はむねっと発足2周年 ハイブリッド集会
動かしてきたこと・見えてきた課題・あきらめずに声をあげよう!

◆開催期日:2023年3月19日(日)13:00~16:30
◆開催会場:公益社団法人 日本図書館協会 研修室(中央区新川1-11-14)
 最寄り駅:茅場町駅(地下鉄東西線,日比谷線)より徒歩5分
 http://www.jla.or.jp/traffic_guide/tabid/75/Default.aspx
◆開催方法:ハイブリッド開催
アーカイブ配信URL:https://youtube.com/live/13tSKc6OHGk?feature=share

◆開催呼びかけ文:
公務非正規女性全国ネットワーク(はむねっと)が発足して早2年!になります。
今年度は、特に会計年度任用職員制度がはじまり3年目にあたる年度となったため、年度当初から、「3年目公募」の問題を中心に、様々な取組を行ってきました。2年間にわたり実施した調査にも、全国から回答を寄せていただきました。この間、私たちの呼びかけに答え、調査への協力をいただいたみなさま、また、様々なかたちでご一緒に動いているみなさまに感謝と連帯を表します!

「3年目公募」(現職を含めた公募の実施)自体を大きく止めるということはできたとは言えません。それでも、昨年末(2022年12月)には、総務省が改めて地方自治体に通知を出し、必ずしも公募は必須ではない旨を伝え、厚労省も、自治体が引き起こしている“大量雇用変動”に対して、各自治体が一定の対処をしなければならないことを明示しました。
加えて、来年度以降の、会計年度任用職員に対する“勤勉手当”支給も、なされる方向で国会審議の予定が組まれているとのことです。

公共サービスを支える“基幹的”で、“恒常的に必要な仕事”を、不安定な働き手が、自らの将来にも大きな不安を抱えながら、ぎりぎりの状態で支えているような、矛盾する状態は変える必要があります。
制度開始3年目の今年、何が起きたのかを報告し合い、制度を根本から変えていく声を、みなさんと一緒にあげていきたいと思います。
是非、ご一緒に声を上げていきましょう。

◆集会プログラム
第1部13:00~13:30 第一部スライド
はむねっと発足2年 この間の取組みから
・調査要望活動によって動いてきたこと
・1789プロジェクト(全国の自治体への要望書発送した取組)の報告
・見えてきている課題など

第2部13:35~15:05 リレートーク 現場からの声
消費生活相談員/ALT外国語指導助手/婦人相談員/図書館指定管理の館長
学校事務職員 ほか

休憩:15:05~15:15

第3部15:15~16:00 他団体の取り組みと今後に向けて
・日本労働弁護団の取り組み
・図書館友の会全国連絡会・市民の立場から
・政治を変えよう/地方議員からの発言 ほか

16:10 まとめ 集会アピール

主催:公務非正規女性全国ネットワーク(はむねっと)
後援:岩波書店/公益社団法人日本図書館協会/図書館友の会全国連絡会

※賛同団体・個人 随時更新中 ★賛同メッセージ★随時更新中

◆団体賛同
ジェンダー平等をすすめる教育全国ネットワーク
ワーキング・ウィメンズ・ネットワーク(WWN)
I女性会議中央本部
認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク
世界女性会議岡山連絡会
東京労働安全衛生センター
Labor Now
ユニオンらくだ
NPO法人働き方ASU-NET
NPO法人参画プラネット
連帯労働者組合・杉並
図書館友の会全国連絡会
まんなかタイムス
全学労連(全国学校事務労働組合連絡会議)
社会教育推進全国協議会
全統一千葉市非常勤職員組合
反貧困ネット北海道
コムノオト
attac 公共サービス研究会
ユニオン習志野
ジェンダー平等 埼玉
働く女性の人権センターいこ☆る
全労協女性委員会
女性ユニオン東京
わくわくシニアシングルズ
NPO法人日本フェミニストカウンセリング学会
全国フェミニスト議員連盟

◆個人賛同
高木さとこ(狛江市議会議員(立憲民主党))
井上 悦子(保育補助)
時實 達枝(世界女性会議岡山連絡会・社会生活コンサルタント)
上野千鶴子(認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク理事長)
匿名(生活保護面談相談員)
森 紀代美(地域開発みちの会
内藤すすむ(あぱけん神戸・相談員)
川西玲子(NPO法人働き方ASU-NET)
佐藤周一(現役介護福祉士・元広島県庁職員・広島自治労連執行委員)
木下忠親(連帯労働者組合・杉並/杉並区職員)
安田信子(連帯労働者組合・杉並)
池田祥子(元・大学、短大教員)
鶴丸周一郎(名古屋ふれあいユニオン)
伊藤拓也(学労川崎(学校事務職員労働組合神奈川川崎支部))
川村雅則(北海学園大学、NPO法人官製ワーキングプア研究会)
岡田健一郎(高知大学教員)
江川 あや(旭川市議会議員)
山本志都(弁護士)
非正規まき労(非正規地方公務員(会計年度任用職員))
京極紀子(学校事務職員労働組合神奈川・全国学校事務労働組合連絡会議)
伊藤みどり(介護福祉士)
村田晶子
中島明子(和洋女子大学名誉教授)
いとう正子(川越市議会議員)
屋嘉比ふみ子(ペイ・エクイティ・コンサルティング・オフィス(PECO)
中原純子(全労協女性委員会代表幹事)
利光朝子(日本図書館協会非正規雇用に関する委員会/図書館問題研究会職員問題委員)
辻智子
匿名希望 3名

※はむねっと2周年集会に賛同していただける団体・個人を広く募っています。
現場の声、応援メッセージを是非お寄せください。
次のフォームから登録をお願いします。
https://forms.gle/nh6ncXuSd9vXKMgx6

※無理のない範囲で、賛同金をお寄せください。
(賛同金は、主に、集会開催にかかる経費にあてさせていただきます)
振込み先:名義 公務非正規女性全国ネットワーク
〇ゆうちょ銀行口座(普通預金) 記号11390 番号12845081
〇他行からの振込 店名一三八(イチサンハチ)店番138
普通預金 口座番号1284508

◇この間の関連記事など
◆「「正職員に嫌われたら終わり」非正規公務員の苦悩 「2023年問題」自治体7割強で雇い止めの可能性」(有馬知子 : フリージャーナリスト)
2023年2月1日 東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/648958

◆非正規公務員「雇い止め」の不安…会計年度任用職員制度
2023年1月20日 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/commentary/20230119-OYT8T50156/

◆違法じゃないけど「最低賃金未満」 公務員賃金に出した総務省通知
2023年1月18日 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20230115/k00/00m/040/141000c

◆(天声人語)ありがとう図書館
2022年12月28日 朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/DA3S15514478.html?iref=pc_shimenDigest_top02 

◆年度末に雇い止め危機の非正規地方公務員、数十万人規模か 「3年目の壁」自動では契約更新されず
2022年11月24日 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/215673

◆図書館司書、続けたいけれど 非正規、低賃金…「女性軽視では?」
2022年11月24日 朝日新聞デジタル(宮田裕介)
https://www.asahi.com/articles/ASQCQ54SJQC2ULEI008.html

◆真の「男女の賃金格差」分からない恐れ 地方公務員の格差開示 女性多い「非正規」と「正規」を比較できず
2022年10月22日 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/209490

◆手取り9万8000円の不条理 20代非正規図書館員が声上げた理由
2022年9月16日毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20220915/k00/00m/040/089000c

◆非正規公務員の6割、年収200万円未満 自治労連が初の全国調査「改善が必要」
2022年9月6日 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/200274

◆手取り9万8000円では「暮らせない」 図書館司書が待遇求めて署名活動…専門性評価されず、7割超が「非常勤職員」の現実
2022年9月20日 弁護士ドットコム(猪谷千香)
https://www.bengo4.com/c_5/n_15010/

◆非正規公務員調査 9割が「将来不安」 低賃金、広がる格差
2022年8月18日 毎日新聞(東京・地方版)
https://mainichi.jp/articles/20220818/ddl/k13/040/008000c

◆関連書籍
『官製ワーキングプアの女性たち あなたを支える人たちのリアル』
(竹信三恵子・戒能民江・瀬山紀子編 2020、岩波書店)
※電子書籍あり
https://www.iwanami.co.jp/book/b527893.html

2周年集会 賛同メッセージ(随時更新中)

行政の相談員や男女共同参画センター、図書館司書など公共サービスの多くを非正規職員が担っており、その多くが女性です。新設された会計年度任用制度も実質的な待遇改善とはなっておらず、低賃金で1年更新の不安定な労働条件の下、将来に不安を抱えながら働く状況は変わっていません。私たちは、このような官製ワーキングプアの問題を解決するため、はむねっとのみなさんと連携・連帯して共に取り組んでいきます。(全国フェミニスト議員連盟)

はむねっと発足2周年に敬意を表します。女性支援新法の施行を前に、困難な問題を抱えた女性の相談支援を担う相談員・支援員の労働条件・待遇について、きちんと考えられていく必要があると思います。フェミニストカウンセリングに関わる私たちも、皆さまと一緒に自分たち自身の足元の問題に取り組んでいきたいと思っています。(NPO法人日本フェミニストカウンセリング学会)

2周年おめでとうございます。公務の現場では非正規の女性が多く、今や公務も民間も女性の非正規が支えており、まっとうな賃金も払われていません。当会の昨年の中高年シングル調査でも公務非正規の方から賃金の安さ これでは生活できない声が寄せられました。非正規のみなさんがつながることで、日本の破壊された雇用が改善できるとと思ってます。今後のご活躍も期待しています。(わくわくシニアシングルズ)

はむねっとの活動に敬意を表します。公務職場は安心、安全が保障され、希望を持って働ける職場のモデルであるべきです。雇用形態の違いだけで大きな賃金格差や、有期であるためいつまで働けるか分からないなど、著しい女性差別が公然と続いていることは人権侵害であり、怒りを禁じえません。
早急に国が責任を持って是正に向けた対策を取るべきと考えます。非正規女性たちの人権が守られる労働環境に改善できるまで、ともに力を合わせて運動を進めていきたいです。(働く女性の人権センターいこ☆る)

公務職場での非正規女性に対する大きな賃金格差や雇止めなど差別が当たり前になっている現状は、即座に改善されるべきだと思います。日本のジェンダーギャップ指数がいつまでも極端に低く、誰も不思議に思わない理由の一つが男女賃金格差であり、すべての差別のベースになっています。公務職場の女性差別は、根強い家父長制に基づくものであり、ジェンダー平等社会をめざす運動に背を向けるものです。賃金格差はILO100号条約の国際基準の職務評価によって是正の道が開けます。非正規差別は男女差別が根源であることを何度でも訴えたいです。公務職場の非正規女性たち及びすべての女性たちが人権を享受することができるまで、様々な運動を通して連帯していきたいと思います。(屋嘉比ふみ子(ペイ・エクイティ・コンサルティング・オフィス(PECO))

はむねっと発足から2年間の会計年度任用職員制度の待遇改善、実態調査などの積極的な取り組みに心から敬意を表します。公務非正規と民間非正規で働く女性たちの待遇改善にむけてともに奮闘しましょう。(全労協女性委員会)

女性労働を勝手に「家計費補助」とし、都合よく使うオヤジ社会を許さない!専門職を「一般行政職」より一段低くみる自治体のオヤジも許さない!(匿名)

公共サービスの民営化に反対しています。公務労働の現場で働く「非正規」労働者の7割が女性ということは日本社会の縮図だと思います。公共サービスは誰もが公平に受ける「権利」とも言えるものであり、競争にさらされてはいけないものです。しかし、現在、公共サービスのほとんどが委託や指定管理者等民営化された職員、また会計年度任用職員という一年ごとの「非正規」職によって担われ、担っている労働者自身が不安定な雇用にあるという悪循環に陥っています。これでは、保証するべき市民の「権利」を守ることも困難です。負の連鎖を断ち切って、公務職場から安定的な労働条件を獲得することによって、社会そのものを変えていきたいです。女性の労働の使い捨てにNO!の声をみなさんと一緒に上げていきます。(attac 公共サービス研究会)

公立学校事務職員の労働組合で活動しています。学校職場にもたくさんの「非正規」また委託等民間の労働者がたくさんいて、現在的には教員・事務職員以外はほぼ不安定雇用の労働者によって担われており、国の定数法で担保された学校事務職員・教員も、多くの(自治体によって違うが2割とかも普通にある)臨時的任用というフルタイムの有期雇用の職員に頼っています。正規職員と全く同じ仕事を、給与や労働条件の違う職員が担い、雇用の不安を抱えて働いていることが職場の中でさえ共有されていません。雇用者としての自治体の責任を問われず、何十年働いていても使い捨ての構図から逃げ出せないという負の連鎖ですね。人によっては10年以上も継続して働いているのに、ありえないです。公務職場の「非正規」職の無期転換も勝ち取りたいですが、そもそも同じ職場で働く労働者の労働条件をいっしょにするということもあっていいと思います。はむねっとのみなさんの取り組みで注目される公務「非正規」の問題をさらに社会問題化して、安定的な雇用と労働条件を獲得するために連帯して闘っていきます。ともに!(京極紀子 学校事務職員労働組合神奈川・全国学校事務労働組合連絡会議)

公務員を増やして公共サービスの拡充が必要です。非正規公務員の力を合わせれば変えられる。(伊藤みどり 介護福祉士)

会計年度任用制度、このポンコツな制度に3年間も我慢させられてきました。習志野市では200人もの仲間がフルタイムからパート(45分だけ勤務時間削減)にされ、総務省通知等で何度も是正指導されているのに、習志野市長は「45分縮めても残業は恒常化していないから是正しない」と、ウソの答弁を行っています。(実際は残業が恒常化している!)職場の団結で一日も早く是正させましょう!(ユニオン習志野)

女性支援、保育、図書館・公民館・男女共同参画センター等の対人支援職を多く女性が担い、その労働が基本的な労働権も生存権も満たされない状況にある。こうした構造的な差別を解消する取組が必須であり、はむねっとの活動を支援します。(村田晶子)

それぞれに大事なお仕事をされているにもかかわらず、不安定な身分であることは、許し難く思っております。軍拡に回すお金より、こうした人々へのサービスを担う方々の拡充と雇用の安定のために資金を回すべきでしょう。(中島明子 和洋女子大学名誉教授)

雇用「更新」ではなく、毎年度、新たな職に就くと解され、一定期間ごとに公募に応じて受からなければ働き続けることができない──このような不条理な会計年度任用職員制度が始まって3年が経とうとしています。道は険しいものの、しかしながら、はむねっとの皆さんの粘り強い取り組みが様々な成果をあげているのもまた事実であると感じます。北海道も負けずに取り組みを強めていきます。頑張りましょう。(川村雅則 北海学園大学、NPO法人官製ワーキングプア研究会)

社会教育現場も会計年度任用職員のような立場で雇用不安や現実的な雇止めの危機に直面している職員がいます。また、低賃金のため生活が成り立たず、ダブルワークをしている職員もいます。集会に連帯し、当会でも声を上げていきたいと思います。(社会教育推進全国協議会)

私も図書館で非正規職員でした。だからこそ皆さんの待遇改善にむけて力をつくしていきたいと思います。(江川 あや 旭川市議会議員)

はむねっと発足後2年間に亘り実施されてきた、実態調査や各方面への提言など、会計年度任用職員の待遇改善に向けた様々な活動に対し、敬意を表します。着実に賛同の輪が広がっているように感じます。今後の更なる取組を応援しています。(コムノオト)

はむねっとの活動で、非正規公務員の実態は、だいぶ知られるようになってきました。「それどころじゃない」状態におかれながらも、声を上げたり支え合ったりしてきた当事者の方たちの活動のたまものです。公の担うべきものが解体され、企業の営利の対象として食い尽くされることが、社会の各方面で広がっています。非正規公務員を増やし、大切な仕事をする人たちを使い捨てにすることは、パブリックの破壊のもっとも典型的な顕れです。これからもよろしくお願いします。(山本志都 弁護士)

発足から様々な問題提起と活動を行なっている皆様にいつも感謝しております。3年目公募の問題についてもマスコミに取り上げられて、多くの人たちの知るところとなりました。今後も連帯し、応援していきます。(全統一千葉市非常勤職員組合)

楽しい集会なら2周年おめでとう、といいいたいですが・・・本来なら開かなくてもよい社会を望みます。私たち非正規の組合は労使交渉で雇用継続は果たしてくれました。が、残念ながらこの「3年目公募」機に退職される仲間もいます・・・。自由や民主主義、暮らしを支える公共サービスの不安定化が不安です。何とか皆で踏ん張ってまいりましょう。(非正規まき労 非正規地方公務員(会計年度任用職員))

公務部門で起きている、労働者の生活や権利を保障しない、公共サービスを保障しない、「会計年度任用職員」という制度の問題。民間の労働組合・労働者も一緒に声を上げなければ、きっとその影響は私たち自身にも返ってきます。これは、一部の不遇な労働者の問題ではなく、多くの労働者や社会全体の問題です。安心して生活できない、公共サービスの質が低下してゆく、そういう社会を私は望んでいません。よりよい社会を目指し、一つひとつの声をひろい集め問題を明らかにする、はむねっとの活動に連帯します。(鶴丸周一郎(名古屋ふれあいユニオン))

学校現場でも有期雇用職員が増え続けています。短時間でも一時的ではない職、短時間でも一時的でもない職、そうした職に不安定雇用を適用する現状は問題です。臨時的任用職員は数は少ないながらも、うち8割以上が学校勤務。会計年度任用職員だけでなく臨時的任用職員の雇用環境前進も目指すうえで、私たち学校関係組合も頑張っていく決意です。(全学労連(全国学校事務労働組合連絡会議))

学校事務職では、1年任用の繰り返しでもう10年以上「正規」職員とまったく同じ仕事を担っている「臨時的任用職員」がたくさんいます。労使交渉で無期転換を求めてきましたが、はむねっとの積極的な取り組みに学び社会的な問題提起にも踏み出しました。まずは市議会に無期転換を求める陳情を提出。今後も「できることはすべてやる」決意です。長く川崎の学校運営を支えてきた職員の雇用を、安定的に固めていきたいと思います。(伊藤拓也(学校事務職員労働組合神奈川川崎支部))

公務非正規問題は、非正規で働く人だけでなく、この社会で暮らす全員にかかわる問題です。それは、だれもが当然の権利として受けられる公共サービスの不安定さという問題だからです。その重大さをもっと周知していきたいです。(まんなかタイムス)

正規上司に嫌われ、病む前に自分から退職。アルバイトで食いつなぐ日々。今回のことで非正規の立場の弱さを痛感。「正規に嫌われたら終わり」の言葉に共感する。(匿名希望)

地方の為、なかなか東京に行くことができないので、活動に参加することはできていませんが、いつも応援しています。この度、3年目雇止めにあいました。今後少しでも非正規雇用の女性の立場が変わるように願っています。(税事務所職員)

「働くこと」の保障、「働くための賃金の均等保障」・・・政治がもっとも力を入れるべき課題の一つです。これまでの社会の「性別役割」や「専門性」を巧妙に利用した賃金の在り方は、真っ先に是正されるべき課題です! (池田祥子(元・大学、短大教員))

約25年前、2回更新3年雇用の年限制度の下で保育園保母として働きました。この理不尽な解雇の撤回を求めて9年間闘う中で、労働委員会命令を獲得して、ようやくまっとうな労使関係を築くことができました。/2000年代に入り非常勤問題を憂う自治体関係者の尽力で、この問題が点として浮上しました。それが各地の公務職場の非常勤の思いを結び、線のつながりになりました。/この線が強固な面となる希望が『はむねっと』の存在だと心の底から思っています。ともに奮闘するつもりです。(安田信子(連帯労働者組合・杉並))

市の外郭団体で職員として働いています。給与などの待遇は、市の臨時任用職員に準じるとなっており、1年毎に更新、5年を超えることが出来ません。無期転換ルール逃れです。5年で辞めなくてはならず、その先仕事を探さなければなりません。市の職員からセクハラを受けた事もありますが、声を上げる事で次の仕事に選んでもらえないのではないかと耐えてしまいました。いつまでも立場が弱く嫌になります。低賃金で非正規雇用。これで公務員と同等の仕事をしかも期限付きで働く人間のことを、使う側は何とも思わないのでしょうか。私たちは、使い捨ての道具ではありません。(匿名希望)

継続は力なり。まだまだ厳しいですが、確実に皆様の運動が少しづつですが状況を改善しています。ともにがんばりましょう!(佐藤周一 現役介護福祉士・元広島県庁職員・広島自治労連執行委員)

公共サービスの持続可能性は、一人ひとりの市民にとって重要な課題です。応援しています!(NPO法人参画プラネット)

公募制、毎年度の試用期間をやめさせましょう!(連帯労働者組合・杉並)

力を合わせて雇用年限をやめさせましょう!(木下忠親(連帯労働者組合・杉並/杉並区職員))

はむねっとの活動に敬意を持って応援しています。私が所属する女性団体では、県内の女性団体の協力を得て、愛知県全ての自治体のジェンダー平等への取り組みに関するアンケート調査をしました。会計年度任用職員(行政職 フルタイム)の男女別年収、男女別人数も調査し、この年収で生計を維持できますか?と問題提起しました。愛知県副知事もこの調査と会計年度任用職員の現状に関心を持っていただきました。自治体や議員や市民を巻き込んで大きな問題提起をしていきたいです。(森 紀代美(地域開発みちの会))

元兵庫県の非常勤嘱託職員として、県立大学図書館の司書職として勤務していました。その2000年当時は<就職氷河期>と呼ばれていた時期でした。20代・30代の女性(その大半が)が、私と同様に1年雇用契約・最長で3年間という国の法的根拠が無い「契約書」および「嘱託職員採用規定」によって、月額役15万円の低賃金で非正規+有期雇用「採用」されて居りました。それでも、法改「正」当時はいわゆる「労働者」として、一人でも「地域の労働組合」に加入も出来て、地方労働員会にも申立てる事ができました。/しかし、今は以前のような労働組合法や労働員会制度の活用も剥奪された状態です。現在の「会計年度任用職員」制度下では、3年前よりも更に悪質な「地方公務員法」によって<公務員身分>とされて、低賃金かつ契約更新無保障の下で、働かされているのが実態です。国の機関や出先で働いて居る仲間も、適用される法規名は違っていても、身分・雇用関係は同様です。/昨今の生き難い・声をあげにくい時代に、各地の公務非正規の職場ではたらく仲間のみなさん!丸2年前に発足された「はむねっと」のよびかけ・取り組み・集会が、どんだけ”励まし”になっている事でしょう! 共に<ヒム ネセヨ!> Fighting!!(内藤すすむ(あぱけん神戸・相談員))

結成2周年おめでとうございます。みなさまのご活躍にはげまされながら、職場で、あきらめず、がんばらず、継続していきたいと思っています。(ユニオンらくだ)

同一労働差別賃金に怒り、年度末におびえる「会計年度任用職員」制度は、根本から変えなければなりません。地方公務員法の改正をみなさんと一緒に目指したいと思います。さらなる1年に向けてスタートです!(川西玲子(NPO法人働き方ASU-NET))

公務も民間も、すべての労働者の雇用の安定と働くルールが守られる社会を実現するために、私たちのネットワークをさらに広げていきましょう!(NPO法人働き方ASU-NET)

教育の現場にも、さまざまな働き方の人たちが増えています。同じ職場で働きながら、それぞれが忙しく手一杯の働き方で、お互いの働き方などにも心が至らず、十分なコミュニケーションが取れずにバラバラになっているのが現状です。はむねっとの活動に、情報を共有していくことが大事なことだと関心を持ち、今後の活動に期待しています。(ジェンダー平等をすすめる教育全国ネットワーク)

公務非正規女性の深刻な状況を調べ、改善することを目指して地道な活動を続けておられることに敬意を表します。いつも学ばせていただいております。(ワーキング・ウィメンズ・ネットワーク(WWN))

自治体の公共サービスは市民生活の土台です。土台を支える非正規公務員(会計年度任用職員)の現状の雇用形態、待遇では公共サービスの持続すら危うくなります。公務の現場から、格差是正の対応を求めていきましょう。(高木さとこ(狛江市議会議員(立憲民主党))

会計年度職員は公共の要だと思っています。(井上 悦子(保育補助))

公務非正規の現状について可視化していきましょう!(Labor Now)

多くの女性が非正規雇用で働き、低賃金で保障のない不平等な働き方をしている現状を変えたいと考えます。さらに、国民が安心して働き、暮らすために必要な”公共”を支える労働者が低賃金で不安定では、行き届いた行政サービスは実現できません。同一価値労働同一賃金で人間らしい働き方を!(I女性会議中央本部)

様々な分野で正規でなく非正規の方々が多くいる状況は、個人を財産と考えない政策でしょう?なぜこのような考え方が生まれたのでしょうか?指定管理者等の経済の効率化も影響が大きいのでしょうか?(世界女性会議岡山連絡会)

公務非正規労働者の安定した雇用、待遇改善は、こころとからだの健康をまもり、よりよい仕事をするためにも急務の課題だと思います。(東京労働安全衛生センター)

公共団体が雇用崩壊の現場になっていることは許せません。「女向き」の不安定・低賃金雇用をつくりだしている当の自治体が「男女共同参画」推進を謳う資格はありません。(上野千鶴子(認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク理事長)