
https://friday.kodansha.co.jp/article/319010

◆会計年度任用、非正規待遇改善のはずが「官製ワーキングプア」の実情
2023年6月27日 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20230627/k00/00m/040/130000c

◆非正規公務員の「雇い止め」実態は? 東京・市民団体がウェブ調査、国に改善求める
2023年5月27日  河北新報
https://kahoku.news/articles/20230526khn000032.html

◆「女性」の視点から「公共のあり方」を問う
公務非正規女性全国ネットワーク(はむねっと)の活動から
季刊「現代の理論」34号 2023年5月7日
http://gendainoriron.jp/vol.34/feature/seyama.php

◆大竹まこと「これじゃ身分制度」小島慶子「幸せな国になんかなりっこない」非正規公務員の実態に嘆く
2023年4月18日 大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)
https://www.joqr.co.jp/qr/article/87648/

◆「雑な扱い」知ってほしい 非正規公務員の雇用に不安 実態調査なし 労組に入れない例も
2023年4月18日 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/244712

◆官製ワーキングプア、月の手取りは10万円 女性にやりがいと待遇を
まとめ・伊藤恵里奈
2023年4月8日 朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASR442H81R3VUTIL001.html

◆非正規公務員、相次ぐ雇い止め 自治の現場で変わらぬ処遇
<現場から 統一地方選2023>
2023年4月4日 北海道新聞
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/826958

◆「非正規は仕事をしない」公務員の分断を生む根因
「公務員制度の歪み」が両者の理解を妨げている
有馬 知子 : フリージャーナリスト
2023年4月1日 東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/662497

◆上がらぬ賃金、残業代なし「使い捨てにされている感じ」
…非正規公務員の実態【沖縄県と41市町村の非正規職員内訳表】
2023年3月25日琉球新報
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1683154.html

◆非正規公務員の待遇改善求め集会 支援団体、雇用打ち切りの恐れも
2023年3月19日 18時09分 東京新聞(共同通信配信)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/238997

◆雇い止めが不安…今春、非正規公務員に「3年の壁」 会計年度任用職員、正職員数に迫る自治体も
2023年3月19日 11:29 南日本新聞
https://373news.com/_news/photo.php?storyid=172331&mediaid=1

◆地域を良くする地方議会へ 地方議会・地方議員に期待される役割とは?
急増する「非正規公務員」公務職場で進む内部崩壊
地域経済にもマイナス
2023年3月13日 情報労連リポート
http://ictj-report.joho.or.jp/2303/sp09.html

◆官が生み出すワーキングプアの苦境 非正規公務員の4分の3は女性
2023年3月8日(水) 6:30 朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASR364Q6HR2NOXIE03G.html

◆制度だから…と「失業」、職場を転々…「女性活躍」とほど遠い行政の現場 非正規公務員7割超が女性の沖縄
2023年3月8日 琉球新報
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1673952.html

◆「「正職員に嫌われたら終わり」非正規公務員の苦悩 「2023年問題」自治体7割強で雇い止めの可能性」(有馬知子 : フリージャーナリスト)
2023年2月1日 東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/648958

◆非正規公務員のボーナス拡充 格差是正に向け総務省法改正へ
2023年1月22日 共同通信
https://nordot.app/989862855850639360

◆非正規公務員「雇い止め」の不安…会計年度任用職員制度
2023年1月20日 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/commentary/20230119-OYT8T50156/

◆違法じゃないけど「最低賃金未満」 公務員賃金に出した総務省通知
2023年1月18日 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20230115/k00/00m/040/141000c

◆(天声人語)ありがとう図書館
2022年12月28日 朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/DA3S15514478.html?iref=pc_shimenDigest_top02 

◆年度末に雇い止め危機の非正規地方公務員、数十万人規模か 「3年目の壁」自動では契約更新されず
2022年11月24日 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/215673

◆図書館司書、続けたいけれど 非正規、低賃金…「女性軽視では?」
2022年11月24日 朝日新聞デジタル(宮田裕介)
https://www.asahi.com/articles/ASQCQ54SJQC2ULEI008.html

◆真の「男女の賃金格差」分からない恐れ 地方公務員の格差開示 女性多い「非正規」と「正規」を比較できず
2022年10月22日 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/209490

◆手取り9万8000円の不条理 20代非正規図書館員が声上げた理由
2022年9月16日毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20220915/k00/00m/040/089000c

◆非正規公務員の6割、年収200万円未満 自治労連が初の全国調査「改善が必要」
2022年9月6日 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/200274

◆手取り9万8000円では「暮らせない」 図書館司書が待遇求めて署名活動…専門性評価されず、7割超が「非常勤職員」の現実
2022年9月20日 弁護士ドットコム(猪谷千香)
https://www.bengo4.com/c_5/n_15010/

◆非正規公務員調査 9割が「将来不安」 低賃金、広がる格差
2022年8月18日 毎日新聞(東京・地方版)
https://mainichi.jp/articles/20220818/ddl/k13/040/008000c

◆「国によるパワハラ」3年に1度失職するハローワーク職員の憂うつ
2022年6月13日(月) ヤフーニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/0143ba91522c154b84e4ca47f01b355e9dcafb6c

◆「国によるパワハラ」3年に1度失職するハローワーク職員の憂うつ
2022年06月13日 https://friday.kodansha.co.jp/article/248293

◆役所の相談窓口担当者が、実は生活困窮者予備軍ということも!自治体の非正規“公務員”について調べてみた FNNプライムオンライン 岸田花子 2022年5月29日 日曜 午後6:40
https://www.fnn.jp/articles/-/365682

◆今国会で成立へ「生活困窮の女性支援法」で解決されるべき課題
5/13(金)ヤフーニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/0742f08cef403efc198d2132bdf039236e612d57?page=1

◆平均年収200万円以下・非正規の公務員…「本当に生活が苦しい」悲惨すぎる現場 幻冬舎Gold Online 2022年4月25日 https://news.yahoo.co.jp/articles/9d06f9de5c9f3b8176675f143283ca9251bad428

◆非正規の公務労働、実態は 雇用期間1年、年収250万円以下が最多
毎日新聞(東京・地方版)2022年4月7日
https://mainichi.jp/articles/20220407/ddl/k13/040/014000c

◆社説 非正規公務員 職務に見合う待遇改善を
西日本新聞 2022年3月22日
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/894567/

◆手取り14万円の劣悪な待遇…
非正規化進む地方公務員、15年で1.5倍に「公共サービス持続困難に」
東京新聞 2022年3月19日 06時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/166483

◆コロナ禍で社会支える「非正規公務員」悲惨な待遇
女性たちを沈黙させる「会計年度任用職員」
竹信 三恵子 : ジャーナリスト、和光大学名誉教授
東洋経済オンライン 2022年3月17日
https://toyokeizai.net/articles/-/538781

◆教育現場を支える非正規教員 9万8000人
NHK 2022年2月24日 18時55分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220224/k10013495441000.html

◆15分時短のパート公務員 自治体の4割に 総務省が見直し求める
NHK 2022年2月6日 4時56分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220206/k10013469071000.html

◆<社説>自治体パート倍増 「官製」働く貧困の解消を
琉球新報 2022年1月21日
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1457360.html

◆非正規公務員、パート倍増94% ワーキングプア解消せず 
沖縄市町村「会計年度任用」負の効果
琉球新報 2022年1月20日
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1456998.html

◆河北抄(12/23):自治体職員や保育士、ハローワークの相談員…
河北新報 2021年12月23日 https://kahoku.news/articles/20211223khn000025.html

◆県内市町村、非正規公務員大幅増 多くが年収180万円以下
宮崎日日新聞 2021年12月22日 https://www.the-miyanichi.co.jp/kennai/_58781.html

◆官製ワーキングプアの真実【上】「公務職場は非正規女性の“善意”でぎりぎり維持されている」
フロントラインプレス 2021年12月12日 https://frontlinepress.jp/5892

◆官製ワーキングプアの真実【下】 「悔しかったら正規になってみろ」と言われて
フロントラインプレス 2021年12月12日 https://frontlinepress.jp/5899

◆【連載・非正規公務員に明日はあるか⑤】専門職の正規採用を 保育や介護、DV相談支援 公共サービスの低下懸念
南日本新聞 2021年11月24日(水)
https://373news.com/_news/topic.php?storyid=147024&topicid=135

◆【連載・非正規公務員に明日はあるか④】任用職員の8割が女性 年収200万円以下は5割超 「女性で非正規、二重の差別構造がある」
南日本新聞 2021年11月23日(火)
https://373news.com/_news/topic.php?storyid=146988&topicid=135

◆【連載・非正規公務員に明日はあるか③】減少続ける正規職員 その穴埋めにされる任用職員 災害対応を任せるケースも出てきた
南日本新聞 2021年11月22日(月)
https://373news.com/_news/storyid/146987/

◆【連載・非正規公務員に明日はあるか②】生徒にとって同じ「先生」 求められる仕事も同じ でも待遇に格差 同一労働同一賃金は幻か
南日本新聞 2021年11月21(日)
https://373news.com/_news/storyid/146986/

◆【連載・非正規公務員に明日はあるか①】待遇改善図った「会計年度任用職員」 実態は雇い止め、パート転換で賃金下がる
南日本新聞 2021年11月20日(土)
https://373news.com/_news/storyid/146948/

◆「困窮する非正規公務員」『AERA』2021年10月18日号(10月11日発売号)
ネット版記事(AERA dot.)https://dot.asahi.com/aera/2021101500079.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=social

◆女性が4分の3占める「非正規公務員」 遠い処遇改善
ヤフーニュース 2021年9月22日(水) 19:30配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/60b4bdcf0bb50af2a9b513a28c4fc8b94dc5c43a

◆非正規公務員 遠い処遇改善 4分の3が女性「将来に不安」9割
日経新聞 2021年9月20日
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO75848270X10C21A9TY5000/

◆女性が4分の3占める「非正規公務員」 遠い処遇改善
日経新聞デジタル版 2021年9月19日 5:00
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC086ZL0Y1A900C2000000/

◆フルタイムでもワーキングプア……非正規公務員の7割が年収200万円未満  舞田敏彦(教育社会学者)
ニューズウィーク日本版 2021年9月15日(水)13時40分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/09/200-31.php

◆「年収200万円未満」の非正規公務員の背景にある、ジェンダー差別や専門職の軽視
Wezzy 2021年9月8日(水)
https://wezz-y.com/archives/93130

◆公務非正規女性のための「はむねっと」設立 アンケートでわかった貧困、差別、心身不調  ふぇみん 2021年9月5日号

◆社説:非正規公務員 責務に見合う処遇改善を
京都新聞 2021年8月10日(火) 16:01配信
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/615205

◆「ふた開けたら私もクビ」 非正規公務員新制度への疑問
編集委員・沢路毅彦2021年7月18日 16時00分
https://www.asahi.com/articles/ASP7H3GHRP6LULZU008.html

◆半数が年収200万円未満 非正規公務員の厳しい実態
ANN(テレビ朝日)7/5(月) 11:48
https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000221430.html

◆「人間の暮らしできない」 非正規公務員の低収入・雇用不安、
コロナ禍で追い打ち
弁護士ドットコムニュース 2021年07月05日 17時40分
https://www.bengo4.com/c_5/n_13257/

◆非正規公務員 年収200万円未満 約半数 現場で働く人などが調査
NHK 2021年7月5日 17時43分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210705/k10013120621000.html

◆「過半数が年収200万円未満」非正規公務員ウェブ調査
朝日新聞 2021年7月5日 19時00分
https://www.asahi.com/articles/ASP755SDWP74ULZU001.html

◆公務非正規女性たちの「怒りと悲鳴」〜1252通のアンケート結果を発表
レイバーネット 2021年7月5日
http://www.labornetjp.org/news/2021/0705hokoku

◆非正規公務員 年収200万円未満が53% 市民団体が調査
毎日新聞 2021/7/6 01:33
https://mainichi.jp/articles/20210706/k00/00m/040/001000c

◆非正規公務員ら、9割超「不安」 過半数は年収200万円未満
団体が初調査
朝日新聞 2021年7月6日 5時00分
https://www.asahi.com/articles/DA3S14963231.html

期待と現実 やりがい・責任感では“もう続かない”
NHK 2021年6月14日 18時02分

非正規公務員 新制度から1年 女性たち、苦境改善へ連携 「公共サービスの危機」懸念
東京新聞・2021年5月31日 10時38分

「非正規公務員のリアル」解明したい 有志がアンケート
朝日新聞・岡林佐和 2021年6月1日

◆災害対応に非正規公務員の動員増加 待遇改善は置き去り
西日本新聞 2021年5月24日 https://www.nishinippon.co.jp/item/n/743463/

◆あっさり切られるだけ? 「会計年度任用」1年の現実
朝日新聞 末崎毅、岡林佐和、編集委員・沢路毅彦 2021年5月23日 6時00分
https://www.asahi.com/articles/ASP5J011KP4TULZU00X.html?ref=pc_rensai_long_479_article

◆妊娠直後の「雇い止め」  県庁10年勤めても…非正規
朝日新聞 末崎毅 2021年4月10日 13時30分
https://www.asahi.com/articles/ASP496VDSP45ULOB005.html

◆神奈川県の非正規公務員に対する「マタハラ」雇止め問題~法的課題を中心に~
嶋崎量 | 弁護士(日本労働弁護団常任幹事)2021年3月30日(火) 18:42

◆現代ビジネス 2021年4月1日 小林 美希
園児置き去り、行方不明、火傷事故…公立保育園の「驚くべき実態」
「保育の質」を問う(2)

◆現代ビジネス 2021年3月29日 小林 美希
「まるで保護者いじめ…」公立認可保育園の「安全神話」が崩れ始めた
「保育の質」を問う(1)

◆NHK Webニュース コロナ禍 10年以上勤務の非正規公務員雇止め 神奈川
2021年3月26日 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210326/k10012937591000.html

◆NHK東京23区の保育士など 約40%が非正規職員 労働組合の調査
2021年3月23日 17時17分 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210323/k10012931191000.html

◆ハローワーク職員「私たちだって雇い止め」、公務員“非正規リストラ”の深刻
ダイヤモンド編集部 土本匡孝:記者 特集 1億総リストラ 2021年3月22日https://diamond.jp/articles/-/265797

◆北海道新聞 「非正規公務員、困窮なお 手当受給でも基本給減 任期に上限「安定雇用の制度を」2021年3月22日)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/524069

◆徳島新聞「任用職員8割「短時間勤務」 県内20自治体、実態はフルタイムに近く」(2021年3月19日)
https://www.topics.or.jp/articles/-/500141

◆白石孝さんに聞いた:コロナ危機で明らかになった「壊された公共」と非正規エッセンシャルワーカーの実情 By マガジン9編集部 2021年1月27日
https://maga9.jp/210127-2/

◆非正規女性が「とりで」の異様 情熱の搾取は未来狭める
朝日新聞 2021年1月6日 
https://www.asahi.com/articles/ASNDX4HKSNDSUTIL015.html

◆困窮女性、助ける私がワーキングプア 婦人相談員の現実
朝日新聞 2021年1月6日
https://www.asahi.com/articles/ASNDX4CB8NDTUPQJ009.html?iref=pc_extlink

◆朝日新聞デジタル「(働くってなんですか)譲れない一線(4) 官製ワーキングプア、広がる不安」(2020年10月4日) https://www.asahi.com/articles/DA3S14645983.html

◆中国新聞「この働き方大丈夫? 第5部 非正規公務員の嘆き」
https://www.chugoku-np.co.jp/living/article/?category_id=1190&page=1

◆竹信三恵子さんに聞いた(その1)コロナ禍によってあぶり出された「女性からの労働相談が6割」の現実 By マガジン9編集部 2020年8月19日
https://maga9.jp/200819-0/

◆竹信三恵子さんに聞いた(その2):コロナ禍を経て、改めて「公共サービス」とは何かを考えよう By マガジン9編集部 2020年8月26日
https://maga9.jp/200826-1/

◆毎日新聞「論点 我慢になれ、再挑戦にも不安」山岸薫/著( 2020年6月24日)
https://mainichi.jp/articles/20200624/ddm/004/070/002000c

毎日新聞「終わらない氷河期 疲弊する現場で」山岸薫( 2020年2月19日・3月3日)https://mainichi.jp/articles/20200219/k00/00m/040/306000c
https://mainichi.jp/articles/20200303/ddm/012/100/111000c

トピックス

◆2024年6月28日、人事院が「「期間業務職員の適切な採用について」の一部改正について」とする通知を示し、国の非正規職員である「期間業務職員」の3年ごとの公募による採用選考を不要にし、連続更新を可能とする方針を打ち出しました。それに続き、総務省も、「「会計年度任用職員制度の導入等に向けた事務処理マニュアル(第2版)」の改正について」とする文書を地方自治体に対して発出し、人事院が示していた3年ごとの公募というこれまでの方針が見直されたことを伝えています。その際、人事院は同時に「期間業務職員の適切な採用に当たっての留意点等について(通知)」とする通知を出し、「公募によらない再採用を行う場合とは、例えば、「仮に公募を行った際に、一定数の応募者は見込まれるものの、職場内の職務経験を有することにより公務の能率的な運営に相当程度資することが想定され、公募への応募者よりも、むしろ職場内の職務経験を有する者を任用することが適当であると任命権者が判断する場合」等が考えられる。」と明確に記しています。

◆2024年5月 はむねっとも、図友連が5月に行う国への要請行動に協力します。
はむねっと2周年集会から、集会の後援をいただいている図書館友の会全国連絡会(図友連)では、「公立図書館は国民生活の保障・向上を支える重要な基盤であるにもかかわらず、非正規職員が7割を占め低賃金、不安定雇用の典型的な職種となっています。その結果、公立図書館において優秀な人材の確保と育成が困難になっています」と、非正規職員の待遇改善を求める要望書を、総務省、厚生労働省、文部科学省などに5月末に提出する予定です。要望書の提出にあたり、はむねっとも賛同団体として名を連ね、要請行動にも参加する予定です。

◆2024年5月23日 はむねっとは「女性の権利を国際基準に!これでいいの?日本のジェンダー不平等!国会議員とNGOの街頭リレートーク」で発言しました。2024年 10 月に行われる女性差別撤廃条約の日本報告審議を前に、選択議定書の批准にむけて国会での承認を目指す行動です(主催は「女性差別撤廃条約実現アクション」と「性差別撤廃委員会の日本報告審議までに選択議定書の批准を実現させる会」)

◆2024年2月9日 はむねっとも情報提供に参加した「ILO専門家委員会報告書」が公開され、大きな前進があったとの報告 詳しくは「労働情報NAVI」のページをお読みください。
https://roudou-navi.org/2024/03/03/20240301_yasudamasaki/

◆2024年1月15日 長周新聞にはむねっとの共同代表の文章が掲載されました。
全国の非正規公務員の女性たちの声を束ねて 公務非正規女性全国ネットワーク(はむねっと)共同代表・渡辺百合子
https://www.chosyu-journal.jp/shakai/28798

◆2023年12月9日(土)に法政大学フェアレイバー研究所の主催で、「地域の課題としての公務非正規問題に取り組む」が開催され、はむねっとからの報告も行いました。
https://fair-labor.ws.hosei.ac.jp/

◆2023年11月3日・2024年1月14日 みちねこサロンで非正規学校図書館のつどいがひらかれました。動画がアーカイブ配信されています。https://www.libraryfair.jp/forum/2023/1014

◆2023年6月1日 全国一般東京ゼネラルユニオン(東ゼン労組)所属の外国語指導助手(ALT)のみなさんによる、会計年度任用職員の団結権を取り戻すための訴訟がはじまりました(裁判支援のサイト→https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000116

◆2023年5月 なくそう!官製ワーキングプア・東京集会 実行委員会のホームページができました

◆2023年4月 統一地方選挙に向けた東京都内の区長・市長選挙の候補者と、改選のない区長・市長にアンケートを実施しました

◆2023年3月16日 【1789プロジェクト】福島県川俣町の町議会で「会計年度任用職員の不安定雇用問題に対する緊急要望書」が採択されました!

◆2023年2月23日 児童図書館研究会 高知支部 図書館問題研究会 高知支部 学習会

◆2023年2月14日 第41回地方×国政策研究会ではむねっとの活動について報告しました(報告資料)

◆2023年1月31日 公益社団法人 東京自治研究センター機関紙『とうきょうの自治』127号に、はむねっとのインタビュー記事が掲載されました。

◆2023年1月29日 「女性関連施設/社会教育施設等の担い手の現状と課題を考える」というテーマではむねっとの調査報告も行った、国立女性教育会館・男女共同参画センターに関する緊急連続学習会の記録が公開されました。こちらからダウンロードが可能です。

◆2023年1月28日 福祉国家構想研究会ではむねっとの活動について報告しました。

◆2022年11月17日 全国労働安全衛生センター連絡会議のサイトに、東京労働安全衛生センター定例セミナー『公務非正規で働く女性たちの現実~「公務非正規労働従事者への緊急アンケート調査」からみえてきたこと~』の開催報告が掲載されました。

◆2022年11月7日 70,598筆の署名を総務省・文科省に提出してきました

はむねっとユーチューブチャンネルができました!チャンネル登録よろしくお願いします。

◆2022年10月 『非正規雇用職員セミナー「図書館で働く女性非正規雇用職員」講演録』(日本図書館協会 JLAブックレット)が発刊されました。

◆2022年9月1日に、他の労働団体と共にILOの専門家委員会に非正規公務員問題についての情報提供を行いました。情報提供資料(英語日本語

◆2022年8月20日に無期転換逃れ連絡協議会が開催する「非正規・無期転換逃れはつらいよシンポジウム」に参加します。参加申し込み:https://forms.gle/ory8swqwCCSjE9HbA

◆2022年8月1日に日本外国特派員協会でプレス発表を行いました。当日のユーチューブライブ配信が、アーカイブとして配信されています。

◆WAN(ウィメンズ・アクション・ネットワーク)のサイトに「まさか!? 公務非正規は対象外??「男女間賃金格差に係る情報開示」 男女間賃金格差の解消の取組みから、非正規公務員を除外しないでください!!」を掲載していただきました

◆2022年6月に経団連21世紀政策研究所が出した『中間層復活に向けた経済財政運営の大転換』の第6章「公共部門の賃上げ・雇用増、競争政策の強化」(経団連 21 世紀政策研究所 研究員 鈴木 章弘)のなかで、はむねっとの調査についての言及がありました。(141頁参照)

◆2022年5月29日・はむねっとのメンバーがインタビューを受けた記事が公開されました「FNNプライムオンライン 役所の相談窓口担当者が、実は生活困窮者予備軍ということも!自治体の非正規“公務員”について調べてみた(岸田花子)」

◆2022年5月22日、28日にBS-TBS「噂の東京マガジン」で二度にわたり公務非正規の課題が取り上げられました。

◆2022年4月20日に、衆議院第二議員会館多目的会議室で開かれた「女性による女性のための相談会 報告・政策提言 院内集会」に参加し、発言の機会をいただきました。

労運研レポート第94号(2022年4月)にはむねっと1周年集会の報告記事を掲載していただきました。

◆2022年4月7日 毎日新聞・地方版にはむねっと1周年集会の報告記事が掲載されました。https://mainichi.jp/articles/20220407/ddl/k13/040/014000c

◆連合通信 3月26日版(No.9726)に、はむねっと1周年集会の報告記事が掲載されました。

◆2022年3月28日(月) 日本図書館協会非正規雇用職員に関する委員会主催・はむねっと共催で、非正規雇用職員セミナー「図書館で働く女性非正規雇用職員」が開かれました。詳しくは、こちらをご覧ください。

◆2022年3月19日(土)はむねっと1周年を軸にした記事が、東京新聞の1面トップに出ました。:手取り14万円の劣悪な待遇… 非正規化進む地方公務員、15年で1.5倍に「公共サービス持続困難に」(東京新聞 2022年3月19日 06時00分)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/166483

◆2022年3月6日(日)相模女子大学・人間社会学部主催の「第7回社会福祉シンポジウム「コロナ禍における女性の貧困の深層」」がオンライン開催されました。はむねっとからも「官製ワーキングプアと女性」について報告しました。

◆NPO法人参画プラネット主催の『公共サービスにおける「エッセンシャルワーカー」ジェンダー視点で見える化プロジェクト~ステップ1/2021年度』(助成:東海ろうきんNPO育成助成事業)の報告書が公開されたとのお知らせがありました。https://sankakudo.net/project&report/essentialwork/report-mierukapj2021.pdf

◆2022年1月28日(金)18:30〜20:30 なくそう!官製ワーキングプア大阪集会実行委員会主催で、「人事委員会・公平委員会に関する学習会」が開かれます。はむねっともこの間の取組みについて報告します。(申込不要・以下サイトにZoomのアクセスリンクあり)
https://www.hiseiki.jp/whatsnew/220128_jinjigakushukai.php

プログラム(プログラムは変更になる場合があります)
事例報告①「再任用拒否について奈良県人事委員会へ審査請求」
事例報告②「東京都特別区人事委員会での闘いと今後の取組み」
はむねっと・労働組合の取組み
地方議会議員からの呼びかけ
講座「人事委員会・公平委員会の基礎知識」
講師:金沢大学准教授 早津裕貴さん
内容:事例報告と早津裕貴さん(金沢大学准教授)の講座

◆2022年1月20日に開かれた生活経済政策研究所のセミナー「韓国ではコロナ禍のエッセンシャル・ワーカーの窮状にどう対応したか?〜「不安定労働者」から「必須労働者(エッセンシャル・ワーカー)」へ〜」の動画(http://www.seikatsuken.or.jp/info/20220120.html)が公開されています。日本側コメンテーターとしてはむねっと・副代表が参加しています。

◆東京労働安全衛生センター定例セミナーではむねっと調査について話しをします。
2022年2月4日(金)18:30~20:30「公務非正規で働く女性たちの現実~「公務非正規労働従事者への緊急アンケート調査」からみえてきたこと~」(会場・東京労働安全衛生センター オンライン参加可)
https://tokyo-oshc.org/wp/202224-2/

◆『のんびる』に取材を受けた記事が一部公開されました。
安心してこの町で暮らしていけますか 声を上げ始めた非正規の女性たち
https://www.secondleague.net/?p=17432

◆フロントラインプレスに取材を受けた記事が公開されました。
官製ワーキングプアの真実【上】「公務職場は非正規女性の“善意”でぎりぎり維持されている」
官製ワーキングプアの真実【下】 「悔しかったら正規になってみろ」と言われて

◆はむねっとメンバーも取材協力した記事が、鹿児島県の「南日本新聞」で5回にわたって掲載されました。

【連載・非正規公務員に明日はあるか⑤】
専門職の正規採用を 保育や介護、DV相談支援 公共サービスの低下懸念
https://373news.com/_news/topic.php?storyid=147024&topicid=135

【連載・非正規公務員に明日はあるか④】
任用職員の8割が女性 年収200万円以下は5割超 「女性で非正規、二重の差別構造が
ある」https://373news.com/_news/topic.php?storyid=146988&topicid=135

【連載・非正規公務員に明日はあるか③】
減少続ける正規職員 その穴埋めにされる任用職員 災害対応を任せるケースも出てき
たhttps://373news.com/_news/storyid/146987/

【連載・非正規公務員に明日はあるか②】
生徒にとって同じ「先生」 求められる仕事も同じ でも待遇に格差 同一労働同一賃
金は幻かhttps://373news.com/_news/storyid/146986/

【連載・非正規公務員に明日はあるか①】
待遇改善図った「会計年度任用職員」 実態は雇い止め、パート転換で賃金下がる
https://373news.com/_news/storyid/146948/

◆11月6日(土)15時~16時40分まで、「公務非正規労働従事者の現状と改善に向けた取り組み」としてはむねっとの調査報告をする機会をいただいています。主催は、連帯社会研究交流センター。事前登録制、参加費無料です。申込などの詳細は、連帯社会研究交流センターのサイトにあるチラシをご覧ください。

◆9月12日(日)にオンライン開催された女性労働問題研究会主催の日韓女性<働き方改革>シンポジウムの動画が、10/20から、3か月間、ネット上で配信がされることになったとのお知らせがありました。第二部で、はむねっと調査についても報告しています。
第1部「日韓のコロナ禍と「働き方改革」のジェンダー分析」https://youtu.be/7lBefdTu5_Q
第2部「フェミに生きる」が働き方を変える~日本の女性労働運動ニューウェーブ」https://youtu.be/GUU_xo_UaaQ

◆10月17日(日)午後2時~3時 あるくラジオ第18 回 放送に参加します。テーマ「官製ワーキングプアの女性たち」。配信はこちらから→https://aruku-radio.jimdofree.com/

◆9月8日(水)Webマガジン”Wezzy”で、はむねっと調査についてのインタビュー記事を出していただきました。

◆9月3日(金)連合主催の「コロナ禍におけるジェンダー平等課題を考え、行動するフォーラム」で、はむねっとも、現場の声の発言機会をいただきました。

◆8月31日(火)社民党チャンネルで、はむねっと調査を取り上げていただきました。公務非正規労働従事者への緊急アンケート調査からみえてきたこと〈はむねっと×福島みずほ〉(2021年8月31日(火)配信)

◆8月17日(火)NHKラジオで、はむねっとの調査を取り上げていただきました。三宅民夫のマイあさ! 7時台深よみ。:コロナ禍で深刻 非正規公務員

◆8月10日(火)京都新聞の社説で、はむねっと調査への言及がありました。結語から「格差を助長、固定化しかねないような政策が公務員の職場で運用されているとすれば、民間の労働現場に与える影響も大きい。職責を踏まえた処遇へ、検討を急がなくてはならない。」京都新聞社説:非正規公務員 責務に見合う処遇改善を

◆7月27日(火)渋谷のラジオ 渋谷社会部で、はむねっとの調査について話してきました。オンラインでも配信されています。

◆6月6日(日)第29回「非正規ではたらく仲間の全国交流集会」in愛知の2日目に分科会企画として「非正規でもまともに暮らせる社会へ」 ~雇用不安と格差を正す運動のいまとこれから~が配信されました。公務非正規問題にも言及されています。アーカイブ配信で動画の視聴が可能です。

◆6月1日(火)朝日新聞デジタル版で追加の記事が配信されました。(朝日新聞「「非正規公務員のリアル」解明したい 有志がアンケート」

◆5月31日(月)の東京新聞(中日新聞)に、「はむねっと」についても触れた記事が掲載されました。(東京新聞記事「非正規公務員 新制度から1年 女性たち、苦境改善へ連携
 「公共サービスの危機」懸念」

◆非正規公務員にこそ労働基本権が必要!と訴え、ILO(国際労働機関)に申し立てをしているみなさんが新しいHPを立ち上げ、リーフレットを作成されたとのこと。リーフレットでは、2020年にILOの専門家委員会が日本政府に対して、「非正規公務員の労働基本権を奪わないように」とする見解を示したこと、また、2021年でさらにそれが補強されたことが紹介されています。是非お読みください。

◆5月24日(月)の朝日新聞に、「はむねっと」の立ち上げについても触れられた記事が掲載されました。(朝日新聞記事「あっさり切られるだけ? 「会計年度任用」1年の現実」

◆5月16日(日)に、社民党 Official YouTube Channelで、「コロナ禍の労働問題ー非正規公務員として働く女性たちー【竹信三恵子×朝倉れい子×大椿ゆうこ×福島みずほ】」が配信されました(アーカイブ視聴可)。はむねっとの活動についても触れられています。

◆3月20日集会で発言していただいた旧労契法20条裁判元原告のみなさんから、今年3月にはじめた『女闘労俱楽部(めとろくらぶ)』のホームページを開設されたとのお知らせが届きました!

◆デジタル版『現代の理論』(26号・春)に、『官製ワーキングプアの女性たち』の書評と、上林陽治さんの「『非正規公務員のリアル~欺瞞の会計年度任用職員制度』が刊行される 著者に聞く」が掲載されています。リンクから全文を読むことができます。

◆3月20日集会で渋谷典子さんが言及された『地域を支えるエッセンシャル・ワーク ー保育所・病院・清掃・子育てなどの現場からー』(山谷清志・藤井誠一郎編著、ぎょうせい、2021)が刊行されました。

目次は下記

第1部  エッセンシャル・ワーカーの厳しい20年
 第1章  地方行革の『効率化』問題
 第2章  これまでの地方改革
 第3章  地方公務員削減を強いた財政の理由
 第4章  現業職場の窮状と公共サービスの危機
第2部  困難なエッセンシャル・ワークの今
 第5章  看護師を追詰める新型コロナ
 第6章  保健所行革の勘違い
 第7章  男女共同参画センター相談室のコロナ禍
 第8章  清掃サービス提供体制の構築
 第9章  コロナ禍と給食業務の困難
 第10章 子育て支援現場の悪化した労働環境
 終章   ポストコロナ時代の公共サービス提供

◆雑誌『労働法律旬報』(No.1981、4月上旬号)に、浅倉むつ子さんによる[書評]「法の谷間」にある非正規公務員問題―竹信三恵子・戒能民江・瀬山紀子『官製ワーキングプアの女性たち―あなたを支える人たちのリアル』(岩波ブックレット)が掲載されました。始まりの言葉には「非正規公務員問題は、いま、私たちがもっとも解決しなければならない最大の労働問題である」と書かれています。

◆日本女性学会学会誌『女性学』(2020年、vol.28)に、石崎裕子さんによる「【新刊紹介】竹信三恵子・戒能民江・瀬山紀子『官製ワーキングプアの女性たち―あなたを支える人たちのリアル』(岩波書店、2020年9月)」が掲載されました。

◆雑誌『図書館界』(2021 年 72 巻 6 号 p. 280-281)に、廣森直子さんによる「《書評》竹信三恵子,戒能民江,瀬山紀子編『官製ワーキングプアの女性たちあなたを支える人たちのリアル』」が掲載されました。

◆パリテ・キャンペーンのコラムに公務非正規の課題が掲載されました。#労働とパリテhttps://note.com/parite5050/n/n37050d24ee70

◆渋谷アップリンクで、4月11日(日)・13日(火)の10:35から、劇場版「メトロレディーブルース」の上映があります。出演者・制作者 トークあり。
全席予約(アップリンクの受付開始は4/7から)
https://shibuya.uplink.co.jp/movie/2021/58541
*『メトロレディーブルース』HP https://metrolady.jimdofree.com/
*予約フォーム(今すぐ申込み可)https://metrolady.jimdofree.com/yoyaku

◆集会レポートが女性と女性の活動をつなぐポータルサイト、ウィメンズ・アクション・ネットワーク(WAN)のサイトに掲載されました!

◆4月4日に下記の集会が開かれました。ユーチューブでのアーカイブ配信あり。(https://youtu.be/Ic9OC571Y_c

反貧困ネットワーク全国集会2021 「生きてくれ」ーコロナと貧困ー
2021年4月4日(日) 13:00 ~ 20:00

○新宿駅頭前集会(新宿駅西口小田急前)▶︎13:00~13:30
司会: 雨宮処凛(反貧困ネットワーク世話人)、渡邊由紀子 (反貧困ネットワーク世話人)
主催者挨拶:宇都宮 健児(反貧困ネットワーク代表世話人)
当事者発言

○♫sound demo!!!start!!!▶︎13:30〜15:00
★新宿駅西口前出発〜

○反貧困全国集会 会場=新宿文化センター小ホール
▶︎15:30〜20:00 参加費無料/先着105名(事前予約制)
※コロナ対策の為全国集会参加の方は事前申し込みが必要です。
(下段リンクから申込みフォームに入れます)

●全国集会キックオフ▶15:30〜15:40
司会: 雨宮処凛(反貧困ネットワーク世話人)、渡邊由紀子 (反貧困ネットワーク世話人)
主催者挨拶:宇都宮 健児(反貧困ネットワーク代表世話人)

○セッション1 全国のコロナ災害支援地域の取り組み▶︎15:40〜17:00
・新型コロナ災害緊急アクションの取り組み 瀬戸大作(反貧困ネットワーク事務局長) 稲葉奈々子(反貧困ネットワーク世話人)
・反貧困ぐんま 反貧困ささえあい千葉 クルドを知る会・三多摩相談会

◯セッション2 課題別報告▶17:00〜18:40
●特別報告●
①韓国のコロナ渦における貧困対策と地域住民連帯や民間支援の現状報告 カンネヨンさん
②しんぐるまざーず・ふぉーらむ 赤石千衣子さん
③女性のための相談会から見えたこと 雨宮処凜( 反貧困ネットワーク世話人) 吉祥眞佐緒さん(エープラス)
④非正規雇用問題 後呂良子さん
⑤学生 学生当事者
⑥外国人労働 名古屋ふれあいユニオン
⑦非正規公務員問題

◯セッション3 希望に向けた討論▶18:50〜19:50
(地域と社会の分かち合いと連帯の社会運動に向けて)
コーディネーター:白石 孝( 反貧困ネットワーク世話人)

◯セッション4 まとめと集会宣言▶19:50〜20:00
宇都宮健児(反貧困ネットワーク代表世話人)

★「反貧困全国集会」参加申込みはこちら https://bit.do/hanhinkon
★ 当日のYouTube配信はこちら https://youtu.be/Ic9OC571Y_c

プレスリリース「首都圏106自治体情報公開請求の報告&はむねっと2024調査報告」関連資料 

日時:2024 年9 月11 日(水)午前11 時~正午厚生労働省記者会見室
主催:なくそう!官製ワーキングプア東京集会実行委員会

1 106 自治体情報公開請求の結果から見えてきたもの~106 自治体首長への要請結果について
① 私たち(なくそう!官製ワーキングプア東京集会実行委員会)は、今年度、首都圏の人口10 万人以上の自治体に、会計年度任用職員の現状把握のために情報公開請求を行ってきました。その結果、大多数の自治体が、公募不合格者を含めた離職者数を把握しておらず、再就職支援体制はほぼ皆無である実態が明らかになりました。
② 情報公開実施後、今年の総務省通知も踏まえ、106 自治体の首長に「3 年公募制」の廃止を要請しました。その回答結果についても報告します。
首都圏106自治体情報公開請求の報告 ~労使双方の負担軽減のために
資料① 首都圏106自治体情報公開請求に至る経過と「大量離職通知書」について
資料② 人事院・総務省からの新たな通知を受けた対応討状況一覧
資料③ 首都圏106自治体離職状況集計表(20240906現在)

「はむねっと(公務非正規女性全国ネットワーク)」2024 年アンケート報告
実行委員会と協力関係にある「はむねっと」が、今年6 月から7 月にかけて行った、インターネットによる非正規で国の機関や地方自治体で働いている/働いていた当事者を対象に行ったアンケート調査結果(回答数685)について報告します。
(内容:就労形態、職場での呼称、年間就労収入、勤続年数、病気休暇の有無、心身の健康、相談経験、現在感じている問題等)
はむねっと2024調査
記者発表・報告原稿

3ILO(国際労働機関)への働きかけとILOから日本政府に対する意見提示について
ILO(国際労働機関)は、今年2 月、日本政府に対して「2025 年に向けた会計年度任用職員制度の改善」を促しました。人事院と総務省の「3年公募制」削除通知とともに、解説します。
◆要旨メモ
関連サイト:https://rentai-suginami.wixsite.com/0001

◆第16回なくそう!官製ワーキングプア集会(東京)チラシ

「第16回なくそう!官製ワーキングプア集会 反貧困集会2024人事院・総務省が「3年公募制」を廃止!今こそ、公務「非正規」に無期雇用の道を拓こう」が開催されます

■日時:2024年10月6日(日)13時~16時半/開場12時半
■会場:日本図書館協会研修室(東京都中央区新川1-11-14)
 ★茅場町駅(地下鉄東西線、日比谷線)[1][3]出入口徒歩約5分
 ★東京駅八重洲中央口徒歩約20分
 アクセスマップ https://www.jla.or.jp/traffic_guide/tabid/75/Default.aspx
■定員:100名(申込不要)
■参加費:会場参加500円(資料費)
■WEB参加:(無料・YouTubeによる視聴・申し込み不要)
YouTube:https://www.youtube.com/live/PNm0S5M9WUs
※ただし、会場配布資料(送料込み1,000円、発送は集会後)が必要な方は、賛同フォームから申込。

わたしたちは、首都圏の会計年度任用職員の雇止めや離職の状況を明らかにするため、106自治体への情報公開請求に取り組んできました。
6月28日、人事院と総務省が「3年公募制」(「公募を経ない再度の任用」の上限を2回とする)を廃止する旨の通知を発出しました。これは「非正規」公務員問題に取り組む仲間たちの大きな成果といえます。
今後は「3年公募制」(一部では「5年」など)を運用している自治体に廃止の決断を求めていくことになります。一方、仕事は続くのに「任用期間1年」は変わらず残されています。
集会では106自治体に対する情報公開の結果報告書や人事院・総務省の6.28通知の意義、ILOからの「制度改善」要請など、現在までの到達点を共有し、「無期雇用」に向けた取り組みを皆さんとともに考えていきたいと思います。
ご参加をお待ちしています。

《プログラム》
・106自治体情報公開の結果報告
 公募を経ない再度任用の上限を撤廃した3労組からの報告
・実践報告―闘いの現場から
 スクールカウンセラー雇止め撤回闘争
 ALT雇止め裁判闘争(東ゼン労組ALT支部)
 ILOの取り組み報告
・徹底討論「有期雇用をやめさせよう!」
 全労働/公務公共一般/北海道から/はむねっと
・会場からの質疑と発言

<主催>なくそう!官製ワーキングプア集会実行委員会
◆連絡先:nakuso_kanseiwp@yahoo.co.jp
https://nakusoukanseiwp.wixsite.com/tokyo-syukai/blank

はむねっと調査2024調査報告がまとまりました

はむねっとが今年6月から7月にかけて実施した「はむねっと調査2024」がまとまりました。回答者のみなさま、またアンケートの広報協力をいただいたみなさまに感謝します。

はむねっとは、2021 年発足直後に、「公務非正規労働従事者緊急アンケート」を実施し、それから毎年、アンケートを実施してきました。そして、この間、回答者の8 割を占めた会計年度任用職員に関わる課題をまとめ、総務省や人事委員会に対して「会計年度任用職員制度の見直し」を求める活動や、HP に「3 年目公募問題」特集ページを作成するなどの情報共有を行ってきました。私たちは、4 年間の調査や当事者の声で明らかになった、矛盾だらけの「会計年度任用職員制度」を変えたいと考えています。

2021 年以降の4 年間で、公務非正規問題の報道も格段に増えてきています。公務現場で非正規職員が増え続ける状況に対して、全国の公務職場で“ 非正規” として働く皆さんの声や経験から、制度の問題をあぶりだし、あらためて状況改善に向けて動いていきたいと思います。

調査報告を是非お読みいただき、ご活用いただければと思います!
公務非正規女性全国ネットワーク(はむねっと)
★調査結果を読んだ感想、はむねっとへのメッセージはこちらから→アンケート感想

2024年7月13日 国立女性教育会館にて開催された100人会議「ジェンダー平等ってな〜に?」にて話題提供

2024年7月13日 国立女性教育会館にて開催された100人会議「ジェンダー平等ってな〜に?」にて話題提供

2024/7/13に国立女性教育会館/NWEC/ヌエック(埼玉県比企郡嵐山町)で開催された100人会議「ジェンダー平等ってな〜に?」で、古川晶子が「公設男女センターの非正規コーディネーター」というテーマで話題提供しました。当日は小学生からシニアまで、様々な立場の方が集う場で、公務非正規の問題を伝える機会をいただきました。

NWECは、1977年に設立された、宿泊棟を備えた研修施設で、女性差別の問題を扱う国内唯一のナショナルセンターです。情報ライブラリには、ジェンダーに係る活動や研究の貴重な資料が所蔵されています。その数、実に14万点。緑と水辺が豊かで、Wi-Fiも完備な「泊まれる図書館」です(しかも格安)。

はむねっとはNWEC主催「男女共同参画フォーラム」に、2021年から毎年出展し、公務非正規女性の問題に関心と共感を持つ方々とつながってきました。

2021「公共サービスの持続可能性~「公務非正規労働従事者への緊急アンケート」をふまえて」
2022「公共サービスの持続可能性~女性が多く働く公務非正規労働の「専門職」の声から」
2023「ジェンダー化された公共サービス」から、持続可能性を問う~当事者の声を集めて」

このような重要な場所ですが、2023年12月、国は突然「移転または譲渡」の意向を明らかにしました。「機能強化」という説明がなされていますが、その計画や予算について具体性がなく、弱体化が危惧されています。埼玉県内市町の女性議員が中心となって立ち上げられた実行委員会は、NWECが現在の場所で存続することを求めています。今回の100人会議は、ジェンダーの問題にかかわる人々の拠り所としてのNWECの存在意義を見える化する取り組みの第一歩です。

現国立女性教育会館(ヌエック)の存続を!(Facebookグループ

国立女性教育会館を存続する会

これでいいのか 図書館 ~担い手にまっとうな待遇を求める院内集会~

公共図書館や学校図書館で働いている70%以上は非正規雇用職員です。低賃金、短時
間勤務、有期雇用などの劣悪な待遇であるにもかかわらず、図書館を利用する市民や子供
たちに向き合い、専門的な仕事にあたっています。今まで、本人たちのやる気で支えられ
ているものの、やる気だけでは長続きしません。
この間行われた3つの調査から、その実態を知り、そうした状況の改善に向けた取り組
みを探る集会にしたいと考えます。
はむねっとも実行委員会メンバーです。是非ご参加ください。

◆開催日時:2024年6月6日(木)15:30~18:30
◆開催方法:会場及びオンライン(ユーチューブ配信)
・会場:衆議院第2議員会館多目的会議室(会場定員100名、参加無料)
申込フォーム:https://forms.gle/9Bx1JCViQHNPZqmi7(事前申し込み)
・オンライン: https://youtube.com/live/4ejvkTfsWOo?feature=share(後日視聴可)
◆集会チラシ
https://www.jla.or.jp/Portals/0/data/iinkai/seisakukikaku/20240606innai.pdf

◆プログラム
 ・主催者挨拶
 ・図書館調査報告
①公共図書館職員調査:図書館友の会全国連絡会
②学校図書館職員調査:日本図書館協会非正規雇用職員に関する委員会
③令和 5 年度公立学校における学校司書の配置状況に関する調査:文部科学省
・当事者からの発言
①公共図書館から
②学校図書館から
・国会議員挨拶、実行委員会参加団体からの報告、会場発言など
・アピール採択

◆主催:「 これでいいのか図書館 担い手にまっとうな待遇を求める院内集会」実行委員会
実行委員会構成:日本図書館協会/図書館問題研究会/学校図書館問題研究会/ 官製ワーキ
ングプア研究会/公務非正規女性全国ネットワーク/図書館友の会全国連絡会/ 学校図書館
を考える全国連絡会/上林陽治(立教大学特任教授)/日向良和(都留文科大学教授)
◆後援:(公社)全国学校図書館協議会 /親子読書地域文庫全国連絡会/文字・活字文化推
進機構

2024年5月23日「女性の権利を国際基準に!これでいいの?日本のジェンダー不平等!国会議員とNGOの街頭リレートーク」はむねっと発言

 こんにちは。私達は「はむねっと」です。本日は、女性差別撤廃条約実現をめざす街頭リレートークに参加させていただきありがとうございます。
 正式名称は公務非正規女性全国ネットワーク はむねっと で、非正規公務員の当事者団体です。公務員の「公」の字を上下に分けるとカタカナの「ハ」と「ム」になることから名前をつけました。
 さて、東京新聞2024年5月9日に 退職金ゼロにする奇策が全国自治体で横行 非正規公務員5.8万人、勤務が毎日15分短いだけで「パート扱い」 という記事が出ました。総務省の調査で、1日の勤務時間を基準より約15分だけ短くされ、退職金が出ない非正規公務員が約5万8000人いることがわかったという内容です。
 ちなみに、同じ調査によると、地方自治体で働く非正規職員は合計で121.9万人です。正規職員は約280万人なので、非正規が非常に多くなっていることがわかります。なかには、非正規のほうが正規よりも多い自治体もあります。非正規職員は、市役所や区役所、図書館、学校、保育園など、ありとあらゆる部署にいます。そして、その8割が女性です。ソーシャルワーカーなど、様々な相談員もほとんどが非正規です。
 はむねっとは、非正規公務員の扱いを、社会問題として見える化するために、2021年から調査・発信・国との懇談などを行ってきました。2024年もアンケート調査を行うため、現在、準備を進めています。
 非正規の何が問題なのか。
 まず、賃金が安いです。たいていのところで正規職員の新卒1年目より低く設定されています。すごいベテランでも、正規職員に仕事を教えるような人でもそうです。生活を支えるにはかつかつ、あるいはそれ以下の金額です。そして、雇用が不安定です。どんな専門的な仕事をしている人でも、地域の人に頼りにされていても、1年契約です。
 なぜこういうことになっているのか。
 行政が取り組むべき地域の課題は、社会の複雑な変化によって変わっていきますが、それに対応する人員を正規職員として雇わず、場当たり的に非正規で補充してきました。その多くが地域や近隣の女性で、行政は、家計補助的な立場だろうと決めつけ、スキルや経験を全く評価しない、低賃金かつ不安定雇用の扱いをしています。待遇が悪ければ、普通はサービスの質が保てなくなりますが、多くの現場では働く人の熱意でギリギリキープされています。これは、地域で働く女性の尊厳を行政が傷つけ、搾取しているということです。
 さらに、2020年度に、会計年度任用職員という制度が導入されました。待遇を改善するため、という触れ込みでしたが、実際には、期限を設けて雇い止めをしやすくしたり、退職金をなくしたり、という姑息なことが各地で行われています。
 私自身、今年の3月に自治体の男女センターを雇い止めされました。そのとき、子どもに「一生懸命仕事しても、お母さんみたいにやめさせられるってこと?」ときかれました。悲しいですが現状の答えは「Yes」です。
 非正規公務員問題は、性差別と雇用差別が複合しています。自治体で働く非正規公務員に女性が多いのは、家族のケアなどの負担や時間的制約から、近くで働くことを優先した結果です。非正規公務員として働く母親の処遇は、地域の子どもたちのまなざしにさらされています。これでどうして将来の働き方や職業選択、そして自分のまちに希望を持てるでしょうか。自治体が、そのまちの女性や子どもたちの生きる希望を奪っているのです。
 退職金を削るために勤務時間を15分だけ縮めるような姑息なことをやめ、培ったスキルや地域のネットワークをみすみす捨てるような雇い止めをせず、安心して働ける職場にすることを強く望みます。女性差別撤廃条約の選択議定書の批准は、そのあと押しになると期待しています。はむねっとはこれからも、街頭リレートークの活動に連帯していきます。ご清聴ありがとうございました。 (古川晶子)