1789プロジェクト 自治体からの回答(随時更新中)

回答を寄せていただいた自治体等の文書をこちらに掲載させていただきます。お忙しい中、回答をお寄せいただいた団体に感謝申し上げます。

秋田県井川町からの回答(2023年3月31日)★意見書が採択されました!

三重県からの回答(2023年3月31日)

長崎県壱岐市からの回答(2023年3月23日)

長野県南相木村からの回答(2023日3月20日)★意見書が採択されました!

秋田県男鹿市からの回答(2023年3月17日)★意見書が採択されました!

福島県川俣町からの回答(2023年3月16日)★意見書が採択されました!

高知県山本町からの回答(2023年3月16日)★独自の意見書採択のお知らせがありました!

沖縄県伊平屋村からの回答(2023年3月16日)★意見書が採択されました!

福島県川俣町からの回答(2023年3月16日)★意見書が採択されました!

東京都三鷹市からの回答(2023年3月6日)

兵庫県宝塚市からの回答(2023年2月21日)

茨城県つくば市等公平委員会からの回答(2023年2月22日)

兵庫県丹波篠山市からの回答(2023年2月20日)

大阪府大東市からの回答(2023年2月13日)

山形県大石田町からの回答(2023年2月1日)

青梅市からの回答(2023年1月13日)

多治見市からの回答(2023年1月10日付)

石狩市からの回答(2023年1月5日付)

名護市からの回答(2023年1月4日付)

はむねっと発足2周年 ハイブリッド集会
動かしてきたこと・見えてきた課題・あきらめずに声をあげよう!

◆開催期日:2023年3月19日(日)13:00~16:30
◆開催会場:公益社団法人 日本図書館協会 研修室(中央区新川1-11-14)
 最寄り駅:茅場町駅(地下鉄東西線,日比谷線)より徒歩5分
 http://www.jla.or.jp/traffic_guide/tabid/75/Default.aspx
◆開催方法:ハイブリッド開催
アーカイブ配信URL:https://youtube.com/live/13tSKc6OHGk?feature=share

◆開催呼びかけ文:
公務非正規女性全国ネットワーク(はむねっと)が発足して早2年!になります。
今年度は、特に会計年度任用職員制度がはじまり3年目にあたる年度となったため、年度当初から、「3年目公募」の問題を中心に、様々な取組を行ってきました。2年間にわたり実施した調査にも、全国から回答を寄せていただきました。この間、私たちの呼びかけに答え、調査への協力をいただいたみなさま、また、様々なかたちでご一緒に動いているみなさまに感謝と連帯を表します!

「3年目公募」(現職を含めた公募の実施)自体を大きく止めるということはできたとは言えません。それでも、昨年末(2022年12月)には、総務省が改めて地方自治体に通知を出し、必ずしも公募は必須ではない旨を伝え、厚労省も、自治体が引き起こしている“大量雇用変動”に対して、各自治体が一定の対処をしなければならないことを明示しました。
加えて、来年度以降の、会計年度任用職員に対する“勤勉手当”支給も、なされる方向で国会審議の予定が組まれているとのことです。

公共サービスを支える“基幹的”で、“恒常的に必要な仕事”を、不安定な働き手が、自らの将来にも大きな不安を抱えながら、ぎりぎりの状態で支えているような、矛盾する状態は変える必要があります。
制度開始3年目の今年、何が起きたのかを報告し合い、制度を根本から変えていく声を、みなさんと一緒にあげていきたいと思います。
是非、ご一緒に声を上げていきましょう。

◆集会プログラム
第1部13:00~13:30 第一部スライド
はむねっと発足2年 この間の取組みから
・調査要望活動によって動いてきたこと
・1789プロジェクト(全国の自治体への要望書発送した取組)の報告
・見えてきている課題など

第2部13:35~15:05 リレートーク 現場からの声
消費生活相談員/ALT外国語指導助手/婦人相談員/図書館指定管理の館長
学校事務職員 ほか

休憩:15:05~15:15

第3部15:15~16:00 他団体の取り組みと今後に向けて
・日本労働弁護団の取り組み
・図書館友の会全国連絡会・市民の立場から
・政治を変えよう/地方議員からの発言 ほか

16:10 まとめ 集会アピール

主催:公務非正規女性全国ネットワーク(はむねっと)
後援:岩波書店/公益社団法人日本図書館協会/図書館友の会全国連絡会

※賛同団体・個人 随時更新中 ★賛同メッセージ★随時更新中

◆団体賛同
ジェンダー平等をすすめる教育全国ネットワーク
ワーキング・ウィメンズ・ネットワーク(WWN)
I女性会議中央本部
認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク
世界女性会議岡山連絡会
東京労働安全衛生センター
Labor Now
ユニオンらくだ
NPO法人働き方ASU-NET
NPO法人参画プラネット
連帯労働者組合・杉並
図書館友の会全国連絡会
まんなかタイムス
全学労連(全国学校事務労働組合連絡会議)
社会教育推進全国協議会
全統一千葉市非常勤職員組合
反貧困ネット北海道
コムノオト
attac 公共サービス研究会
ユニオン習志野
ジェンダー平等 埼玉
働く女性の人権センターいこ☆る
全労協女性委員会
女性ユニオン東京
わくわくシニアシングルズ
NPO法人日本フェミニストカウンセリング学会
全国フェミニスト議員連盟

◆個人賛同
高木さとこ(狛江市議会議員(立憲民主党))
井上 悦子(保育補助)
時實 達枝(世界女性会議岡山連絡会・社会生活コンサルタント)
上野千鶴子(認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク理事長)
匿名(生活保護面談相談員)
森 紀代美(地域開発みちの会
内藤すすむ(あぱけん神戸・相談員)
川西玲子(NPO法人働き方ASU-NET)
佐藤周一(現役介護福祉士・元広島県庁職員・広島自治労連執行委員)
木下忠親(連帯労働者組合・杉並/杉並区職員)
安田信子(連帯労働者組合・杉並)
池田祥子(元・大学、短大教員)
鶴丸周一郎(名古屋ふれあいユニオン)
伊藤拓也(学労川崎(学校事務職員労働組合神奈川川崎支部))
川村雅則(北海学園大学、NPO法人官製ワーキングプア研究会)
岡田健一郎(高知大学教員)
江川 あや(旭川市議会議員)
山本志都(弁護士)
非正規まき労(非正規地方公務員(会計年度任用職員))
京極紀子(学校事務職員労働組合神奈川・全国学校事務労働組合連絡会議)
伊藤みどり(介護福祉士)
村田晶子
中島明子(和洋女子大学名誉教授)
いとう正子(川越市議会議員)
屋嘉比ふみ子(ペイ・エクイティ・コンサルティング・オフィス(PECO)
中原純子(全労協女性委員会代表幹事)
利光朝子(日本図書館協会非正規雇用に関する委員会/図書館問題研究会職員問題委員)
辻智子
匿名希望 3名

※はむねっと2周年集会に賛同していただける団体・個人を広く募っています。
現場の声、応援メッセージを是非お寄せください。
次のフォームから登録をお願いします。
https://forms.gle/nh6ncXuSd9vXKMgx6

※無理のない範囲で、賛同金をお寄せください。
(賛同金は、主に、集会開催にかかる経費にあてさせていただきます)
振込み先:名義 公務非正規女性全国ネットワーク
〇ゆうちょ銀行口座(普通預金) 記号11390 番号12845081
〇他行からの振込 店名一三八(イチサンハチ)店番138
普通預金 口座番号1284508

◇この間の関連記事など
◆「「正職員に嫌われたら終わり」非正規公務員の苦悩 「2023年問題」自治体7割強で雇い止めの可能性」(有馬知子 : フリージャーナリスト)
2023年2月1日 東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/648958

◆非正規公務員「雇い止め」の不安…会計年度任用職員制度
2023年1月20日 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/commentary/20230119-OYT8T50156/

◆違法じゃないけど「最低賃金未満」 公務員賃金に出した総務省通知
2023年1月18日 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20230115/k00/00m/040/141000c

◆(天声人語)ありがとう図書館
2022年12月28日 朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/DA3S15514478.html?iref=pc_shimenDigest_top02 

◆年度末に雇い止め危機の非正規地方公務員、数十万人規模か 「3年目の壁」自動では契約更新されず
2022年11月24日 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/215673

◆図書館司書、続けたいけれど 非正規、低賃金…「女性軽視では?」
2022年11月24日 朝日新聞デジタル(宮田裕介)
https://www.asahi.com/articles/ASQCQ54SJQC2ULEI008.html

◆真の「男女の賃金格差」分からない恐れ 地方公務員の格差開示 女性多い「非正規」と「正規」を比較できず
2022年10月22日 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/209490

◆手取り9万8000円の不条理 20代非正規図書館員が声上げた理由
2022年9月16日毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20220915/k00/00m/040/089000c

◆非正規公務員の6割、年収200万円未満 自治労連が初の全国調査「改善が必要」
2022年9月6日 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/200274

◆手取り9万8000円では「暮らせない」 図書館司書が待遇求めて署名活動…専門性評価されず、7割超が「非常勤職員」の現実
2022年9月20日 弁護士ドットコム(猪谷千香)
https://www.bengo4.com/c_5/n_15010/

◆非正規公務員調査 9割が「将来不安」 低賃金、広がる格差
2022年8月18日 毎日新聞(東京・地方版)
https://mainichi.jp/articles/20220818/ddl/k13/040/008000c

◆関連書籍
『官製ワーキングプアの女性たち あなたを支える人たちのリアル』
(竹信三恵子・戒能民江・瀬山紀子編 2020、岩波書店)
※電子書籍あり
https://www.iwanami.co.jp/book/b527893.html

2周年集会 賛同メッセージ(随時更新中)

行政の相談員や男女共同参画センター、図書館司書など公共サービスの多くを非正規職員が担っており、その多くが女性です。新設された会計年度任用制度も実質的な待遇改善とはなっておらず、低賃金で1年更新の不安定な労働条件の下、将来に不安を抱えながら働く状況は変わっていません。私たちは、このような官製ワーキングプアの問題を解決するため、はむねっとのみなさんと連携・連帯して共に取り組んでいきます。(全国フェミニスト議員連盟)

はむねっと発足2周年に敬意を表します。女性支援新法の施行を前に、困難な問題を抱えた女性の相談支援を担う相談員・支援員の労働条件・待遇について、きちんと考えられていく必要があると思います。フェミニストカウンセリングに関わる私たちも、皆さまと一緒に自分たち自身の足元の問題に取り組んでいきたいと思っています。(NPO法人日本フェミニストカウンセリング学会)

2周年おめでとうございます。公務の現場では非正規の女性が多く、今や公務も民間も女性の非正規が支えており、まっとうな賃金も払われていません。当会の昨年の中高年シングル調査でも公務非正規の方から賃金の安さ これでは生活できない声が寄せられました。非正規のみなさんがつながることで、日本の破壊された雇用が改善できるとと思ってます。今後のご活躍も期待しています。(わくわくシニアシングルズ)

はむねっとの活動に敬意を表します。公務職場は安心、安全が保障され、希望を持って働ける職場のモデルであるべきです。雇用形態の違いだけで大きな賃金格差や、有期であるためいつまで働けるか分からないなど、著しい女性差別が公然と続いていることは人権侵害であり、怒りを禁じえません。
早急に国が責任を持って是正に向けた対策を取るべきと考えます。非正規女性たちの人権が守られる労働環境に改善できるまで、ともに力を合わせて運動を進めていきたいです。(働く女性の人権センターいこ☆る)

公務職場での非正規女性に対する大きな賃金格差や雇止めなど差別が当たり前になっている現状は、即座に改善されるべきだと思います。日本のジェンダーギャップ指数がいつまでも極端に低く、誰も不思議に思わない理由の一つが男女賃金格差であり、すべての差別のベースになっています。公務職場の女性差別は、根強い家父長制に基づくものであり、ジェンダー平等社会をめざす運動に背を向けるものです。賃金格差はILO100号条約の国際基準の職務評価によって是正の道が開けます。非正規差別は男女差別が根源であることを何度でも訴えたいです。公務職場の非正規女性たち及びすべての女性たちが人権を享受することができるまで、様々な運動を通して連帯していきたいと思います。(屋嘉比ふみ子(ペイ・エクイティ・コンサルティング・オフィス(PECO))

はむねっと発足から2年間の会計年度任用職員制度の待遇改善、実態調査などの積極的な取り組みに心から敬意を表します。公務非正規と民間非正規で働く女性たちの待遇改善にむけてともに奮闘しましょう。(全労協女性委員会)

女性労働を勝手に「家計費補助」とし、都合よく使うオヤジ社会を許さない!専門職を「一般行政職」より一段低くみる自治体のオヤジも許さない!(匿名)

公共サービスの民営化に反対しています。公務労働の現場で働く「非正規」労働者の7割が女性ということは日本社会の縮図だと思います。公共サービスは誰もが公平に受ける「権利」とも言えるものであり、競争にさらされてはいけないものです。しかし、現在、公共サービスのほとんどが委託や指定管理者等民営化された職員、また会計年度任用職員という一年ごとの「非正規」職によって担われ、担っている労働者自身が不安定な雇用にあるという悪循環に陥っています。これでは、保証するべき市民の「権利」を守ることも困難です。負の連鎖を断ち切って、公務職場から安定的な労働条件を獲得することによって、社会そのものを変えていきたいです。女性の労働の使い捨てにNO!の声をみなさんと一緒に上げていきます。(attac 公共サービス研究会)

公立学校事務職員の労働組合で活動しています。学校職場にもたくさんの「非正規」また委託等民間の労働者がたくさんいて、現在的には教員・事務職員以外はほぼ不安定雇用の労働者によって担われており、国の定数法で担保された学校事務職員・教員も、多くの(自治体によって違うが2割とかも普通にある)臨時的任用というフルタイムの有期雇用の職員に頼っています。正規職員と全く同じ仕事を、給与や労働条件の違う職員が担い、雇用の不安を抱えて働いていることが職場の中でさえ共有されていません。雇用者としての自治体の責任を問われず、何十年働いていても使い捨ての構図から逃げ出せないという負の連鎖ですね。人によっては10年以上も継続して働いているのに、ありえないです。公務職場の「非正規」職の無期転換も勝ち取りたいですが、そもそも同じ職場で働く労働者の労働条件をいっしょにするということもあっていいと思います。はむねっとのみなさんの取り組みで注目される公務「非正規」の問題をさらに社会問題化して、安定的な雇用と労働条件を獲得するために連帯して闘っていきます。ともに!(京極紀子 学校事務職員労働組合神奈川・全国学校事務労働組合連絡会議)

公務員を増やして公共サービスの拡充が必要です。非正規公務員の力を合わせれば変えられる。(伊藤みどり 介護福祉士)

会計年度任用制度、このポンコツな制度に3年間も我慢させられてきました。習志野市では200人もの仲間がフルタイムからパート(45分だけ勤務時間削減)にされ、総務省通知等で何度も是正指導されているのに、習志野市長は「45分縮めても残業は恒常化していないから是正しない」と、ウソの答弁を行っています。(実際は残業が恒常化している!)職場の団結で一日も早く是正させましょう!(ユニオン習志野)

女性支援、保育、図書館・公民館・男女共同参画センター等の対人支援職を多く女性が担い、その労働が基本的な労働権も生存権も満たされない状況にある。こうした構造的な差別を解消する取組が必須であり、はむねっとの活動を支援します。(村田晶子)

それぞれに大事なお仕事をされているにもかかわらず、不安定な身分であることは、許し難く思っております。軍拡に回すお金より、こうした人々へのサービスを担う方々の拡充と雇用の安定のために資金を回すべきでしょう。(中島明子 和洋女子大学名誉教授)

雇用「更新」ではなく、毎年度、新たな職に就くと解され、一定期間ごとに公募に応じて受からなければ働き続けることができない──このような不条理な会計年度任用職員制度が始まって3年が経とうとしています。道は険しいものの、しかしながら、はむねっとの皆さんの粘り強い取り組みが様々な成果をあげているのもまた事実であると感じます。北海道も負けずに取り組みを強めていきます。頑張りましょう。(川村雅則 北海学園大学、NPO法人官製ワーキングプア研究会)

社会教育現場も会計年度任用職員のような立場で雇用不安や現実的な雇止めの危機に直面している職員がいます。また、低賃金のため生活が成り立たず、ダブルワークをしている職員もいます。集会に連帯し、当会でも声を上げていきたいと思います。(社会教育推進全国協議会)

私も図書館で非正規職員でした。だからこそ皆さんの待遇改善にむけて力をつくしていきたいと思います。(江川 あや 旭川市議会議員)

はむねっと発足後2年間に亘り実施されてきた、実態調査や各方面への提言など、会計年度任用職員の待遇改善に向けた様々な活動に対し、敬意を表します。着実に賛同の輪が広がっているように感じます。今後の更なる取組を応援しています。(コムノオト)

はむねっとの活動で、非正規公務員の実態は、だいぶ知られるようになってきました。「それどころじゃない」状態におかれながらも、声を上げたり支え合ったりしてきた当事者の方たちの活動のたまものです。公の担うべきものが解体され、企業の営利の対象として食い尽くされることが、社会の各方面で広がっています。非正規公務員を増やし、大切な仕事をする人たちを使い捨てにすることは、パブリックの破壊のもっとも典型的な顕れです。これからもよろしくお願いします。(山本志都 弁護士)

発足から様々な問題提起と活動を行なっている皆様にいつも感謝しております。3年目公募の問題についてもマスコミに取り上げられて、多くの人たちの知るところとなりました。今後も連帯し、応援していきます。(全統一千葉市非常勤職員組合)

楽しい集会なら2周年おめでとう、といいいたいですが・・・本来なら開かなくてもよい社会を望みます。私たち非正規の組合は労使交渉で雇用継続は果たしてくれました。が、残念ながらこの「3年目公募」機に退職される仲間もいます・・・。自由や民主主義、暮らしを支える公共サービスの不安定化が不安です。何とか皆で踏ん張ってまいりましょう。(非正規まき労 非正規地方公務員(会計年度任用職員))

公務部門で起きている、労働者の生活や権利を保障しない、公共サービスを保障しない、「会計年度任用職員」という制度の問題。民間の労働組合・労働者も一緒に声を上げなければ、きっとその影響は私たち自身にも返ってきます。これは、一部の不遇な労働者の問題ではなく、多くの労働者や社会全体の問題です。安心して生活できない、公共サービスの質が低下してゆく、そういう社会を私は望んでいません。よりよい社会を目指し、一つひとつの声をひろい集め問題を明らかにする、はむねっとの活動に連帯します。(鶴丸周一郎(名古屋ふれあいユニオン))

学校現場でも有期雇用職員が増え続けています。短時間でも一時的ではない職、短時間でも一時的でもない職、そうした職に不安定雇用を適用する現状は問題です。臨時的任用職員は数は少ないながらも、うち8割以上が学校勤務。会計年度任用職員だけでなく臨時的任用職員の雇用環境前進も目指すうえで、私たち学校関係組合も頑張っていく決意です。(全学労連(全国学校事務労働組合連絡会議))

学校事務職では、1年任用の繰り返しでもう10年以上「正規」職員とまったく同じ仕事を担っている「臨時的任用職員」がたくさんいます。労使交渉で無期転換を求めてきましたが、はむねっとの積極的な取り組みに学び社会的な問題提起にも踏み出しました。まずは市議会に無期転換を求める陳情を提出。今後も「できることはすべてやる」決意です。長く川崎の学校運営を支えてきた職員の雇用を、安定的に固めていきたいと思います。(伊藤拓也(学校事務職員労働組合神奈川川崎支部))

公務非正規問題は、非正規で働く人だけでなく、この社会で暮らす全員にかかわる問題です。それは、だれもが当然の権利として受けられる公共サービスの不安定さという問題だからです。その重大さをもっと周知していきたいです。(まんなかタイムス)

正規上司に嫌われ、病む前に自分から退職。アルバイトで食いつなぐ日々。今回のことで非正規の立場の弱さを痛感。「正規に嫌われたら終わり」の言葉に共感する。(匿名希望)

地方の為、なかなか東京に行くことができないので、活動に参加することはできていませんが、いつも応援しています。この度、3年目雇止めにあいました。今後少しでも非正規雇用の女性の立場が変わるように願っています。(税事務所職員)

「働くこと」の保障、「働くための賃金の均等保障」・・・政治がもっとも力を入れるべき課題の一つです。これまでの社会の「性別役割」や「専門性」を巧妙に利用した賃金の在り方は、真っ先に是正されるべき課題です! (池田祥子(元・大学、短大教員))

約25年前、2回更新3年雇用の年限制度の下で保育園保母として働きました。この理不尽な解雇の撤回を求めて9年間闘う中で、労働委員会命令を獲得して、ようやくまっとうな労使関係を築くことができました。/2000年代に入り非常勤問題を憂う自治体関係者の尽力で、この問題が点として浮上しました。それが各地の公務職場の非常勤の思いを結び、線のつながりになりました。/この線が強固な面となる希望が『はむねっと』の存在だと心の底から思っています。ともに奮闘するつもりです。(安田信子(連帯労働者組合・杉並))

市の外郭団体で職員として働いています。給与などの待遇は、市の臨時任用職員に準じるとなっており、1年毎に更新、5年を超えることが出来ません。無期転換ルール逃れです。5年で辞めなくてはならず、その先仕事を探さなければなりません。市の職員からセクハラを受けた事もありますが、声を上げる事で次の仕事に選んでもらえないのではないかと耐えてしまいました。いつまでも立場が弱く嫌になります。低賃金で非正規雇用。これで公務員と同等の仕事をしかも期限付きで働く人間のことを、使う側は何とも思わないのでしょうか。私たちは、使い捨ての道具ではありません。(匿名希望)

継続は力なり。まだまだ厳しいですが、確実に皆様の運動が少しづつですが状況を改善しています。ともにがんばりましょう!(佐藤周一 現役介護福祉士・元広島県庁職員・広島自治労連執行委員)

公共サービスの持続可能性は、一人ひとりの市民にとって重要な課題です。応援しています!(NPO法人参画プラネット)

公募制、毎年度の試用期間をやめさせましょう!(連帯労働者組合・杉並)

力を合わせて雇用年限をやめさせましょう!(木下忠親(連帯労働者組合・杉並/杉並区職員))

はむねっとの活動に敬意を持って応援しています。私が所属する女性団体では、県内の女性団体の協力を得て、愛知県全ての自治体のジェンダー平等への取り組みに関するアンケート調査をしました。会計年度任用職員(行政職 フルタイム)の男女別年収、男女別人数も調査し、この年収で生計を維持できますか?と問題提起しました。愛知県副知事もこの調査と会計年度任用職員の現状に関心を持っていただきました。自治体や議員や市民を巻き込んで大きな問題提起をしていきたいです。(森 紀代美(地域開発みちの会))

元兵庫県の非常勤嘱託職員として、県立大学図書館の司書職として勤務していました。その2000年当時は<就職氷河期>と呼ばれていた時期でした。20代・30代の女性(その大半が)が、私と同様に1年雇用契約・最長で3年間という国の法的根拠が無い「契約書」および「嘱託職員採用規定」によって、月額役15万円の低賃金で非正規+有期雇用「採用」されて居りました。それでも、法改「正」当時はいわゆる「労働者」として、一人でも「地域の労働組合」に加入も出来て、地方労働員会にも申立てる事ができました。/しかし、今は以前のような労働組合法や労働員会制度の活用も剥奪された状態です。現在の「会計年度任用職員」制度下では、3年前よりも更に悪質な「地方公務員法」によって<公務員身分>とされて、低賃金かつ契約更新無保障の下で、働かされているのが実態です。国の機関や出先で働いて居る仲間も、適用される法規名は違っていても、身分・雇用関係は同様です。/昨今の生き難い・声をあげにくい時代に、各地の公務非正規の職場ではたらく仲間のみなさん!丸2年前に発足された「はむねっと」のよびかけ・取り組み・集会が、どんだけ”励まし”になっている事でしょう! 共に<ヒム ネセヨ!> Fighting!!(内藤すすむ(あぱけん神戸・相談員))

結成2周年おめでとうございます。みなさまのご活躍にはげまされながら、職場で、あきらめず、がんばらず、継続していきたいと思っています。(ユニオンらくだ)

同一労働差別賃金に怒り、年度末におびえる「会計年度任用職員」制度は、根本から変えなければなりません。地方公務員法の改正をみなさんと一緒に目指したいと思います。さらなる1年に向けてスタートです!(川西玲子(NPO法人働き方ASU-NET))

公務も民間も、すべての労働者の雇用の安定と働くルールが守られる社会を実現するために、私たちのネットワークをさらに広げていきましょう!(NPO法人働き方ASU-NET)

教育の現場にも、さまざまな働き方の人たちが増えています。同じ職場で働きながら、それぞれが忙しく手一杯の働き方で、お互いの働き方などにも心が至らず、十分なコミュニケーションが取れずにバラバラになっているのが現状です。はむねっとの活動に、情報を共有していくことが大事なことだと関心を持ち、今後の活動に期待しています。(ジェンダー平等をすすめる教育全国ネットワーク)

公務非正規女性の深刻な状況を調べ、改善することを目指して地道な活動を続けておられることに敬意を表します。いつも学ばせていただいております。(ワーキング・ウィメンズ・ネットワーク(WWN))

自治体の公共サービスは市民生活の土台です。土台を支える非正規公務員(会計年度任用職員)の現状の雇用形態、待遇では公共サービスの持続すら危うくなります。公務の現場から、格差是正の対応を求めていきましょう。(高木さとこ(狛江市議会議員(立憲民主党))

会計年度職員は公共の要だと思っています。(井上 悦子(保育補助))

公務非正規の現状について可視化していきましょう!(Labor Now)

多くの女性が非正規雇用で働き、低賃金で保障のない不平等な働き方をしている現状を変えたいと考えます。さらに、国民が安心して働き、暮らすために必要な”公共”を支える労働者が低賃金で不安定では、行き届いた行政サービスは実現できません。同一価値労働同一賃金で人間らしい働き方を!(I女性会議中央本部)

様々な分野で正規でなく非正規の方々が多くいる状況は、個人を財産と考えない政策でしょう?なぜこのような考え方が生まれたのでしょうか?指定管理者等の経済の効率化も影響が大きいのでしょうか?(世界女性会議岡山連絡会)

公務非正規労働者の安定した雇用、待遇改善は、こころとからだの健康をまもり、よりよい仕事をするためにも急務の課題だと思います。(東京労働安全衛生センター)

公共団体が雇用崩壊の現場になっていることは許せません。「女向き」の不安定・低賃金雇用をつくりだしている当の自治体が「男女共同参画」推進を謳う資格はありません。(上野千鶴子(認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク理事長)

会計年度任用職員”3年目公募問題”(2022年度末問題)特集

今年度(2022年度)は、地方自治体で直接任用されている非正規公務員の多くに関係する「会計年度任用職員制度」がはじまってから3年目の年度です。このままいくと、今年度末には、全国の地方自治体で現職として働いている人が、いったん雇止めとなり、継続を希望する人は、再度の「公募」に応じなければならないという、大量の「雇止め/公募」が実施される見込みです。

はむねっとは、継続して必要とされる職に就いて問題なく働いている人を一律に「公募」にかけることは、大きな問題があると考えます。そのため、今年度末の全国での大量「雇止め/公募」をくい止めるアクションを起こしていきます。

#会計年度3年目公募は不合理

注目レポート:山下弘之「緊急レポート:総務省『新通知』、厚生労働省『大量離職通知書』を活かす」(労働情報NAVI)

関連国会質疑はこちらから

★再度任用に関する国の調査結果(リンクPDF 4~11頁参照)

はむねっと2021年調査(将来への不安を抱えた人が9割以上)

はむねっとに寄せられた声(更新の不安、雇用の安定を望む多くの声) 

●“会計年度任用職員の任用期間の更新回数は2回まで”という法的決まりはありません

地方自治体で会計年度任用職員として働いている方のなかには、この職は、2回(3年)までは更新が可能で3年目の終わりには必ず公募を受ける必要がある、という説明を受けている方も少なくないと思います。ただ、これは、少なくとも法律上の決まりではありません。(そのため、地域によっても違いがあり、4回(5年)までは更新が可能という自治体や、更新に限度を設けていない自治体もあります。)

では、「2回までは更新が可能」という考え方が何に由来しているかと言えば、それは、国(総務省)が自治体に向けて出している会計年度任用職員制度の『事務処理マニュアル第2版』に基づくものです。このマニュアルには、次のことが書かれています。

選考においては公募を行うことが法律上必須ではないが、できる限り広く募集を行うことが望ましい。例えば、国の期間業務職員については、(中略)再度の任用を行うことができるのは原則2回までとしている。(中略)再度の任用については、各地方公共団体において、平等取扱いの原則及び成績主義を踏まえ、地域の実情等に応じつつ、任期ごとに客観的な能力実証を行うよう、適切に対応されたい」(63頁 太字引用者)

つまり、ここに書かれているように、「2回までは更新が可能」という考え方は、国の非正規職員である「期間業務職員」の制度にならった考え方であり、それがマニュアル上、例示されている(だけのことな)のです。ましてや国においても、期間業務職員以外の、3/4以下の労働時間で働く「短時間非常勤職員」には「3年公募制」はありません。

※総務省事務処理マニュアル https://www.soumu.go.jp/main_content/000579717.pdf

更新回数の上限を設けていない自治体も存在します

地方自治体では、たくさんの非正規職員が働いています。このうち、会計年度任用職員は、短時間・短期間の人を含めると約90万人います。そして、そうした非正規職員の多くが、職場で、基幹的で恒常的な仕事を担っています。保育士、図書館司書、博物館学芸員、社会教育指導員、相談員等々、多くの専門職が、会計年度任用職員として働いている実情もあります。本来、そうした、基幹的業務の担い手は、正規職員とすることが必要だと言われていますが、現状では、こうした専門職に多くの非正規職員が就いているのが実態です。

国の調査でも、かねてより、地方自治体には、長期継続的に働いてきた臨時・非常勤職員がいたことが明らかにされています。また、職場によっては、専門性が高い人ほど、非正規で、かつ、長期的に働いているという実態も明らかにされてきています。こうした人たちが、公共サービスの基幹部分を支えてきたのです。これまでも、更新を繰返しながら働いてきた人は、ただ、継続的に働いていることで自動的に更新をされてきたのではありません。勤務状況の確認や面談などを経て、更新に至っていました。そして欠員がでる場合に、一般の公募が行われてきたのです。

地方自治体によっては、会計年度任用職員制度施行後も、3年目公募などの年限を区切った公募は行わずに任用の継続をする団体もあることがわかっています。会計年度任用職員を、現職として働いている人も含め、一律に公募にかけることは、働き手にとっても、公共サービスの受け手の住民にとっても、マイナスです。また、現職を含めた公募は当事者に与える精神的抑圧が大きく、更新の可否をちらつかせたハラスメントなどにもつながりやすく、公正さとはかけ離れた制度です。

※『地方公務員の臨時・非常勤職員に関する実態調査結果』(2016年)に、「同一任命権者において10年以上同一人を繰り返し任用する事例のある団体」についての記載がある。

※東京都内区市町村の状況(なくそう官製ワーキングプア集会・東京実行委員会 作成資料)

●会計年度任用職員制度自体に問題があります

会計年度任用職員制度は、1年毎の任用を原則とした法律です。はむねっとは、継続して必要とされる職についても、会計年度任用をあてはめていく現在の「会計年度任用職員制度」には、大きな問題があると考えています。

先行して、3年ごとの公募が実施されている国家公務員の非正規職員(期間業務職員)の方たちが、すでに、こうした公募のあり方を問題化してきています。また、非正規の公務員にも、一般の労働法制にある「無期転換権」の導入などの、安心して業務にあたれるような制度設計が必要だという要求もこれまでに出されてきました。

一般の労働法制にある「無期転換権」も、実際には、無期化逃れの事例が後を絶たず、本来、雇用の安定をもたらすはずの制度が、十分に機能していないという指摘もなされてきています。しかし、非正規公務員に関わる法制度には、こうした安定任用の理念すら示されていません。

本来は、公務労働の分野こそ、民間に先んじて、安定雇用といった労働の基本理念が貫かれる必要があるのではないでしょうか。私たちは、今年度末に全国で行われる可能性が高い、本来、無用なはずの「公募」の実施をなんとしても辞めてもらいたいと考えます。

関連情報】

【会計年度任用職員制度関係】

★随時更新中★

New!労運研レポート5月号より転載:「会計年度任用職員制度3年目の課題」 三澤昌樹(全国自治体労働運動研究会)

コロナ禍で社会支える「非正規公務員」悲惨な待遇 女性たちを沈黙させる「会計年度任用職員」 竹信 三恵子 : ジャーナリスト、和光大学名誉教授 東洋経済オンライン 2022年3月17日 https://toyokeizai.net/articles/-/538781

非正規公務員 遠い処遇改善 4分の3が女性「将来に不安」9割 日経新聞 2021年9月20日 

あっさり切られるだけ? 「会計年度任用」1年の現実 朝日新聞 末崎毅、岡林佐和、編集委員・沢路毅彦 2021年5月23日 https://www.asahi.com/articles/ASP5J011KP4TULZU00X.html?ref=pc_rensai_long_479_article

【ハローワーク非正規職員関係】

ハローワーク職員「私たちだって雇い止め」、公務員“非正規リストラ”の深刻 ダイヤモンド編集部 2021.3.22 5:25  https://diamond.jp/articles/-/265797

ハローワーク非正規職員がいじめ・パワハラのまん延を告発、雇い止め不安が生む“地獄”『週刊女性』2021年5月4日号 https://www.jprime.jp/articles/-/20652

はむねっと語り場Vol.2  https://nrwwu.com/narrative_2/

チェンジオルグ ハローワーク非正規相談員を毎年解雇の恐怖にさらさないで!!

◆はむねっと要望書 「会計年度任用職員制度を見直してください」(2021年11月28日)

日本労働弁護団「会計年度任用職員制度に対する意見書」(2020年3月4日)

※情報は随時更新していきます。情報提供、大歓迎です。よろしくお願いします。

“大量離職通知”と“フルタイム会計年度任用職員の雇用保険適用除外”について、厚労省ヒアリングを行いました。

2023年2月6日に、“大量離職通知”と“フルタイム会計年度任用職員の雇用保険適用除外”の2点について、厚労省ヒアリングを行いました。はむねっとも加わっている非正規公務員の雇用安定を考える懇談会メンバー5人が参加しました。参加者が書いた報告と回答要旨、事前質問書を掲載します。

会計年度任用職員全員が対象!!-ほとんどの自治体に「大量離職通知書」の提出義務!(レポーター・安田真幸 非正規公務員の雇用安定を考える懇談会/連帯労働者組合・杉並)

昨年(2022年)7月27日、大河原衆院議員の立会いのもとで「非正規公務員の雇用安定を考える懇談会(以下、懇談会)」(なくそう!官製ワーキングプア東京集会実行委員会に参加する団体・個人で構成)として、総務省・厚労省・内閣府男女共同参画局との「省庁懇談会」を持つことができた(2022年7月27日レポート)。その時に取り上げた課題の一つが厚労省職業安定局が所管する「大量離職通知」だった。

労働施策総合推進法27条と関連省令では、「30人以上の離職者が発生する場合」は、「一ヶ月以上前に」、「知事は都道府県労働局に、市町村長はハローワークに」、「通知する」義務を負っている。この規定の趣旨は、地域の雇用に大きな変動を与える場合は、事前に地元のハローワークと連携して、求人の開拓や職業紹介・職業訓練を実施することにある。

残念ながらこの通知提出それ自体は、雇止めの再考を促すものではない。しかし、自治体が何の痛みも感じずに、非正規公務員を使い捨てにする現実がある。この現実に対して、雇用主としての責任(=再就職先の斡旋など)を自覚してもらう手立てとして活用したい、と考えたためである。

7/27「意見交換会」では、厚労省の「対応を検討したい」、総務省の「会計年度の職は1年限りと制度上なっており、雇止めには当たらない」との対称的な回答となった。この厚労省回答のその後の検討と実務的な取り扱いとを確認するために、今年(2023年)2月6日、再度厚労省にしぼって「省庁懇談会」を持つこととした。併せて労働相談で浮き上がってきた、退職手当を支給される「フルタイム」非正規公務員に雇用保険が適用されないことで生じる「失業者の退職手当」問題も取り上げた。

以下はその報告である。なお、有期フルタイム公務員労働者の[退職手当と雇用保険適用除外]問題については、なくそう!官製ワーキングプア東京集会実行委員の本多伸行さんからのレポートである。最後に、当日参加した非正規公務員当事者からの感想を掲載した。

「会計年度任用職員全員」が「離職者」となる!!

⇒ ほとんどの自治体に「大量離職通知」の提出義務!
「省庁懇談会」は、大河原衆院議員の立会いを得て約1時間行われた。懇談会からは5名、厚労省からは職安局首席指導官室2名、職安局雇用保険適用係1名の合計3名が出席。冒頭で「(厚労省の内部検討を経て)リーフレットを作成し、昨年11月8日にホームページを改修した」、「(総務省の協力を得られなかったため)自治体も閲覧可能な厚労省の『ワンパブリック』にリーフレットを掲載した」との説明があった。

今回の解明すべき重要なポイントは二つ。①「離職者」の対象となる範囲、②提出すべき職場単位である「一つの事業所」の解釈・運用、である。

・厚労省:「再就職援助計画」と「大量離職届・大量離職通知書」のページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/other36/index.html
・厚労省:国と自治体向けのリーフレット
https://www.mhlw.go.jp/content/001010422.pdf

①「会計年度任用職員全員」が「離職者」に当たる!!
厚労省HPによれば、「事業主都合離職者」、「定年退職者」が含まれることは明らかだった。私たちは「再任用が予定されている定年退職者が含まれるのなら、再採用の可能性があっても3年公募制にさらされる会計年度任用職員も含まれるはず」と考え、厚労省の回答に注目していた。質疑の中で明らかにされた内容は、私たちの予想を超えるものだった。

「会計年度任用職員全員が対象となる」、この回答を受けて会場はどよめいた。「(総務省の考え方を踏まえれば)雇用がいったん切れている、ということなので・・・」と続いた。極めて原則的な判断(一同、心の中で拍手?!)であった。会計年度任用職員だけでも、ほとんどの自治体で30名を超える。定年退職者などを加えればさらに増える。予想を大きく上回る自治体が提出義務を負うこととなる。

②「人事・労務、給与の支払い状況などのまとまり」が提出すべき事業所の単位!
あとは提出する事業所の単位をどの範囲で見るかだ。自治体全体で30名を超えていても、各部署ごとを単位とすれば30名を超えない可能性がある。保育所を例にとれば、個々の保育所か? ⇒保育所一括か? ⇒事務方含めた保育事業全体か?、などが単位として考えられる。

厚労省回答は「人事・労務、給与の支払い状況などのまとまりを考慮して判断する。」とのことだった。質疑の中で「例えば保育所の場合、人事・労務、給与の支払いなどが組織内で完結していれば(提出単位)となる。」、「公務の場合の目安として、雇用保険適用申請の際の「事業所」が参考となる。」との考え方が示された。会計年度制度以降は、多くの自治体が人事・給与事務を一括管理するようになってきている。分けたとしても首長部局と教育員会、公営企業、くらいだろうと思われる。いずれも30人は軽く超えるのではないだろうか?

③2月中には通知が必要
ほとんどの自治体が提出義務を負うことが明らかになった。残る問題は「いつ提出するのか?」である。法的には「最後の離職が生じる日の一ヶ月以上前」となっている。自治体の場合、3月31日の離職者がほとんどであるから、2月中には提出しなければならない。

④記入すべき「再就職の援助のための措置」と「再就職先の確保の状況」
厚労省リーフの記載例によれば、「再就職の援助のための措置」としては、再就職援助の体制や具体的な方法の記入が例示されている。「再就職先の確保の状況」では「再就職先が決まっている場合はその事業所数、人数を記載してください。」と実効性のある記載が求められている。
いずれも、ほとんどの自治体が軽視し、取り組んでこなかったことである。ほとんどの自治体は、何の痛みも感じず非正規公務員を使い捨ててきた。再就職先の斡旋など、考えても来なかっただろう。非正規公務員課題に誠実に取り組む労働組合があるところを除いては……。

早急に取り組みを始めよう!
事態は切迫しています。残念ながら時間にゆとりはありません。早急に取り組みを進める必要があります。とりあえずの取組は以下です。「大量離職通知」提出義務の問題を自治体の人事当局に知らしめるところから始めましょう。

①雇用保険取り扱い単位の解明=どこが手続きをやっているのか?
・杉並区では、「人事課が一括して行っている」とのことでした。ならば、杉並区長が一括して「大量離職通知」を提出する義務を負うはずです。

②大量離職通知について人事担当にハローワークへの確認・問い合わせを求める
・具体的実務はハローワークが行います。ハローワークとの連携を強めましょう。

★2月中には提出を!と強く要求していきましょう!!

有期フルタイム公務員労働者の[退職手当と雇用保険適用除外]問題(レポート・本多伸行 なくそう!官製ワーキングプア東京集会実行委員)

続いて、有期フルタイム公務員労働者の[退職手当と雇用保険適用除外]問題についての厚労省との質疑応答と面談やり取りの内容を報告します。

<厚労省への質問>
〜非正規労働者に対する雇用政策について〜
雇用保険法の目的(第一条)は、「労働者が失業した場合及び労働者について雇用の継続が困難となる事由が生じた場合に必要な給付を行う」、「労働者の生活及び雇用の安定を図るとともに、求職活動を容易にする等その就職を促進し、あわせて、労働者の職業の安定に資するため、失業の予防、雇用状態の是正及び雇用機会の増大、労働者の能力の開発及び向上その他労働者の福祉の増進を図ることを目的とする」です。

しかしながら、雇用保険法第6条第6項は、有期雇用フルタイム公務「非正規」労働者をも雇用保険から適用除外しています。それは、雇い止めを含む離職において、強制加入で保険料を納付してきた当該労働者の雇用保険歴(受給権)を無にしてしまうことです。

これは、高い失業のリスクを抱えて働くフルタイム公務「非正規」労働者から、唯一の失業セーフティーネットを奪うもので、あまりにも不公平です。 
これを救済する措置とそれに関する通知は、存在しないのでしょうか?  

<厚労省の回答>
①国家公務員退職手当法第10条(失業者の退職手当)に適用すること者は(一律ではないが)雇用保険適用の対象とならない。
②雇用保険は「掛け捨て型の保険」
③退職手当に加えて雇用保険給付だと国•自治体の事業主負担が生まれ「税金の二重払い」となってしまう。
④(総務省の退職手当条例準則が、短期離職でその退職手当支給額が雇用保険加入の場合の失業給付想定額を下回る時はその差額を補填するとしていることについて)非正規職員で退職手当条例適用以前の雇用保険加入期間がある者について、これを含めて差額補填するかは各自治体判断となる。

<私達の指摘と要請>
①公務員の退職手当制度は「正規)(=無期雇用)公務員をモデルとしており、要は“恵まれた退職手当を受ける者は雇用保険法を適用しない”というもの。しかし、自治体だけで推定100万人とも言われる「非正規」(=有期)公務員にこれをそのまま準用するのは大きな間違い。

②日本の離職についての労働政策は、雇用保険法の強制加入と退職金制度の奨励(中小企業退職金共済法で助成)二本立てで生活保障する形。その処遇格差と貧困が社会問題となっている官製ワーキングプアから雇用保険加入権を奪うのは不当。

③義務加入で生活/生存のセーフティネットとしている雇用保険を「掛け捨て保険」と表現するのは失当。※そうならば健康保険も介護保険も「掛け捨て保険」となり、その社会保障的性格が打ち消される。

④会計年度任用制度で総務省が雇用継続を「(いったん退職させて)再度の任用」「公平性から3年公募(奨励)」とするのは有期公務員のすげ替え=失業を誘導するもの。その結果、無用な失業給付が膨らみ雇用保険財政が圧迫される。ハローワークは大量離職通知の受理の際にその妥当性をチェックし、妥当性なきすげ替え離職と雇用保険の無用な支給を防止指導すべきである。

⑤有期公務員を適用除外とするは現行雇用保険法の欠陥。早期の改正を求める。更に、それまでの間の暫定的救済策を求める。少なくとも、有期公務員で退職手当条例適用以前の雇用保険加入期間がある者についてはこれを含めて差額補填するよう、総務省と共に国・自治体に対して、奨励して欲しい。

⑥厚労省と総務省が一致せず官製ワーキングプアに労働者保護がかからないのは国の政策の混乱であり“内閣不一致”である。そして、日本の労働政策の柱は「非正規労働者への格差と貧困の解消」であるのだから、改めるべきは総務省である。また、公務職場での雇用と処遇は民間企業に範を示すものであり、当然の使命である。

2023年2月6日 厚労省担当者との省庁懇談会に参加して(レポーター・懇談会参加者)
前回に引き続き、一会計年度任用職員として、省庁懇談会に参加させていただきました。今回は厚生労働省のみで、そのせいか、より労働者側に立った回答をいただけたように感じました。

一つめの話題は「大量雇用変動の通知」についてです。1つの事業所で30人以上の離職者が出る場合はハローワークに届けなければならない、というもので、かつてわが市の担当者は「会計年度任用職員については対象にならないと考えている。」と言っていたので、気になっていました。そのため、厚労省の方の「対象になります。」という答えを聞いて“やはりそうだよね…公募にかけるということは解雇と同じだよね…”と思っていたら、続けて「会計年度ごとに任用されるという制度なので(公募の有無にかかわらず)毎年対象になります。」と話されたので、とても驚きました。

“でも「1つの事業所」の単位が住所ごとだったら、うちの図書館は30人もいないからやっぱり対象外か…”と喜びすぎないよう気を落ち着かせていたら、「事業所の単位は指揮命令系統や給与の支払い状況などのまとまりを考慮し判断します。目安としては、雇用保険適用申請の際の「事業所」が単位となります。」という回答で、これはいよいよ私ら全員対象にならざるを得ないと確信し、市当局への疑念が沸き上がってきました。

ただ、この通知は「あくまでハローワークでの再就職支援の助けとするためのもので、出さなければ罰則があるわけではない」とのこと。本来は正規職員の退職も対象になるらしく、自治体はそれほど気に留めないかもしれない。でも「法律上の義務であることは間違いない」と答えていただいたことに、とても力をもらいました。そして「『再度の任用』ではなく『更新』であれば、通知を出す義務はないか?」の問いに「その通りです。」と即答。泣きそうになりました。

実際、全ての自治体が法律どおりに「大量雇用変動通知」を提出したら、毎年いったいどれほどの量になるのでしょう? ぜひやってもらいたいと思います。

考えてみたら、昔から将来も継続して存在する仕事、自治体に欠かせない仕事なのに、「新たな職への新たな任用」という屁理屈で、同じ人を別人みたいにみなして都合よく使えるようにした制度がそもそもおかしいのであって、「労働法ではこうなのに」⇔「公務員は適用外」の言葉の応酬に疲れて、こちらもつい“民間と違うからしょうがないのか…諦めるしかないのか…”と飲み込んでしまいそうになっていたところを、厚労省のみなさんに「いや、やっぱりおかしな制度なんですよ」と(そんなつもりはないだろうけど)教えてもらった気がします。

また、厚労省からは(会計年度職員に関するものを含め)直接自治体に通知したりすることはできない、ということもわかりました。総務省を通じてしかできないことに、(気のせいかもしれないけど)厚労省も歯がゆく思っているように感じました。

二番目の話題は、フルタイム会計年度任用職員が退職金を受け取れるようになったがために、それまで払い続けた雇用保険から除外され、雇止めにあった時に受け取れる額が大きく減額されてしまうという問題でした。

私はパートなので、フルタイムの人が退職金がもらえるようになったことを純粋に収入のプラスになる良いことだと思っていましたが、まさかこんな落とし穴があったとは!雇用保険加入を続けていたら貰えたはずの額との差額を支給するかは自治体判断とのことですが、それこそ通知を出して支給するようにすべきだし、会計年度任用は最も雇用が保障されていないのに、雇用保険から外れるということが信じられません。

会計年度任用という無理やりな雇い方によって、保育園の就労証明に「更新あり」と書けない、毎年ハロワに通知を出さなければならない、20年払い続けた雇用保険の給付を受け取れない、など想定外の様々な支障が発覚しつつあるように思います。とにかく早く何とかしてほしい、私たちの不安をなくし、誰もどこも困らないような制度にしてほしいと願うばかりです。

資料)厚生労働省への事前質問書 回答要旨

全都道府県・市町村と特別区人事委員会に緊急要望書を送りました!

この度、公務非正規女性全国ネットワーク(はむねっと)では、<1789(いちななはちきゅう)プロジェクト>と名付けて、全国の地方自治体1788と特別区人事委員会、合わせて、1789か所に、「会計年度任用職員の不安定雇用問題に対する緊急要望書」と、「公務非正規女性全国ネットワーク(はむねっと)2022年調査結果報告」を送付しました。

送付した要望書は下記の通りです。

送付文書(鏡文)
要望書(人事委員会)
要望書(公平委員会)
要望書(首長宛て)
要望書(議長宛て)

封入した書類
封入した書類
封入作業風景
封入作業風景
要望書を入れた段ボールの山
要望書を入れた段ボールの山

◆プロジェクトの背景
はむねっとでは、昨年と今年の二度に渡り、非正規公務員を対象とした調査を行い、全国の当事者と対話を重ねてきました。その結果、雇用の不安定さに強い不安を感じる、低い賃金、待遇が固定化しており、無力感や絶望を感じるという声が全国であがっていることが明らかになりました。

こうした不安の声は、全国で、「会計年度任用職員」として働く、保育士や司書、学芸員、社会教育施設や女性関連施設の職員、児童相談所や女性相談センター、消費生活センター等々の相談員、学校教員、給食調理員、また、役所で事務職として働く人たちから上がってきています。

恒常的に必要で職員の継続性の中でこそ充実が図られる公務の仕事は、本来、単年度任用の職ではなく、働き手が安心して働き、暮らしていける職に位置付けられるべきです。そして、現状のような、不安定にも関わらず、責任は課せられ、多くの場合は低賃金で、働き手としての尊厳も守られない職では、人が定着せず、公共サービスの不安定化が避けられないと私たちは考えています。

さらに、今年は、会計年度任用職員制度がはじまって3年目となっており、総務省がつくった事務処理マニュアルの例示、「再度の任用を行うことができるのは原則2回まで」にならい、年度末にかけて、数十万人の「雇止め/公募」が行われる見込であることも明らかとなっています。

私たちは、会計年度任用職員の任用に、3年で公募が必要とする法的義務も根拠もなく、公募なしに任用する自治体もあれば上限年数を定めていない自治体もあることから、せめても、継続を希望する会計年度任用職員について、一律の「公募」を辞め、希望者が、安心して働くことができるような方策を取るよう求めました。加えて、処遇格差の是正や抜本的な制度改正を求める動きを、地方から起こしてもらいたいという願いを込め、要望書を提出しました。

会計年度任用職員制度の見直しにつながる運動が、全国各地で、さらに、広がることを、切に願っています。

院内集会後の活動~全国の自治体に要望書を発送~

以下の取り組みを、院内集会後の活動として行います。
全国の自治体に要望書を発送するのは、12月18日です。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
   1789(いちななはちきゅう)プロジェクト 始動!
   ~公務非正規・当事者の声を自治体へ届けよう!!~
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
個人で、組合で、議員を通して、聞いてみて下さい、活用して下さい

みなさま

 公務非正規女性全国ネットワーク(はむねっと)では、昨年と今年の二度に渡り、非正規公務員を対象とした調査を行いました。
調査結果から、会計年度任用職員制度によって、当の会計年度任用職員の雇用の安定だけでなく、公務の充実や持続可能性の観点からも多大な問題が生じていることが見えてきました。


そこで、関係する諸団体の協力を得て、関係省庁に要望書を提出し、11月9日に院内集会を開催するなどの活動を経て、国だけではなく、自治体への働きかけも必要と判断しました。


更に、この取り組みを「1789プロジェクト」と名付けて、「会計年度任用職員の不安定雇用問題に対する緊急要望書」と、「公務非正規女性全国ネットワーク(はむねっと)2022年調査 結果報告」を、1789か所(全国の地方自治体1788と特別区人事委員会)に郵送するとともに、非正規公務員と住民に対して周知するため、はむねっとのホームページで公開し、マスコミ各社へプレスリリースすることにしました。

要望書は、各自治体の首長、議会議長及び人事委員会・公平委員会に宛て、12月18日に発送予定です。封入や発送作業は、相当な作業量になりますが、これまでも共に活動をつくってきた方々の協力をいただき行う予定です。18日以降に要望書の内容を、はむねっとホームページでも公表します。

皆さんにお願いです!!
はむねっとの予算で要望書は送付できますが、回答を返信していただく郵券までは準備できませんでした。


そこで、要望書が届いたころを見計らって、皆さんがそれぞれの自治体で、はむねっとからの要望書は届いたか、どのように対応するのかを問い合わせてください。地域にお住いの皆さんのお声がけが大きな力になって、会計年度任用職員制度の見直しにつながる運動が全国各地で広がることを期待しています。ご一緒に運動を広げていきましょう。

公務非正規女性全国ネットワーク(はむねっと)代表 渡辺百合子

11.9 はむねっと緊急院内対話集会 賛同メッセージ

お寄せいただいた賛同メッセージ、現場からの声、ご了解を得て掲載させていただいています。引き続き、どうぞ、賛同メッセージ、現場からの声、お寄せください。入力フォーム

短期間に現場の声を政策につなげる活動に心から敬意を表します。私たち市民への公務サービスを担う女性への理不尽な扱いに怒り、皆さんの声に耳を傾け性差別大国日本の政治を変えたい。(北京JAC)

数年前から会計年度任用職員として働く機会をいただきました。仕事は市税関連で職員の方のお手伝い。しかし、これをやるのは非正規で良いのか?といった仕事もあり、疑問も感じています。少なからず専門知識も身につき、職員と全く同じではないが、それなりの仕事を任せられるようになると、公募制度のたび、それ以前に年一度の更新の声がかかるかどうか不安に襲われます。決して高くない賃金で残業代も出ず、雇用も不安定で… 任期制度の撤廃、賃金の見直しをお願いしたいところです。(匿名希望)

専門知識と経験が必須の婦人相談員や女性相談員を非正規雇用ではなく正規雇用とし、充実し連携がとれ、二次被害のない被害者支援にしていくことが必要。(すどうのぶえ 社会福祉士 相談員)

公立と私立の女性関連施設や学校で、約20年、主に司書として情報提供の仕事をしてきました。/専門的なスキルが必要な仕事である図書館司書や女性関連施設職員が将来に希望を持てない雇用形態の中で、悩みながら市民を支えている現状を現場で見てきました。/私は、職員が短期間で辞めさせられる制度に反対します。/また、DVや性被害など深刻な被害者に寄り添う女性相談員が、長期にわたる当事者との信頼関係が大切な仕事であるにも関わらず、スキルもあり心ある相談員が短期間に交代させられている現状が、被害者救済を妨げ、被害を深刻化する重大な問題になっていると感じています。/公務職場の仕事は、私たち市民が安心して生きていける社会にするために、職員が経験を積み、安心して働ける仕事にしていかなければいけないと強く思います。(川口みゆき 元女性関連施設職員・女性と情報を結ぶみゆ企画)

公務員削減は、この国の政治や経済も劣化させました。地域からでも公務員増やす方法考えたいです。(伊藤みどり ホームヘルパー国賠訴訟原告)

公務現場における女性労働者の使い捨ては人権侵害です。安心して働ける労働条件を整備し、均等待遇を実現することを求めます。共に力を携えあいましょう。(働く女性の人権センターいこる)

より良い公共サービスのためにも、必要のない有期雇用契約を無くして雇用の安定を! 非正規雇用差別をなくそう!(下町ユニオン(東京東部地域ユニオン協議会))

わたしも事情はちがいますが、かつて(1970-80年代)国立大学の非常勤講師を12年間勤め、片道2時間かけて一コマの授業のために通っていた時(手当は月額2万円くらいでした)、ある日「代わりを専任で採用した」と一方的に契約解除されたことがあります。その時。自分の仕事上の実績はまったく認められないのだと痛感しました。それは人権を否定されるのに等しいという実感でした。この運動とケースはちがうかもしれませんが、会計年度で切り捨てられる方たちも同じ思いではないかと思い、応援するしだいです。(米田 佐代子 女性史研究者)

自治体という公務現場で、いつでも首切り可能な不安定雇用という在り方が続くことは異常と考えています。公務現場は民間のモデルになる必要があります。人が生きていく上で最も必要な対人サービス業の労働条件を最低にしておくことは、憲法違反ではないでしょうか?今すぐ改善すべきです。正規と非正規の賃金差別も当たり前のように続いていますが、これは明らかに女性差別であり、人権侵害だと思います。不当な格差は国際基準の職務評価を実践することで是正が可能です。労働組合はぜひともILO100号条約を研究し、職務評価に着手していただきたいと思います。「見えなかった」「見ようとしなかった」女性たちの労働の価値を見直し、公正な労働条件にすべきです。(屋嘉比ふみ子 ペイ・エクイティ・コンサルティング・オフィス(PECO))

私も会計年度任用職員として働いています。正規の職員さんと同じ仕事内容なのに待遇が違いすぎる、とよく感じます。5年雇い止めもどうなるかわからず不安です。(婦人相談員 匿名希望)

非正規労働の賃金差別、雇い止めは、労働への意欲をそぎ、労働者の生きる活力を根こそぎ絶やすものです。同一労働同一賃金!雇い止めに大反対です!はむねっとの活動に、みんな〜!、注目〜!(匿名希望)

非正規労働者の雇用の安定、労働条件格差是正のために共にがんばりましょう。(連帯労働者組合板橋区パート)

非正規公務労働者が抱えるストレスや健康不安が少しでも軽減されるような取り組みが求められていると思います。(東京労働安全衛生センター)

会計年度任用職員制度は、雇用に責任を持つべき雇用者を免罪する制度で許せないです。何のために毎年、公務員としての「宣誓書」を出させるんだろう?
公務非正規の労働者がストライキをすれば、公共サービスは立ちいかなくなる。「非正規」労働者がゼネストすればこの社会はストップします。はむねっとの運動をその一歩にしたいですね。根拠もなく賃金と身分に格差をつけ労働者を分断する、女性の生き方を大きく規定する「正規」「非正規」という労働のあり方ー差別をなくしていきたい。労働運動も連帯しますよ!(京極紀子 神奈川県共闘・女性相談)

人は幸せになるために生きている。人間らしい生活をするために働いている。働くことは、生きること。共に働くと言うことは、人生の貴重な時間を共にするということ。私たちを支える仕事をしてくれている人たちが、不安を抱えながら生きているなんて、こんな社会は間違っている。公務非正規で働くの問題は、私たちの問題だ。(女性ユニオンぷらす 代表 黒澤 清美) 

雇用年限と公募再採用の撤廃の取りくみをともにすすめていきましょう!(連帯労働者組合・杉並)

「人生100年時代」を生きるぱっとしない中年のいまと未来を考えるメディア まんなかタイムスです。ぱっとしない中年にとって公共サービスは大事なセーフティネットです。そのネットを構成している職員が実は明日をも知れないという事態は本当に困ります。制度の設計ミスにほかなりません。(まんなかタイムス)

暮らしと仕事と市民活動、3つをバランスよく持てる社会を!(女性グループ翼(ウィング))

ATTAC と言うグローバリゼーションに反対する市民運動のグループの中で公共サービスの民営化に反対する運動を展開しています。郵政民営化、水や医療(都立病院のPFI化)、教育の民営化に反対してきました。会計年度任用職員制度ーひとびとの生活、命を守る現場で働く人が、自分の命をないがしろにされることに反対します。とりわけ、女性がその労働を担っている現実は日本社会の性差別の象徴だと思います。同じ仕事をしているなら同じ賃金を!自治体は雇用者としての責任を果たせ!雇い止めを許さず、無期転換の雇用を勝ち取りましょう!(attac公共サービス研究会)

女性の貧困、子どもの貧困をなくしたいです。(NPO法人エンパワメント福岡)

図書館の現場を支えているのは非正規の女性の労働者たちです。図書館サービスの維持発展に図書館員としての経験の蓄積と自己研鑽は不可欠です。また、図書館に働く人たちも含めて劣悪な労働環境を解消することは、社会として当然になすべきことと思います。運動が前進することを願います。(池沢昇 東京の図書館をもっとよくする会・事務局長)

雇用年限、公募再採用、力を合わせて、なくしていきましょう!(木下忠親 連帯労働者組合・杉並)

女性たちの貧困原因は非正規雇用にあり!公務も民間も現場から行動して変えよう!(全労協女性委員会)

私たちの組合では、週15時間30分以上の勤務時間がないと期末手当が1円も出ないことを改善する取り組みをしています。たった16時間足りないために期末手当が出ない職種があります。職場のなかで、1人だけ出ないのです。ひどい!!(朝霞学校ユニオン)

はむねっとが発足して、今まで知られていなかった非正規公務員(しかも、女性!)の待遇や正規職員との格差が注目されるようになりました。これからも現場の声を拾い上げてください。応援しています。(全統一千葉市非常勤職員組合)

これ以上「官製ワーキングプア」を生み出さないよう、全国の自治体に責任ある対応をとらせましょう。(岡田健一郎 高知大学教員)

雇用者は労働者の雇用を保障すべきです。「会計年度」を理由にした一年かぎり、もしくは2回の更新、いずれも根拠を持たないと思います。「公募性」を名目にした首切りに抗議します。公務職場にも無期雇用転換を求めます。同じ職場で働いていて、労働条件がばらばらであるのに、それを当たり前にする職場は情けないです。みなさんといっしょに誰もが安心して働ける職場を作っていきます。(全国学校事務労働組合連絡会議(全学労連))

STOP!三年公募制!STOP!会計年度任用職員制度!STOP!女性差別! ともに行動します!(中原純子 全労協女性委員会)

当事者が団結すること、声を上げることは現状を変える最も大きな力になると思います。貴団体の活動に敬意を表します。決してあきらめず、一緒にがんばっていきましょう。(非正規労働者の権利実現全国会議)

ますます増える非正規の公務員女性労働の問題を地道に取り組んでこられた先駆性に敬意を表します。(ワーキング・ウィメンズ・ネットワーク(WWN))

社会教育の現場でも非正規職員に関わる問題が各地で発生しています。本集会に連帯すると同時に、当団体としても各種の取り組みを進めたいと思います。(社会教育推進全国協議会)

はむねっとのみなさんの活動を応援しています。神奈川県内の公立小中学校等の事務職員の労働組合です。組合員の中には、フルタイムの臨時的任用職員もいて、今年度今現在、任用が決まってない人もいて生活不安を抱えています。ひどいです!
今、学校現場で働く人は、国の定数基準で守られた教員と事務職員(欠員も多く、欠員補充は非正規ですが)以外はほとんどが会計年度任用職員もしくは民間委託の労働者です。
 さまざまな職(学校用務、図書室、理科アシスタント、介助員、給食調理、学習支援、非常勤講師、学校カウンセラー・・・)の会計年度任用職員によって学校は成り立っています。会計年度任用職員制度導入後、毎年度、宣誓書に署名を求められるようになりました。地公法の枠の中に置かれ、正規の公務員と同様の責任と覚悟が求められるけれど、ほとんどの職がほぼ最低賃金並みの賃金しかもらえていません。生活できる賃金とは程遠いです。なぜ非正規なのかと言えば「安上がりの労働者」の一言につきるとおもいます。学校事務職員は、それぞれの労働条件を知り、矛盾も見えるので、不公平な学校現場の状況を日常的に感じます。私たち学校事務職員自身も合理化の対象でもあり、「教育の民営化」が進行する学校状況を日々感じています。底辺への競争はまっぴらごめんです。あるべき公共サービスとは、共に働く労働者の労働条件を平等にするところからしか始まらないと思います。みんなの力で「公募」という建前での脅かしをやめさせたいです。そして、1日も早く安定的な雇用と賃金の大幅アップの均等待遇を勝ち取りましょう。いっしょに闘っていきます。(学校事務職員労働組合神奈川(がくろう神奈川))

学校司書の不安定な働き方が、学校教育推進の妨げとなっています。学校司書が専門性を十分にいかし、実績を重ねていける働き方が保障されなければ、子どもたちの最善の利益が生まれる場をつくることはできません。学校司書の身分、勤務条件の整備充実を切望しています。(学校図書館を考える全国連絡会)

3年公募はすさまじい人権侵害の制度です。ハローワークでこの制度行われている(!)と知ったときは、これが最初で最後の報道になってほしいと願いを込めて「パワハラ公募(公募によるパワハラという意味)」と名付けてネットマガジンに記事を書きました。ただ、それがなんと、女性が8割近くを占める自治体非正規にも拡大されそうということに、怒りを禁じえません。これを阻止することが、日本の働き手全体の労働権を守ることになると感じています。(竹信 三恵子 ジャーナリスト・和光大学名誉教授)

はむねっとの皆さまの取り組みに敬意を表します。このような理不尽な雇い方はなくしていきましょう。北海道でも取り組みを強化していきます。(川村雅則 北海学園大学教授)

私も非正規公務員でした。雇止めが近づくと本当に不安でした。少しでもその不安の解消ができるよう、自分のできることから働きかけて行きたいと思います。(江川 あや 旭川市議会議員)

非正規雇用の待遇の問題は、今後ますます日本の未来にむけて役割が期待される図書館の世界でも、喫緊の問題と思っております。(太田剛 図書館と地域をむすぶ協議会 代表/慶應義塾大学講師)

3年で雇い止めは住民の安心安全を壊す暴挙です。ぜひ止めていきましょう!(さとうしゅういち 広島瀬戸内新聞社主・介護福祉士・元広島県庁職員)

会計年度任用職員制度、はむねっとの活動などによって実態を知れば知るほど、公共サービスを支える労働者にとってもサービスを受ける私たち市民にとってもデメリットばかりだなと。いまの制度は必要ありません。はむねっとの活動を応援します。(鶴丸周一郎 名古屋ふれあいユニオン)

6か所の大学で働いていますが、連絡が届いてなかったり、コマ数を減らされそうになったり、「大事にされてないな」と思うことが積み上がると、地味にダメージです。しかし対応する大学職員も非正規雇用が増えていて、どこに怒ったらいいか…みたいな気持ちです。不利な立場にいると動きにくいと実感するので、みなさんの運動に励まされます。(松波めぐみ 非常勤講師、登録ヘルパー)

会計年度任用職員制度は、専門的な技能を持つ非正規公務員を一年ごとに細切れにていよく使い、そして雇止めにする不安定雇用です。公務労働はある意味福祉、教育をはじめとしてなくてはならないエッセンシャルワークです。それに携わる人たちが誰もが安心して働けるために、3年ごとの雇止め・公募はもちろん会計年度任用職員制度そのものを廃止して、永続的に働ける制度への抜本的な改善を求めます。(後藤陽司 フリーランスユニオン、ワーカーズコープ東海事業本部)

全国の公務非正規職員、外部委託・民間委託化労働者の苦悩や苦闘に学び、一緒に頑張っていきます。(ユニオンらくだ・非常勤嘱託職員部会)

公共サービスの担い手が短期の有期雇用はあり得ません。無期転換制度の確立が必要です。(NPO法人働き方ASU-NET)

会計年度任用職員の公募制廃止、正規職員との均等待遇のため共に頑張りましょう!(「なくそう!官製ワーキングプア」大阪集会実行委員会)

公務非正規は8割が女性です。間接差別の実態の改善は自治体の責任です。早急に改善させるために、力を合わせていきます。(川西玲子 NPO法人働き方ASU-NET)

先日、神戸市内で地域のNPO法人主催の「見えない子どもの貧困と、地域共生社会の実現」とのテーマで 湯浅誠さん(派遣村・野宿者支援の経験者)の講演会が開催されて、定員のに半分に制限)250人が参加していました。そこで私は「子どもの貧困もなかなか見えないし、見ようとしないと実態も分からない。ところで、市役所などの役所で”公務員として働いて居る<官製ワーキングプア>”の問題も、「見えない」所に置かれています。我が事として知って、考えて欲しい」と発言しました。(内藤 進夫 あぱけん神戸相談員)

差別的な雇用は撤回すべきです。同一労働同一賃金を広めましょう。(藤井伸生 京都華頂大学名誉教授)

中学校の非常勤教員をしていますが、2550円の時給制。1日授業3コマに対して授業準備と後処理時間は実質30分での契約ですが、契約通りに働くのは不可能です。定期テストの作問も土日に行っている採点も、成績処理も勤務と認められず無給です。年間勤務時数が予め決まっているから、オーバーしないように勤務を自分で調整するよう、事務から言われる。意味がわからない。年休も消化するどころではない。そして、手取りは年200万円。経験は加味されず、何の評価もされず、ただ良心と責任感を食い物にされている気がする。むなしい。そんな非情な労働環境が当たり前の国に、未来も希望もないと思ってしまう。(学校図書館問題研究会)

 会計任用職員になって、期末手当が手取りで8万円×2回支給されるようになりました。それにより収入が非課税額を若干超え給付金の対象にもなりません。最低賃金が上がっても昇給もないので、実質、処遇は下向きなのではないでしょうか。
 婦人相談員は、R6年から困難な問題を抱える女性への支援を行いますが、自分自身が困難な問題を抱える女性です。業務は、どんどん多忙、複雑、高度なスキルを要求されるようになり、職員は全く対応できず相談員任せです。行政としては、人配がされていれば、どのような仕事をしているかは関心がないのではないかと思いますが、不利益を受けるのは相談者である市民です。厚生労働省は、「業務実態にあった婦人相談員の処遇改善を自治体に依頼している」と言いますが、自治体は「義務ではない」と言い一向に改善されません。
 多くの相談現場で、私たちの職場と似たような構図があるのではないでしょうか。
 毎日、DV、児童虐待、ヤングケアラー等、痛ましい報道がされています。
 会計任用職員は、簡単な仕事だ、正規公務員じゃないのに文句を言うなというコメントもよく見かけますが、このような命に関わる現場で、多くの専門知識をもった会計任用職員が仕事が丸投げされ、処遇改善もされず、やりがい搾取をされています。
 人配だけ満たしていればいいとする自治体だと、正規職員の定年延長により、現在の会計任用職員のクビは切られ置き換わるのではないかと心配します。専門知識を持ちソーシャルワークを求められる相談現場で、そのようなことが起きると、社会問題であるDV、児童虐待等の対策、対応はさらに混乱し世界から遅れを取ることになるのではないでしょうか。
 どうか、会計任用職員を「困難な問題を抱える女性」のままにしておくことを止めて下さい。
 9日の院内集会も応援しています。(匿名希望)

 関東の公立保育園で朝夕受け入れ時間帯の保育士をしています。会計年度職員です。「会計年度」と言いながら健康保険は変わることになるし、これで雇用を切られたらどうするのだろうと毎年不安です。国葬をする余裕があるなら保育士、介護福祉士待遇を上げるためにお金を使ってほしかったです。なんかピントがずれている気がして仕方がありません。時間数は確かに少ないですが、同じ職場で何年も働くことでその地域の保護者の価値観や考え方に添った子どもたちとのかかわりができていると思っています。
 正規の先生方は数年で異動していきますが、私たち短時間会計年度職員はその保育園に根差して仕事しているので充分価値ある存在です。異動してきた先生方は物の場所や子どもたちのことを私たちからも聞いていきます。3年に一度の契約更新なんて役所にとっても損なはずです。そんなこともわからないほど錆びついた頭なのでしょうか?ずっと公務員でやってきた人って楽でいいなあと思います。私は民間で何年も働いてきましたのでとてもシビアでした。どうぞ政治家、国家公務員の皆さんしっかり現場の心の声を聴いて目で確認して必要なところに適切な予算と人員配置をしてください。もっとうまくやれば少子化だって防げるはずです。よろしくお願いします。(ペンネーム ひまわりと青い空 保育士・会計年度任用職員)

 特別支援教育支援員を7年間勤めました。雇止めはなかったのですが、ある支援学級の担任には支援員に任せっぱなし、支援員で子ども達の勉強をみていました。その間教員はずっと自分の仕事をしたり、あげくの果てに長期休暇をとったりもしていました。不在にする場合は何か課題を置いてほしいと言うと「やり方合わないなら違う学校に行ってください!」と逆切れされました。教育委員会が見に来るときだけ授業をするふりをしていました。
 また、ある時は低学年2名を担当していましたが、年度途中に立ち話で教頭から3人目の子どもの担当を頼まれましたこともありました。うち2名が活発、1名は教室を飛び出したり、暴力をふるったりする児童で目を離すことができず、トイレに行く時間もなく膀胱炎になり、管理職に訴えましたが聞いてもらえず、教育委員会に話してようやく2名に戻してもらいました。支援員の多くが子ども達からの暴力にも耐え、あざを作っている方々を何人もみてきました。毎年行われる研修は形ばかりです。本当に子ども達のことを想うならば、もっときちんと研修をしてほしいですし、スキルが上がっている人は時給をあげるシステムにしてほしいと思います。今の小学校は支援員なしではやっていけないと思います。学校という小さな組織で声を上げられない方々も多いのではと思っております。活動応援しております。(匿名希望)

(私は女性でも非正規でもない公務員で申し訳ないのですが、)同じ職場で同じ仕事をする公務員なのに、待遇に独立した生計に支障をきたすほどの(!)格差、というより差別があることに納得ができません。また、安心して働くことができない職場において、まともな公務サービスを提供できるとは到底思えません。不合理な格差を解消するために、微力ではありますが私にできることは何でもしたいです。(すずネコ)