3月20日集会 賛同団体

賛同団体 65団体 五十音順(敬称省略)
 
I女性会議
I女性会議練馬支部
アウェア
NPO法人アジア女性資料センター
attac公共サービス研究会
Alliance Youtoo
アルバイト・派遣・パート非正規等労働組合(あぱけん神戸)
認定NPO法人WANウィメンズアクションネットワーク
ウィメンズカウンセリング京都
大阪 守口学童保育指導員原告
女たちの歴史プロジェクト
学校事務職員労働組合神奈川
学校図書館問題研究会
かりん燈関東
均等待遇アクション21
クオータ制の実現をめざす会
言葉を学ぶNGOおせっ会
NPO法人参画プラネット
自治体労働者組合・杉並
自治労東京都本部 地域福祉ユニオン東京
社会へ届ける女性の活動研究会
社会教育推進全国協議会
出版労連 日本出版労働組合連合会
女性グループ翼(ウィング)
一般社団法人 女性相談ネット埼玉
女性と人権全国ネットワーク
女性ユニオン東京
女性労働問題研究会
SNAW / Safety Net Aichi of Women / 女性によるセーフティネット愛知
世界女性会議岡山連絡会
全国一般労働組合東京南部
全国学校事務労働組合連絡会議(全学労連)
全国婦人相談員連絡協議会
全国フェミニスト議員連盟
千丁ウィミンズネットワーク
全統一千葉市非常勤職員組合
全統一労働組合
SOSHIREN 女(わたし)のからだから
認定特定非営利活動法人 男女共同参画こしがやともろう
公益財団法人地方自治総合研究所
東京過労死家族会
東京公務公共一般労働組合
公益社団法人東京自治研究センター
東京・生活者ネットワーク
東京の図書館をもっとよくする会
特定非営利活動法人東京労働安全衛生センター
図書館問題研究会
名古屋ふれあいユニオン
日本フェミニストカウンセラー協会
日本マスコミ文化情報労組会義(MIC)
ねりまジェンダー研究会
練馬24条の会
「バスストップから基地ストップ」の会
はたらく女性の全国センター(ACW2)
非正規労働者の権利実現全国会議
(有)フェミニストセラピィなかま
ふぇみん婦人民主クラブ
北京JAC
まんなかタイムス
守口市学童保育指導員労働組合
ユニオン習志野
特定非営利活動法人リソース・エンパワメント・ネットワークREN
レイバーナウ 
連帯労働者組合・杉並
ワーキング・ウィメンズ・ヴォイス

3月20日集会概要

主催:緊急オンライン集会「官製ワーキングプアの女性たち コロナ後のリアル」実行委員会
協力:官製ワーキングプア研究会、ビデオプレス
後援:岩波書店、日本評論社

日時 2021年3月20日(土)13:30ー16:30
会場 スペースたんぽぽ+オンライン

プログラム
◆第一部13:30~
基調報告:官製ワーキングプアの女性たちのコロナ後
竹信三恵子さん(『官製ワーキングプアの女性たち』岩波書店、2020 著者)
上林陽治さん(『非正規公務員のリアル』日本評論社、2021 著者)

◆第二部14:30~
現場からの報告
婦人相談員/女性関連施設職員/キャリアコンサルタント/ハローワーク非常勤
職員/学童保育指導員/学校図書館司書/社会教育施設(住民の立場から)
・・・など

◆第三部15:45~
リレートーク:官製ワーキングプア問題を社会全体で考えるために
北仲千里さん(NPO法人「全国女性シェルターネット」共同代表)
三浦かおりさん(「介護・保育ユニオン」共同代表)
渋谷典子さん(NPO法人「参画プラネット」代表理事)
後呂良子さん・疋田節子さん(メトロコマース訴訟 元原告)

3月20日集会関連資料


『官製ワーキングプアの女性たち あなたを支える人たちのリアル』
(竹信三恵子・戒能民江・瀬山紀子編 2020、岩波書店)
https://www.iwanami.co.jp/book/b527893.html


(近刊)『非正規公務員のリアル~欺瞞の会計年度任用職員制度』
(上林陽治著 日本評論社、2021年2月)
https://www.nippyo.co.jp/shop/book/8481.html


「知っていますか? あなたのそばの非正規公務員」
(雑誌『女も男も』2019年 春・夏号 No.133、労働教育センター)
http://www.rks.co.jp/publication/onna/back/o133.html

3月20日緊急集会呼びかけ文

コロナウイルスの感染拡大という未曽有の事態となった今年度、公務現場は、新たにはじまった会計年度任用職員制度というもう一つの問題に見舞われました。日々、深刻さが増す社会のなかで、相談をはじめとするさまざまな対応に当たる公務非正規職員が、単年度毎任用という枠組みの中に置かれ、自身もまた、年度をまたいだ雇用が保障されない不安定な身分として働くことになったのです。

総務省調査では、2020年4月1日現在、非正規公務員の全体数は112万5746人で、すべての地方公務員の約3割、このうち町村は47.1%、市区は43.5%で、最も住民に身近である市区町村の職員の半分近くが非正規公務員となっています。そして、会計年度任用職員の約8割が女性(女性476,403人(76.6%)、男性145,903 人(23. 4%))であることも明らかになりました。

今年度は、『官製ワーキングプアの女性たち』(岩波ブックレット)、『非正規公務員のリアル』(日本評論社)の出版をはじめ、こうした公務のエッセンシャルワークの課題を取り上げた新聞、雑誌なども多く出され、シンポジウムや集会等も開かれてきました。そして、その度に、現状への強い危機感が共有されてきました。しかし、現場では、長期的な展望が描けず、低い待遇が固定化されてしまった非正規職員が、止む無く、職場を去る状況が続いているなど、その状況は一層深刻さを増しています。

こうした現状がもたらすのは、非正規職員やその職場の疲弊ばかりではありません。市民一人ひとりにとって重要な公共サービスそのものが立ち行かなくなる状況が目前に迫っています。

そこで、年度末を迎えるにあたり、私たちは、改めてこの問題の深刻さを訴え、問題解決に向けた動きを作りたいと、緊急集会を呼びかけます。
この問題に関心をもつ多くの方に参加・賛同を呼び掛けます。