第1部 はむねっと活動報告
第2部 現場の声&この間の取組み
第1部 はむねっと活動報告
第2部 現場の声&この間の取組み
日時|2021年12月18日(土)10:00~12:00
場所|ポット出版会議室+オンラインZoom
参加者|11名
内容|係争中でもあるので、詳細は、当日語り場に参加された方どまりとさせていただ
きました。
「公務非正規労働従事者への緊急アンケート」から見える公共サービスの課題
ワークショップ「公務非正規労働従事者への緊急アンケート」から見える公共サービスの課題
◆日時:12/5(日)14:00~16:00(申込締切:12/3・金)
◆プログラム
第一部はむねっとからの報告:「公務非正規労働従事者への緊急アンケート」、「追加・インタビュー調査」、コロナ禍および新たな制度である「会計年度任用職員」をテーマに報告します。
第二部リレートーク:公務非正規労働従事者一人ひとりの声を集めて 当事者からのなかなか発信できない声を集めます。
第三部ディスカッション:公共サービスの持続可能性を考える持続可能な公共サービスへ、知恵を集めて考えます。
◆参加方法/申込
国立女性教育会館(NWEC ヌエック)「男女共同参画推進フォーラム」特設サイトを閲覧してください。
「男女共同参画推進フォーラム」特設サイト閲覧には「参加登録フォーム」からの参加登録が必要です。参加登録を行うと各プログラムが視聴できます。
男女共同参画フォーラム・特設サイトへ! https://forum.nwec.go.jp/
・特設サイト内の「はむねっと」ページ
https://forum.nwec.go.jp/programs/no19/
★ユーチューブライブ配信決定★
くい止めよう公共の崩壊 続くコロナ禍で考える私たちが求める
まっとうな働き方&持続可能な公共サービス
◆日時:2021年11月21日(日)13:00~16:30/開場12:30
◆会場:としま区民センター7階 701~703会議室
豊島区東池袋1-20-10 JR池袋駅東口から徒歩約7分
◆参加費(資料代):500円
※当日は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため座席間隔を設け、十分な喚起を行いながら開催します。
地方自治体では、昨年4月に「会計年度任用職員制度」が導入され、非正規の働き手の雇用が一層不安定になり、均等待遇には程遠い賃金・休暇制度、パワハラやマタハラも広がっているという報告が、各地から上がっています。
一方、コロナ禍が続くなか、国、地方自治体、また民間委託職場などで働く非正規労働者が、このような働かされ方はおかしい、このままでは公共サービスそのものが瓦解すると、声を上げ、ニュースなどでもたびたび話題となった一年でした。
そこで、今年はコロナ禍で明らかになった「公共サービスの脆弱化」と「公務非正規労働者問題」とをむすびつけ、崩壊しつつある公共サービスとその担い手である私たちの現状を訴え、改善に向けた、さらなる取り組みを提起する集会を企画しました。
是非、多くの方とご一緒に、官製ワーキングプアをなくし、安心できる公共を取り戻す取組を前進させていければと思います。
◎安心して働き/子供が健やかに育つ幼稚園を
世田谷裁判原告から
◎公共サービスの担い手たちの声
はむねっと調査報告から
◎私たちの生活を支える人たち
ゴミ収集現場を支える人たち
コロナ禍での病院の現状
◎現場からの声
会計年度職員からの怒りの声!
3年公募制とどう闘うか?
◎未来を展望するための提言
・世田谷裁判の取組から
・公共一般労組30年の実践の中から
・会計年度任用職員制度どう変えていくか?
・公契約条例の制定と活用を!
■(ご注意)開催方法について
会場開催と同時にWEB配信も行う可能性があります。詳しくはツイッターで随時アップしていきますのでご確認ください。また、下記連絡先までお気軽にお問い合わせ下さい。
ツイッター @rentai_suginami/@koukyouippan
賛同金を募集しています!
個人:1口1,000円(2人参加可)・団体:1口3,000円(6人参加可)
*1口以上何口でも歓迎です。
★賛同いただける場合は、以下の情報を、メールorFAXでお知らせください。
1)団体名(+ご担当者名)/個人名
2)ご住所・連絡先(電話またはメール)
3)賛同金区分(個人または団体)
4)口数
5)領収書の必要の有無
6)賛同のお名前の公表の可否
<送り先>
・メール:nakuso_kanseiwp@yahoo.co.jp
・FAX:03‐5395-5139
◆賛同金振り込み先
【口座記号番号】00180-4-603314
【口座名称】なくそう官製ワーキングプア東京集会実行委員会
(ナクソウカンセイワーキングプアトウキョウシュウカイジッコウイインカイ)
※賛同金1口につき、個人賛同では2人、団体では6人の参加ができます。
※賛同金を支払っての集会参加希望の方は、当日、直接受付まで申し出てください。
<主催>なくそう!官製ワーキングプア集会 反貧困集会実行委員会
アーカイブ配信:https://youtu.be/JCMAzN4SGGs
◆日時:2021年11月3日(祝)10:00~16:40
◆会場:エルおおさか(http://www.l-osaka.or.jp/)
◆参加費 500 円
YoutubeURL:https://youtu.be/JCMAzN4SGGs
プログラム
「コロナ禍の先に希望をつくる~問い直そう公共サービスの本質を~」
◆分科会 10:00 ~ 12:00 (受付9:40)「受付」➡ 本館6階 大会議室にまずはお越しください。
第1分科会:会計年度任用職員制度~公務非正規問題の現状と問題解決の方向性を考える~
官民共闘を視野に入れて
(講師:川村雅則北海学園大学教授) 本館7階 701号室
第2分科会:女性非正規労働~非正規に女性が多数を占めるのはなぜか。
ジェンダー、性別役割分業。現状と改善を話し合おう。 本館6階 大会議室
ZOOM申し込みのメールアドレス kanseiwp.osk@gmail.com(この分科会のみ)
第3分科会:民間委託のあり方を問う~外部委託受託企業のコンプライアンス、発注元の責任、指定管理、包括委託の問題点は。各国で再公営化が進む。 南館10階 101号室
★ 昼食休憩 12:00 ~ 13:00
◆全体会 13:00 ~ 16:40 エルおおさか本館6階 大会議室
Part 1 地域を支えるエッセンシャルワーカー
対談~コロナ禍の今、東京と大阪の病院と保健所の現状と闘い展を展望する~
対談を受けてミニ講演:山谷清志同志社大学政策学部教授
(『地域を支えるエッセンシャルワーク』編著者)
Part 2 分科会報告と闘いの報告
① 会計年度任用職員制度の検証と学童指導員の「職務調査」の取り組みの報告
② 女性非正規公務員~全国調査とこれからの取り組み
③ 業務委託のあり方を問う、そして守口学童保育指導員解雇事件・堺学童保育事件の報告
休憩 15分
Part 3 「名ばかり個人事業主」から「雇用化」への取り組み
ヤマハ英語講師ユニオンの闘いから
Part 4 特別報告 ①世田谷区立幼稚園事務職員「偽装」事件訴訟
②19歳・ひとり親(父子)家庭で育った自分が知ったこと
総括コメント 安周永龍谷大学政策学部准教授
主催:なくそう 官製ワーキングプア大阪集会実行委員会
共催:非正規労働者の権利実現全国会議、労働と人権サポートセンター大阪、NPO法人官製ワーキングプア研究会、NPO法人働き方 ASU-NET、全国公立大学教職員連合会(公大連)、民主法律協会 連絡先06-6361-8624)、大阪労働者弁護団 連絡先06-6364-8620
公務非正規女性全国ネットワークはむねっとは、公務非正規の経験者同士が、経験を共有しあい、互いに交流すること、また、公務非正規の問題を発信していくことを目的に、語り場を開催しています。
第2回目となる次回は、ハローワーク相談員の方からお話をいただき、その後、参加者同士で意見交換、経験の交流の機会を持ちます。
みなさまのご参加お待ちしています。
◆日時 2021年7月4日(日)10時~12時
◆話題提供者 ハローワーク相談員
◆リアル会場(スタジオポット)
※会場の人数制限があるため、基本、オンライン参加をお願いします。
※オンライン参加がむずかしいなどの事情がある方はご連絡ください。
◆オンライン Zoom 申込制(※参加費無料)
◆参加申し込みフォーム
https://forms.gle/7cvjXGT1UZcEoD9P8
■お問合せ先・主催
公務非正規女性全国ネットワーク(はむねっと)
hiseiki.koumu@gmail.com
3月20日に開催した緊急集会「官製ワーキングプアの女性たち コロナ後のリアル」に登壇してお話された学校司書の中村由美子さん。学校司書のやりがいや必要性、それから、ストライキを試みた初めての学校司書としてのお話もされました。この日は、他のスピーカーのお話もあり、限られた時間であったため、「もっと聞きたかった」という声が多く聞かれました。
そこで、はむねっとでは、改めて場を設定し、おひとりのお話をじっくり聞き、そして、お話を伺ったメンバーとの対話の場を設けようと、5月15日に、はむねっと語り場vol.1を開催しました。初回ということもあり、半クローズドの形で開催しました。
せっかくのお話ですから、スピーカーのご了承を得て、みなさんに共有できればと、はむねっとホームページ上に要約的に報告をあげることにしました。
【プログラム】進行などの案内
1.中村さんのお話
休憩
2.参加者とトーク
3.まとめ
1.中村さんのお話
私は、現在、平日5日間、1日6時間45分拘束の、6時間勤務(+45分休憩)で働いています。以前は、非正規でも専門職として働いていたのですが、今は、会計年度任用職員という立場です。平日はすべて私が図書室にいるので、子どもたちは、図書室に行けば必ず私に会えるということになります。現在の勤務先は、児童数が約700名と、地域の中でも大規模校です。休憩時間には100人くらいの児童が図書館に押しかけ、200~300冊が貸し出されます。
学校には、たくさんの先生方がおられますが、「司書」という肩書は私だけです。子どもたちには、中村先生と呼ばれることもありますが、「司書さんと呼んでくれるとうれしいな」と伝えることで、司書という存在を覚えてもらうようにしています。子どもたちには、将来、司書が「書を司る人間なのだ」と気が付いてもらえればという希望もあります。
学校司書の仕事は、子どもたちの保護者からの「うちの子、読書をしないんです」といったご相談から、子どもが教室に居づらくて、図書室に来るときの対応まで幅広く、また学校で教える内容を超えて、子どもたちそれぞれの興味にあった本との出会いを探ることなども含まれます。読書をまったくしないだけでなく、じっと座っていることも難しかった子どもが、自分にあった本を手にすることで座って読むことができるようになったり、本を好きになったりすることが、大きな喜びです。
保健室に行くほどではないけれど、毎日開いていて毎日同じ司書がいる学校図書館は、子どもたちにとって大事な居場所です。
直接雇用で働いていることで、子どもたちのバックグラウンドを踏まえた支援や接し方をすることができます。また、使用者である教育委員会から、合理的な配慮が必要な子どもへの対応が業務の一環であるとされており、その接し方などのための専門の研修を受けることもしています。
小学校の前に、中学校で司書をしていました。その時に、今でいうパワハラとマタハラに遭い、懲罰研修を受講させられ、自主退職に追い込まれそうになったことがありました。先輩や組合の力を借りて、辞めることなく、出産をして育休もとり、職場復帰することができました。当時から6年雇い止め、6年目に再試験で受かれば、また新たに採用という形でした。試験では、一切経験は考慮しないと言われていて、再試験を受けた中で、私だけが不採用になりました。組合活動をしてものをいうから切られたと交渉し、3月末にストライキを一人で行い、再試験をうけ、ぎりぎりのタイミングで採用を勝ち取りました。
その経験から思うのは、雇用止めで泣き寝入りした人が今までたくさんいたこと、非正規とはいえ、専門職(特別職)だったことで、ストライキ権が合法であったことです。しかし、2020年度から始まった会計年度任用職員という今の立場は、ストライキ権を失ってしまっています。このことが、当事者たちにあまり意識されていないことについて、ストを打って辞めずに済んだ私は深刻に考えています。
そんな経過もあり、図書館ユニオンの学校司書分会を立ち上げて、分会長を務めています。労働運動の大切さや、私たちの持つ権利を勉強しながら、仲間を増やすとともに、処遇改善に向けた活動を行っています。
これまで学校司書として、中学校、小学校で働いてきて思うのは、そこで接した生徒たちに、「司書さんのお陰で、学校に来ることができた。図書室に来ることができたお陰で、学校を卒業することができた。もし、それがなかったら、今の私の生活はない」と言ってもらう経験をし、学校の中で、司書のいる意味を広げること、子どもたちにもワークルールを学ぶ場を提供することの必要性を痛感しています。
学校司書仲間の中には、1校に専従するのではなく、2校や3校を掛け持ちしている人もいます。でも、毎日、同じ人が図書室という同じ場所にいることが持つ意味、毎日同じところにいることで子どもたちにできる支援があることをより広い人たちに理解してもらい、利用者である子どもたちのための環境整備を進めていかなければならないと強く思っています。
2.参加者とトーク
中村さんのお話を聞いて、以下のような意見や感想、今後の課題が出ました。
3.まとめ
小規模で、半分クローズドでの開催でもありましたが、中村さんのお話を聞いて、参加者は、こういった語り場の重要性を再認識することになりました。今後も、はむねっと語り場を継続していければと思った次第です。
◆連合通信 隔日版 3月25日号 誇り持って働き続けられるか/自治体職場の非正規公務員/コロナ禍と会計年度職員制度で
(通信記事より)
◇手取り10万円では無理 藍野美佳(婦人相談員)
家庭内暴力(DV)に関する相談が多く、行政が命の最後のとりでになっている。当事者の人生はそれぞれで、支援内容にマニュアルはなく、さまざまな知識とスキルが要請される専門職である。私は週30時間働き、手取りで月10万円ほど。8年働いているが、昇給も退職金もない。それでも自腹で書籍を買って勉強し、研修も自費で受けてきた。コロナ禍の下、DVや虐待はもっと増える。当事者と伴走するためにも学習が必要で、月10万円ではとても無理。やる気だけではできない仕事だ。賃上げを交渉してみたけれど、却下された。被害者のことを考えると、この仕事を辞めたくはない。でも転職を考えざるを得ないかもしれない。
◇委託で利用者置き去り 中尾光江(守口市学童保育員労組書記長)
学童保育の指導員というと、「子どもと遊んでいるだけ」とみられがちだが、子どもたちの成長に関わる専門性の高い職業だと考えている。
一昨年、共立メンテナンスに民間委託された。昨年3月には、学校が一斉休校になる中で学童は、非正規職員とアルバイトだけで開いた。消毒用アルコールもマスクも不十分で、子どもたちの感染防止に必死になって働いた。
そんな時に雇い止めを通知された。「会社に反抗的」など身に覚えのない理由だった。誇りを持って働いてきたのに、くやしくて、つらくて。
現場は子どもや親が置き去りになっていて、緊急事態宣言下ではおやつも出なくなったと聞いている。
雇い止めされた職員のうち、ベテランの10人は裁判提訴し、労働委員会にも申し立てて闘っている。
◇市場化と福祉両立せず 三浦かおり(介護・福祉ユニオン共同代表)
保育士からの相談を多く受けている。この20年で株式会社の参入や民間委託などの市場化が進み、現場に影響している。
コストカットが重視されるようになった。1人で多くの子どもの面倒をみることになって余裕がなく、怒鳴ってしまうことも。おもちゃを買ってもらえなくなったとか、栄養士作成のメニューをやめたため、子どもの食が進まなくなった話も聞いている。そんな事態が広がっている。
最近は、保育の質が壊されることに異議を唱える動きも起きている。ストを打つ職場が出てきたし、団体交渉で増員を実現した成果もある。
コスト重視だと、突然閉園することがある。私たちは父母と協力して自主運営し(次の園が決まるまでの間を)つなぐこともした。市場化と福祉は相反するものではないか。根本的に問い直す時期に来たと思う。
◆非正規公務員「副業ないと生活できない」コロナで増す負担と1年雇い止めの恐怖
飯島裕子 | ノンフィクションライター
3/23(火) 8:21
◆NHK 非正規公務員「新型コロナ影響で業務負担増 待遇改善を」
2021年3月21日 13時03分